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小さな幸せに溢れる暮らしを。(ライフスタイルブランド『Little Rooms』Kie)

わたしは、わたしらしく。
ウェルネスプロテイン『KOREDAKEは、
人の健康と地球環境にやさしいブランドを目指しています。

このジャーナルでは、
私たちのプロテインに関わる生産者の方々をはじめ
ウェルネスやサステナビリティなどの領域で活動されている方へのインタビューを通して、
健康や環境について知るきっかけ、心と身体の「わたしらしさ」を取り戻すきっかけをお届けしていきます。

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ゲスト:Kie(株式会社 and 代表)
「小さな幸せ、愛おしい暮らし」をコンセプトに、インテリア雑貨の販売やメディアの運営をおこなうライフスタイルブランド『Little Rooms』を展開。2018年から開始したインスタグラムの合計フォロワーは100万人を超え、翌年からECサイトの運営も開始している。

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インタビュアー:内田小百合(『KOREDAKE』 管理栄養士)
商品監修をはじめとし、手軽にできて身体も心も満たされるウェルネスレシピを考案。

現在の活動ときっかけ

──今月のテーマは「プロテインと暮らし」。KOREDAKEは「暮らしに馴染みやすいデザイン」と評価をいただくことも。今回、SNSを中心に「暮らし」を提案するブランドを展開し、暮らしの専門家でもある Kie さんからお話を伺います。

Kie:初めまして。『Little Rooms』というライフスタイルブランドを運営している Kie です。元々、仕事が好きでハードに働いていた私は、自分の生活はないがしろで荒れまくりでした。帰宅して荒れ果てた自分の部屋をみて、更に落ち込むみたいな。そこで、家は自分にとって一番心地良い場所であるべきだよね、ということに気づき、今のブランドを始めました。

──今ではコロナの影響もあって、暮らしを大切にする人が増えましたよね。

Kie:はい。でも私たちの今の事業がスタートしたのは2018年。当時はあまり「暮らしを大切にしよう」という価値観はなく、SNSで「自分の暮らし」や「おうち時間の過ごし方」を載せる人もいませんでした。

そこで、ミレニアル世代(一人暮らし・二人暮らし)に向けて、Little Roomsの先駆けとなる、お部屋のコーディネートを紹介するSNSメディア『make my room』を始めたんです。ムーブメントが起き始めたのは、始めてから半年後くらいでしょうか。

──先陣を切っていたんですね。

Kie:かもしれません。加えてコロナで、より広まったし深まったと思っています。今でこそ慣れてきた感はありますが、最初はみんなストレスを抱えていました。

そこでInstagramを中心にSNSで沢山、おうち時間の楽しみ方を提案しました。コロナがきっかけでおうち時間をプラスに考えはじめたというお声もよく聞きます。

──家で過ごさなきゃいけないけど、家で過ごし慣れていない人はどうしていいかわからないですよね。気持ちの良い春なのに、友達とも会えなくて寂しかったな。

Kie:だからこそ、見た目や外見より、心や精神などの内側の自分と向き合う時間になったと思います。私の場合、育てている観葉植物の観察が好きだな、と最近気づきました。これまで芽が出ていても気づいていなかったけれど、今は新芽を発見すると嬉しい気持ちになります。

周りを見渡せば、これまで気にしていなかった小さな幸せが誰しもの近くに潜んでいるんじゃないかなと思っています。もちろんお部屋を色んなもので飾ることが好きな人もいますが、シンプルな部屋が好きな人もいますよね。そんな風に、きっと人の数だけ小さな幸せの定義は違うと思うので、まずは自分の好きなことを見つけて欲しいなと。

──暮らしの豊かさの定義って人それぞれですよね。自分にあった暮らしを探すためには、何は心地いいのかなとチャレンジしながら見つけていくしかかないんですね。

Kie:今は良くも悪くも時間が増えました。だから、何気ない瞬間に、誰もが小さな幸せを見つけることができるんじゃないかなと思います。ということは、今までの生活って自分に向き合う時間すらなかったってことなんですよね。

──なるほど。こういう話を聞くと、私の小さな幸せとは何かを考え出しちゃいます。ちなみに今のユーザーさんからはどんなコンテンツが人気なのでしょうか?

Kie:今は「本」の紹介が人気です。海外で流行っていて、本のハイライトを伝えたり、おすすめの本を教えてくださいなどの質問コーナーをしたり。根底には、他の人がどうしているのかを知りたいっていう気持ちがあるのだと思います。

──他者の生活をのぞいてみたい気持ちってわかります。

Kie:うんうん。そもそも暮らしを楽しむためには、自分の心地いい空間が整っていることが重要。空間が整ってきてから更にその先の暮らしや過ごし方をプラスにすることに手が伸びると思うんです。なのでそういった方は、他の人がどんな過ごし方をしているのか、どんな選択肢があるのか知りたいのかもしれません。

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曇りの日とサステナブル

Kie:私は、曇りの日が本当に嫌いで。だからこそなんとかしていいこと見つけたいなって思っています。例えば、お気に入りのホットドリンクを作って飲んだり。曇りの日もそんなに悪くはないよって頭に叩き込んで、コントロールしています。

──気圧の変化って体調を崩しやすいですよね。

Kie:本当に。体調が良くない朝は、お気に入りのカフェでサンドイッチを買ってオフィスでコーヒーと一緒に食べています。そこから夕方までは食べずに集中して帰るみたいなルーティーンですね。食べすぎると眠くなってしまうから。夜ご飯もしっかり食べるので量的には変わってないと思いますが。

──起業家っぽい!私は食べることが好きで、むしろ食べることで自分らしくいられるなって。朝から今日の夜ご飯は何を食べようかなって考えちゃう(笑)

Kie:私も食べることは大好きです。でも生きている内に食べられるご飯が限られている中で、美味しくないご飯を食べたくない。あとは、プラスチックが出るのが嫌だから自炊をしていた時期もありました。

──プラスチックに対する抵抗感はサステナブルなアクションとも似ているのでしょうか?

Kie:昔からもったいない精神は強かったです。地方出身で野菜を分けてもらう生活をしていたから、野菜を買ってゴミが出ることに違和感があります。だからスーパーで並んでいる野菜を見てもあまり美味しそうに見えなくて。たくさんのゴミがでる商品を買うと、自己肯定感が低くなってしまう気がしています。

上京当時は一人暮らしで、それこそコンビニ弁当に頼りまくって暮らしを楽しむ余裕すらありませんでした。その結果、毎月1度は熱が出る位に身体が弱くなってしまって。働き始めてから、もっとちゃんとしなきゃと思い始めました。

──前にSNSで「ニキビが止まりません」という悩み相談を受けたことがあります。話を聞いてみると「お惣菜を沢山食べている」とのこと。そこで管理栄養士として「簡単でもいいから自炊してみてください」とお伝えしたところすぐに実践してもらえたみたいです。「数ヶ月消えなかったニキビが数日で消えたました」の報告を頂きました。市販は楽だけど、環境だけでなく自分も大切にできてはいませんよね。

Kie:でも難しいですよね。私も忙しい時は食事の宅配サービスに頼ってしまいます(笑)

──そうですね。だからコロナは、忙しい中でも少しずつ暮らしを豊かにしていこうみたいな雰囲気を作ってくれたきっかけだと思ってます。

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究極のセルフケア

──きえさんのSNSにあった「小さな幸せは究極のセルフケア」って言葉も素敵です。毎日、小さな幸せを発見できると癒しにも繋がるなと思います。

Kie:気づかないってことはゼロ。だったら気づいた方がお得ですよね。でもこれって難しくて、心に余裕がないと気づけない。逆に小さな幸せがあると心に余裕があるみたいに循環しているんです。

──小さな幸せを見つけるコツは余裕を見つけることだけど、余裕が見つからない。特に忙しいと自分のことが後回しになってしまいがちです。

Kie:そんな時は身体を動かすのもおすすめ。私も最近は自分でやらないと蓄積していくと思い、ストレッチをし始めたらとても楽になりました、運動があまり好きじゃないので(笑)

──確かに筋トレやランニングって大変なイメージがあるけど、ストレッチとか軽いマッサージ位なら続けられそうですよね。何もしないと逆にやらなきゃいけないことを考えてしまいますよね。

Kie:何かに集中する方が心も楽になります。そもそもライフスタイルは人の数だけあるし、自分にとってちょうどいいルーティンや小さな幸せを探していけるといいんじゃないかなと思っています。

──Kieさんはこれからの暮らしがどう変わっていくと思いますか?暮らしに向き合うことができるようになった後のステップってなんだろうって。

Kie:コロナが落ち着いても「暮らしと向き合う」という価値観は消えないと思います。おうちの時間を大事にしようと外食も減るんじゃないかな。あと、新しくおうちの良さに気づいた人は、おうちの中でプラスで何を楽しむかを考えるのではないのでしょうか。例えば、人を呼んでパーティーをしたり。外で人に会えるようになるのも嬉しいですけどね。

──ホームパーティーはまさに私もやりたいです(笑)どんな暮らしに憧れている人が多いのかなって気になりました。私も時々、インスタで家のことを発信するのですが、みんなは最近どんなことを求めているんだろう。

Kie:それでいうと「自然」を求める層が増えたかもしれません。風景画のポスターやただの山や海の写真が意外と人気です。あと植物はドライフラワーよりリアルなフラワーや観葉植物が人気だったり。あまり外出しなくなったからこそ、外と内の境目がなくなっているのかなって思います。家にミニテントを張ってなんちゃっておうちキャンプを楽しむ人もいたような。

──たしかに。私の周りでもそういった人が増えている気がします。

Kie:これまでの家って、ただ帰る場所だと思っていた人が多い気がします。空間としては無機質だったなって。感覚的な言葉ですけど「止まっている」。それが、暮らしに向き合う時間が増えたことで、一緒に生きている場所になったなと思うんです。

自立して自尊する

──最後になりますが、KOREDAKE は「身体だけではなく心の健康にも向き合う」ウェルネスブランドです。おうち時間をコーディネートするKieさんにとって、ウェルネスとは何でしょうか?

Kie:「自分を肯定してあげること」「自分を好きでいること」だと思います。まずは自分を認めてからプラスに動き出せる基盤を作るのが大事ですね。だから、自分を好きでいるために色々チャレンジして、自分の好きなことを見つける。まずは自分が大事じゃないと健康でいようとさえ思えないから、いつも自分を蔑ろにしてはいけないと思っています。

──そう思うために日々やっていることってありますか?

Kie:こんな風に話していても、私って自己肯定感がとても低いんです。だから植物を育ててみたり、おいしいコーヒーを入れたりしてまずは好きなもので気分を高めています。

──自分が変わるというより物を介して変わる感じなんですね。

Kie:はい。それが他者に依存しちゃうとよくないなって。この人に褒められなかったからよくなかったとか。自分でコントロールできないものではなく自分でコントロールできるものから小さな幸せを見つけるんです。

──個人的に「誰かに褒められたい」って思う女性は多い気がします。私もそのタイプでした。だから、認めてもらえないと過去の自分を全否定された気持ちになる。他者への依存はよくないですね。

Kie:実は私も。あとは、天気も自分ではコントロールできないですよね。低気圧で仕事のパフォーマンスは下がってしまうのはしょうがないけど、最悪だと思っていても変えることはできない。自分でどうにかする必要があるんです。例えば仕事では、上司に褒められることで一喜一憂するのではなく、自分でコントロールできるその先の本質的な価値と向き合っていけるのが理想だなと思ってます。

まさに、みんながそんな風に思ってくれると、いいチームになると思います。上司だって人間だから、忙しい時は部下を褒めることが疎かになってしまうかもしれません。そんな時は「自立して自尊する」。自分をコントロールできるのは自分しかいませんから。

──貴重なお話、ありがとうございました。

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『KOREDAKE』は、女性が1食に必要な31種類の栄養素をたっぷり配合した完全栄養プロテインです。

動物由来の原材料を含まない"100%プラントベース"で、大豆由来のタンパク質をはじめ、日々の食事で不足しがちな、たんぱく質・食物繊維・26種のビタミン&ミネラルなどの栄養素を配合。環境配慮のパッケージとスプーンへと改良し、サステナビリティを追求していきます。

心と身体の健康の先の自分らしさの実現をサポートする “ウェルネスプロテイン” として、安心安全な商品開発を追求し続けてまいります。

『KOREDAKE』WEBはこちら▶️ https://koredake.co.jp/

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