見出し画像

これからバレエを習おうと思ったら、まず何をする?バレエを習う前に知りたい、16の疑問にお答えします! 子供のバレエ ~さあ、バレエを始めよう!~

2.バレエ教室の選び方

Q.たくさんあるバレエ教室。どんな教室があるの? (バレエの種類について)

A.バレエにもいくつか種類があって、クラシック・バレエのほかに、モダン・バレエを教えているお教室もあります。一般的に「バレエ」といってイメージする、チュチュとトウシューズで踊るのはクラシック・バレエなので、もしトウシューズに憧れがあるのなら、クラシック・バレエのお教室を選ぶ方がいいでしょう。

モダンのお教室の特徴は、先生の作る振付作品を踊ることです。お教室にもよりますが、アクロバティックな動きをするところもあるので、高い身体能力が身に付く可能性があります。

まずはお教室や先生の特徴を知り、お子さんの個性にあわせて選ぶようにしてください。

Q.どうやってバレエ教室を探すのがいい?

A.バレエ教室とひと口に言っても、町のお教室やバレエ団付属のバレエ学校と規模も種類もさまざまなので、まずそれぞれの特徴を知ることが大切です。

小さいお子さんは基本的に送り迎えが必要になるため、まず近所の教室など近場で探すのがおすすめです。最初は、週に1回のレッスンから始まっても、年齢を重ねるごとに週に2~3回とレッスン数も増えていきます。なるべく通うのに負担のないお教室を選ぶことをおすすめします。

どこのお教室でも、たいてい見学や体験レッスンが可能です。いちど見学や体験レッスンをして、お稽古の内容やお教室の様子を確かめてみるといいでしょう。

コメント:より気軽にバレエに触れたい場合は、カルチャースクールのバレエのクラスなどもあります。クラスによっては、バレエ団の先生が教えていたり、本格的なレッスンが受けられるところもあります。

また、注意したいのが稽古場の設備。カルチャースクールによっては、バレエに適していない環境のお稽古場を使用している場合もあります。鏡は揃っているか、バレエに適した床かどうか、ある程度の広さがあるか、などスタジオの環境もチェックしましょう。バレエのお教室を選ぶ際にも大切なポイントです。お稽古事としてバレエは、とても人気があります。バレエを習うと、どんな効果があるのでしょうか。子供がバレエを習いたいと言った時に、どうやって教室を選びますか?何にどのくらいお金がかかるのでしょうか?バレエを始める前の不安や疑問も解決!さあ、バレエを始めましょう。


さあ、バレエを始めよう!「バレエを始める前の疑問」にお答えします。

・バレエは何才から始めればいい?
・バレエ教室の選び方は?
・バレエのレッスン料は、どのくらいかかるの?
・バレエの服装や髪形は?(レオタード、バレエ用品など)
・トウシューズはいつから履けるの?
・ぽっちゃり体型でも大丈夫?男の子は?
・バレエを習うと、どんな良い効果があるの?
・子供のためのバレエ鑑賞

教えて、はじめてのバレエ
バレエを始めるときに知っておきたいこと、知っておいた方が良いことは?
お稽古を始める年齢から教室選び、憧れのトウシューズを履ける年齢や、気になる費用のことまで、バレエを習いたいと思った時に生じる数々の疑問。今回は、バレエの専門雑誌「Clara(クララ)」編集部さんにお話を伺いました。

バレエを始める前に
1.バレエを始める年齢について
Q.何才から習う事ができますか?何才からバレエを始める子供が多いでしょうか?
A.バレエを習い始める年齢で多いのは3~5歳です。お教室自体も3歳から受け入れているという先生がほとんどになります。それ以前の年齢になると、稀にベビークラスがあったり、バレエの前段階としてリトミック教室に通うお子さんもいます。
もちろん、もっと年齢を重ねてから始めても遅くはなく、小学生や中高生から習い始める方も、たくさんいます。
コメント:“バレエは小さい頃から習っていなければダメ”というイメージがありますが、何歳までに始めなければいけないということはありません。プロを目指す場合は、ある程度早い段階で始める必要がありますが、どんな年齢から習い始めても大丈夫です。

2.バレエ教室の選び方

Q.たくさんあるバレエ教室。どんな教室があるの? (バレエの種類について)

A.バレエにもいくつか種類があって、クラシック・バレエのほかに、モダン・バレエを教えているお教室もあります。一般的に「バレエ」といってイメージする、チュチュとトウシューズで踊るのはクラシック・バレエなので、もしトウシューズに憧れがあるのなら、クラシック・バレエのお教室を選ぶ方がいいでしょう。

モダンのお教室の特徴は、先生の作る振付作品を踊ることです。お教室にもよりますが、アクロバティックな動きをするところもあるので、高い身体能力が身に付く可能性があります。

まずはお教室や先生の特徴を知り、お子さんの個性にあわせて選ぶようにしてください。

Q.どうやってバレエ教室を探すのがいい?

A.バレエ教室とひと口に言っても、町のお教室やバレエ団付属のバレエ学校と規模も種類もさまざまなので、まずそれぞれの特徴を知ることが大切です。

小さいお子さんは基本的に送り迎えが必要になるため、まず近所の教室など近場で探すのがおすすめです。最初は、週に1回のレッスンから始まっても、年齢を重ねるごとに週に2~3回とレッスン数も増えていきます。なるべく通うのに負担のないお教室を選ぶことをおすすめします。

どこのお教室でも、たいてい見学や体験レッスンが可能です。いちど見学や体験レッスンをして、お稽古の内容やお教室の様子を確かめてみるといいでしょう。

コメント:より気軽にバレエに触れたい場合は、カルチャースクールのバレエのクラスなどもあります。クラスによっては、バレエ団の先生が教えていたり、本格的なレッスンが受けられるところもあります。

また、注意したいのが稽古場の設備。カルチャースクールによっては、バレエに適していない環境のお稽古場を使用している場合もあります。鏡は揃っているか、バレエに適した床かどうか、ある程度の広さがあるか、などスタジオの環境もチェックしましょう。バレエのお教室を選ぶ際にも大切なポイントです。

3.バレエのレッスン費用など

Q.週に1回のレッスンとして、いくら位かかるの?

A.お教室によって違いますが、一番小さい子供のクラスでは、週1回のレッスンで月に7000円~8000円程度が多いです。基本的に、大きくなればなるほどレッスンの回数が増えていき、それに伴い月謝も1万円~2万円と上がっていきます。月謝の他に入会金が必要なところもあり、やはりお教室によってまちまちですが、入会金に1万円程度かかる場合もあります。

Q.1回のレッスンの時間は?

A.バレエのレッスンは、どの年齢でも1クラス1時間半というのが基本です。ただ、お教室によっては小さい子のクラスを45分~1時間と短めに設定しているところもあります。

小さい子のクラスはバーを使わず、ストレッチと基本的な足の動きをして、最後にスキップで終わるという流れになります。小学生くらいになると、最初にバーレッスンを30~45分して、続いてセンターレッスンを行い、お教室や年齢によっては、その後15~20分ほどトウシューズのお稽古をすることもあります。

コメント:費用は、あくまでも平均的な価格です。お教室の規模やスタイルによって、入会金の有無や月謝も変わってくるので、事前に確認するようにしてください。

4.バレエの服装や髪形について(レオタード、バレエ用品など)

Q.バレエを始める時に何を用意すればいいの?

A.最低限必要になるのは、レオタードとタイツ、バレエシューズの3つ。

お教室によっては、規約を設けていたり、提携のバレエショップがある事もあるので、習う前に全部買い揃えずに、まずは先生に相談してみましょう。それ以外に必要になるのは、タオルや水筒などです。

Q.バレエのレッスンの時の服装や髪形は?

A.レッスンの服装は、レオタードとタイツ、髪型はシニヨン(まとめ髪)がお約束です。髪が短くてシニヨンにできない場合は、ポニーテールや二つに結ぶなど、お稽古の邪魔にならないように、しっかりまとめてあげてください。

Q.バレエを始める時にかかる、バレエ用品のトータルは平均いくら位?

A.レオタードが5000円〜、タイツが2000円くらい、バレエシューズが2000円くらいで、トータル1万円弱ほどで揃います。 ただ、レオタードの価格帯はかなり幅広いので、あくまでも平均価格ということで参考程度に考えて下さい。バレエ用品は、バレエ専門店やお教室の提携先、そのほかインターネットなどでも手に入ります。

5.トウシューズについて

Q.トウシューズはいつ履けるようになるの?

A.トウシューズを履き始めるのは、たいてい小学校4年生頃(10才頃)というのが平均的な目安になります。この年齢になると筋肉や骨がしっかりして、トウシューズで立つ訓練が受けられるようになってきます。もちろんトウシューズは勝手には履けず、バレエの先生の許可が必要になります。

もし仮に4年生でバレエを始めたとしても、すぐにトウシューズが履けるという訳ではありません。基礎が身に付いていないうちに履いてしまうと、足に負担がかかりケガにつながる危険もあるので、バレエを習い始めて最低1年以上はお稽古をする必要があります。

コメント:トウシューズはバレエを習う人にとって、憧れです。大人になってバレエを始めた方がトウシューズを履くこともあります。ただその場合は、子供から始めるよりも基礎を身に付けるのに時間がかかります。習い始めてトウシューズを履くまで数年のお稽古が必要になってきます。

6.バレエ向きではない体型の場合は?男の子は?

Q.バレリーナはみんな綺麗なイメージがあるけれど、ぽっちゃり体型でも大丈夫?

A.女の子も男の子も、どんな体型の子でもバレエを習うことはできます。むしろバレエを習うことにより、すらりとした体型を目指すことができるでしょう。

Q.体が硬いけれど、バレエの上達は見込める?

A.小さな子供は体が硬くても、レッスンを続けることで柔らかくなるので大丈夫です。体の硬さはストレッチをするうちに徐々に解消されて、バレエのレッスンをすることで柔軟性が身に付きます。

Q.男の子も女の子と一緒にレッスンするの?

A.男の子も女の子と一緒に、レッスンを行います。レッスンの内容も小さいうちは同じで、中学生くらいになると男の子は、回転やジャンプ、サポートほか男性ダンサー特有のテクニックなどを学ぶようになります。

コメント:最近は、バレエを習う男の子も増えてきていますが、どこのお教室も男の子は少ないので、ある程度の年齢になると、男の子向けの講習会などで男性ダンサーのテクニックを習ったり、男性の先生を招いてクラスを開いたり、週に1回程度よそのお教室のボーイズクラスに通わせるなどのケースがあります。

7.バレエを習う効果、良い影響

Q.バレエを習うと、どんな良い影響があるの?

A.バレエを習うと姿勢が良くなり、スタイルが維持できます。また、音楽性やリズム感などを養うことができます。小さな頃からバレエや音楽に囲まれた環境に触れることによって、芸術性が育まれるといった効果も期待できます。

Q.バレエを続けると、どんな効果が出てくるの? 

A.バレエを習うと、先生やほかの生徒さんたちとの関わりが生まれるので、礼儀作法が身に付いて、周りへの配慮ができるようになります。また、厳しいレッスンを続けることによって、一つのことをやり遂げる力などが養われます。

コメント:学校ではダンスの授業が必修なので、直結して役立つというメリットもあります。また、バレエのお稽古では集中力が鍛えられるので、それを勉強に活かすこともできます。

https://amzn.to/2Va5iiB
「Clara(クララ)」8月号(現在発売最新号)では、ヴァリエーションの踊り方やダンサーのインタビューを掲載しています


8.子供のためのバレエ鑑賞について 

Q.小さな子供が楽しめるバレエの舞台はあるの?

A.最近は、子供向けやファミリー向けのバレエ公演が増えていて、人気を集めています。小さいお子さんも一緒に鑑賞できるので、気に入った公演を選ぶといいでしょう。

光藍社よりコメント1<公演紹介>:光藍社で夏に行っている名作バレエを集めたバレエのガラ公演は、4才から入場が可能です。司会のお姉さんが内容をわかりやすく解説してくれるものもあります。いろいろなバレエ作品が登場するので、小さなお子さんでも飽きずに鑑賞することができます。また、大人の方も楽しめる内容になっています。

光藍社よりコメント2:バレエやオーケストラなどの公演は、未就学児(6才未満)は入場出来ないのが普通なので、注意が必要です。小さなお子さん連れの場合は、何才から入場が出来る公演なのか、チケットご購入前に事前の確認をしましょう。


Q.バレエを習う時に観ておくと良いバレエ作品は? 

A『ドン・キホーテ』や『白鳥の湖』などの全幕作品を子供向けにアレンジした公演も増えています。作品に親しむためにも、まずはそういった舞台を観ておくといいですね。『くるみ割り人形』もおすすめです。

コメント:バレエの全幕作品は、短いものでも2時間程度かかります。3時間を超える作品もあるので、最初は、短めの作品やお話を知っている作品、子供向けのバレエ公演などから入るのがおすすめです。

「ロシア・バレエ・ガラ」より

【2022年12月開催】 ウクライナ国立バレエ(旧キエフ・バレエ)
「ドン・キホーテ」(全幕)

子供無料チケットもあります!
以下URLよりご確認ください!
https://www.koransha.com/ballet/ukraine_ballet/

公演名:ウクライナ国立バレエ (旧キエフ・バレエ)  
  「ドン・キホーテ」(全幕)
日程 :2022年12月17日(土)~
    2022年12月30日(金)
開催地:東京、横浜、川越、ほか6都市で開催

※2.バレエ教室の選び方(バレエの種類について)【関連記事】
バレエを知る#4 『クラシック・バレエとモダン・バレエ ~特徴と違い、どちらを習う?~』後編はコチラ →項目6.どちらを習う? クラシック・バレエとモダン・バレエ



いいなと思ったら応援しよう!