![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41081830/rectangle_large_type_2_4eff0b9f1e670b7fe9b4e61f5cb898b0.png?width=1200)
偽物天国の中国 ECサイトで売られていた“金正恩バッジ”が姿を消した謎
存在が確認されていない金与正バッジも?
日本人には意外かもしれないが偽物天国の中国だからこそ中国最大のECサイト「淘宝網」の偽物対策は厳しかったりする。
購入者である中国人もショップを安易に信用しないので疑念を持って質問攻めにしてから購入することも少なくない。
その淘宝網へちょっとした変化が確認できた。
これまで金日成バッジや金正日バッジ、さらには、北朝鮮で存在が確認されていない“金正恩バッジ”や“金与正バッジ”も売られている。
当然ながら偽物である。
しかし、後者2つはオリジナルが確認されていないバッジなので、厳密にはコピー品とは言えず模造品と言ったところだろうか。
もっともオリジナルが存在する金日成バッジも見るからに中国で作られたコピー品の偽物だと思われる。
これらは偽物であっても商標や肖像権に違反かは微妙なところなのか削除されずに売られていた。
これらの偽物や模造品の北朝鮮指導者バッジが姿を消していることが確認できた。
北朝鮮の削除要請に応じたのか
しかも、金正日や金正恩という固有名詞で検索すると該当商品が1件もヒットしない。
これまでは金正日総書記や金正恩委員長を茶化したパロディグッズが売られていたが、それらが確認できない。
これは一体どういうことだろうか。
考えられそうなのは、北朝鮮側が淘宝網に削除依頼をしてそれに応じて削除したということだ。
淘宝網を運営する「アリババ」の背後には当然ながら監視者である中国政府がいるので中国政府の意向と考えていい。
なぜ削除に応じたのかを考えてみると両国関係が透けて見えるようで興味深い。
本記事の内容をさらに詳しくお伝えしています。ぜひご覧ください。
https://www.koreaworldtimes.com/topics/news/8317/