債券の役割について【お金の話】
今回は「債券」についてです。
よく「株式・債券」とセットの言葉を耳にしますが、これまで私は株式中心に話してきました。
今回は株式より低リスク低リターンの債券について、私なりの考えも兼ねた紹介です。
【結論】
債券は、自分のリスク許容度に合わせて組み込むのがおすすめです。
債券
〈債券〉
お金を貸すことです。
大きく2種類あります。
「社債」は会社に借金させることで
「国債」は国に借金させることです。
お金の話だけすると
株式は暴落時のリスクが高いですが、リターンも高いです。
債券の方が低リスク低リターンです。(暴落時に強い)
〈リターン〉
国債について考えると、日本と米国でリターンに差があることがわかります。
日本は10年で0.1%程。
米国は10年で1.4%程。
米国の方がリターンが良いです💡
私が債券を持つ理由
最終的なリターンを考えると「リスクもあるけれど長期投資なら経済も成長することだし、株式の方が良い」という考えもあると思います。
これは、その通りでもあると思います。
ただ、それでも私が債券も保有する理由は、自分の中のリスク許容度の問題です。
もちろん年齢に合わせて株式と債券の比率を考えるのも大切です。
ただ、これまで経験したことのない暴落がきたとして、今がチャンスというマインドをずっと維持できるのか?というところも関係します。
「ずっと心を保てるか」一瞬でも迷いがよぎったので債券を買うことにしました。
僅かでも債券を組み込むことで波を小さくし、心の安定を図るのも一案かなと思っています。
→株式とは役割が異なります💡
私なりのおすすめ
※あくまで私が良いなって感じただけです。銘柄を選ぶポイントとして、こういうところを見るのも良いかもね、という紹介です。
まず、投資信託では良さそうな銘柄をあまり見つけることができませんでした。
債券は良い銘柄が少ないです。。
強いて言えば「eMAXIS Slim先進国債券インデックス」あたりでしょうか💡
「eMAXIS Slimシリーズ」は良い銘柄が多いですよね。
私が良いなと思った銘柄は、
米国ETFから2つ選ばせていただきました。
(為替リスクには注意しましょう)
①『[AGG] iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF』
・経費率0.04%
・政府系を中心に7000銘柄以上に投資
・純資産総額は約8兆円
・ブラックロックが運用(世界3大運用会社)
②『[BND] バンガード 米国トータル債券市場 ETF』
・経費率0.04%(0.035%)
・政府系を中心に8000銘柄以上に投資
・バンガードが運用(世界3大運用会社)
なんといっても純資産総額の規模が大きいですね。
〈格付け〉
債券には、格付けといって信用リスクのランクがあります。
上記2銘柄はどちらもランクの高い債券の詰合せとなっており、要は倒産するリスクが低いです。(約7割は最高ランク)
ランクが高い銘柄を多く含み、高リターンというのがメリットです。
ただし、高リターンということは、債券の中でも一定のリスクは取っているということです。
例えば、そこそこの企業の社債にも投資するより、米国の短期国債だけに投資する方がさらに安全と言えます。(リターンも小さくなりますが)
よって、よりディフェンシブな銘柄にするのも良いと思います。
最後に
投資は自己責任です。
だからこそ、少しずつでも勉強して賢くお金を貯めましょう💡
私は株式メインですが、迷いがあれば買いです。知らないものは買いません。
分散させつつも出来るだけ自分のキャパを考慮し、シンプルなポートフォリオを意識しています💡