見出し画像

親が子どもの身長を伸ばすためにできること



1. イントロダクション

 子どもに身長を伸ばしてほしい!とそう思う親は多いのではないでしょうか。
私は身長183cmで、高い方だったこともあり、よく親御さんからどうやって身長を伸ばしたのか。と書かれることがあります。
 私自身は、親も低くはなかったり、兄弟も比較的高い方なので、遺伝的要素もあったんだと思います。
 そのため、具体的に「こうした!」という方法をいうことができませんでした。
そこで、色々と調べていくことで、どのように身長が伸びるかということを具体的にしていきました。

 身長の伸びは、遺伝やホルモンのバランスなど、我々のコントロール外の要因が大きく影響しています。しかし、それだけではなく、日常の生活習慣や食事、運動など、私たちが意識的に取り組むことができる要因も多々あります。
 この記事では、小学生が身長を伸ばすための具体的な方法や習慣について詳しく解説します。食事のポイントから、効果的な運動、環境の工夫まで、身長を伸ばすためのヒントを提供します。
 親として、子供の健康的な成長をサポートしたい方は、ぜひとも参考にしてください。

2. バランスの良い食事

 小学生の成長をサポートする上で、食事は非常に重要な役割を果たします。
特に、骨や筋肉の成長に必要な栄養素をバランスよく摂取することで、子供たちの身長の伸びを助けることができます。

2-1. 牛乳・チーズ・ヨーグルト: カルシウムが豊富

 実際によく言われているカルシウムはとても大切で、骨の健康を保つ上で欠かせない栄養素です。牛乳や乳製品には豊富なカルシウムが含まれており、定期的な摂取が推奨されます。特に、チーズやヨーグルトは、他の食品と組み合わせることで、おいしくカルシウムを取り入れることができます。
 牛乳嫌いなお子様でもぜひ取っていただきたい栄養素です。

2-2. 魚類: オメガ-3脂肪酸やビタミンDが豊富

 魚類は、オメガ-3脂肪酸やビタミンDを豊富に含む食品です。
 特に、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける効果があり、骨の成長に寄与します。また、オメガ-3脂肪酸は、心と脳の健康をサポートします。

2-3. 野菜・果物: ビタミンやミネラルが豊富

 野菜や果物には、さまざまなビタミンやミネラルが豊富に含まれています。これらの栄養素は、体の成長や免疫力の向上、健康の維持に役立ちます。特に、緑黄色野菜には、ビタミンAやビタミンCが多く含まれ、皮膚や粘膜の健康を保つ効果があります。

2-4. 肉類・大豆製品: タンパク質が豊富

タンパク質は筋肉の成長や修復に欠かせない栄養素です。肉類や大豆製品は、質の良いタンパク質を豊富に含む食品であり、小学生の健康的な成長をサポートします。

結局全部やん!
となってしまいそうですが、そうなんです。
全部をバランスよく取ることが大切なんです。


3. 適切な運動

 小学生の成長を促すための運動は、身体全体を動かすものや、特定の筋肉や骨を鍛えるものがあります。以下に、身長を伸ばすための推奨される運動を解説します。
 特にジャンプと着地を繰り返すものは、骨が衝撃を受けるため、強く大きくなろうとします。

3-1. 跳び箱

足と腰を中心に使う運動で、特に下半身の筋肉や骨を強化します。繰り返しの跳躍は骨の密度を高めるのに役立ちます。

3-2. 縄跳び

全身の運動として効果的で、特に足と腰の筋肉を鍛えます。また、骨密度を高める効果もあります。

3-3. 水泳

水中での運動は、体の抵抗を利用しながら、身体全体を使うため、特に背筋を鍛えるのに効果的です。

3-4. バドミントン、テニス

これらのスポーツは、足腰の強化だけでなく、手足の調整能力やバランス感覚を鍛えるのに有効です。

3-5. バスケットボール

バスケットボールは、ジャンプや疾走を多く伴うスポーツで、下半身を強化するとともに、背筋も鍛えられます。特に、リバウンドの際のジャンプは背筋の伸びをサポートします。

3-6. 走り高跳び

この競技は、強烈な瞬発力と全身の筋肉の協調を必要とします。ジャンプの際には、特に下半身の筋肉が強化され、背筋の伸びもサポートします。

3-7. バレーボール

バレーボールもジャンプや疾走を伴うスポーツであり、特にスパイクやブロックの際には背筋が鍛えられます。また、全身の筋肉の連携も促進されます。

私は、走り高跳びとバスケットボールをやっていました。


4. 十分な睡眠

 睡眠は、人々の健康や生活の質を保つために欠かせない要素です。特に、成長期にある小学生にとって、十分な睡眠は身体的、精神的な発育をサポートする上で極めて重要です。

 小学生の場合、成長ホルモンは深い睡眠の際に分泌されるため、質の良い睡眠が身長の伸びに直接的な影響を持ちます。また、学びや集中力を高めるためにも、適切な睡眠時間を確保することが求められます。

小学生の推奨される睡眠時間

  • 低学年 (1~3年生): この年齢層の子供たちは、通常、10~12時間の睡眠が推奨されます。彼らのエネルギーレベルは高く、日中の活動が多いため、十分な休息が必要です。

  • 高学年 (4~6年生): 高学年になると、多少の変動が見られることがありますが、9~11時間の睡眠が一般的に推奨されます。学業や部活動、友人との交流など、日中の活動が増えるため、それに伴い適切な休息を取ることが大切です。

もちろん、これらの時間はあくまで目安であり、個人の体質や生活習慣によって適切な睡眠時間は変わることがあります。親としては、子供の生活リズムや体調を観察し、必要に応じて睡眠時間を調整することが大切です。

5. ストレッチ

 ストレッチングは、筋肉の柔軟性を高めるだけでなく、血流を改善し、関節の動きをスムーズにすることで、全体的な身体機能の向上に役立ちます。成長期の子供たちにとって、ストレッチングは身長の伸びをサポートする有効な方法の一つとなります。
 逆に筋肉が硬いと、骨は伸びたいのに筋肉が伸びないから、骨も伸ばせない!ということが起こったり、筋肉がついている部分が剥離してしまったりなどがあります。

成長を助ける効果

  1. 筋肉の柔軟性向上: ストレッチを行うことで、筋肉や腱の柔軟性が向上します。これにより、身体がより大きな動きをサポートすることが可能になり、成長の障壁となる筋肉の硬さを解消します。

  2. 血流の改善: ストレッチにより筋肉の緊張が緩和されると、血流が良くなります。これにより、筋肉や骨への栄養供給が向上し、成長に必要な栄養素の運搬がスムーズになります。

  3. 関節の可動域の向上: 定期的なストレッチングにより、関節の可動域も広がります。これが、正しい姿勢の維持や、スポーツ時の怪我予防にも繋がります。

おすすめのタイミング

  1. 朝起きたとき: 朝のストレッチは、一晩中動かなかった筋肉をほぐし、一日のスタートを活発にするのに役立ちます。

  2. 寝る前: 寝る前にストレッチを行うと、筋肉の緊張を緩和し、より深い睡眠を取ることができます。また、成長ホルモンは深い睡眠中に分泌されるため、質の良い睡眠が成長をサポートします。

  3. 運動前後: スポーツや運動をする前後にストレッチを行うことで、筋肉や関節を適切に動かし、怪我の予防やパフォーマンスの向上に役立てます


6. 環境

身体の成長には、食事や運動、睡眠などの生活習慣が大きく影響しますが、その他にも子供の成長に影響を与える環境的要因が存在します。特に、日常生活で使用する家具や学習環境は、姿勢の健康や身体の発育に重要な役割を果たします。

適切な家具

  • 机と椅子: 学習や遊びの多くの時間を机と椅子で過ごす子供たちにとって、適切な高さや深さを持つ家具を選ぶことは非常に重要です。姿勢が悪くなることを避けるために、子供の身長や成長に合わせて、調節可能な机や椅子を選ぶことをおすすめします。

  • ベッド: 良質な睡眠をサポートするためには、適切な硬さとサイズのベッドやマットレスを選ぶことが大切です。成長期の子供たちには、身体をしっかりとサポートするタイプのものがおすすめです。

光環境

  • 自然光: 自然光を多く取り入れることは、ビタミンDの生成をサポートし、骨の成長や健康を助けます。部屋のレイアウトやカーテンの選び方によって、室内の明るさを調整することができます。

  • 照明: 勉強や読書などの活動には、目を守りながら十分な明るさを提供する照明が必要です。適切な照明を選ぶことで、目の疲れや不適切な姿勢の発生を予防することができます。


7.私の体験


 冒頭でも述べたように、私は183cmあるのですが、親も兄弟も低くはなく、
やはり遺伝の要素があるのかと思っていました。

 しかし、身長の伸びる条件などを調べていると、意外と私の小学生〜中学生時代の生活とリンクするとことがありました。

①小学校低学年くらいまでは、水やお茶の代わりに牛乳をずっと飲んでいた。
②おやつは煮干し。食欲は旺盛。
③小学校時代は、サッカーをしながら外で遊ぶことがほとんど。
④中学生くらいまでは20時に就寝することもしばしば、、、
⑤中学から大学は、走り高跳び(県大会優勝)、大学ではバスケもやっていた。

つまり、めっちゃ食べて、めっちゃ寝て、めっちゃ運動していました。


8. Q&A - 身長を伸ばすためのよくある質問とその回答

Q1. 身長の伸びは親の遺伝に大きく依存するのでしょうか?


A1. 遺伝は身長に影響を与える一因となりますが、食事、運動、睡眠などの生活習慣や環境も大きく関係します。親の身長が低いからといって、子供の身長が伸びないわけではありません。

Q2. 身長を伸ばすサプリメントは効果的でしょうか?


A2. 栄養バランスが偏っている場合、サプリメントで必要な栄養素を補うことは有効です。しかし、過度に摂取すると健康に悪影響を及ぼす可能性もあるので、専門家のアドバイスを求めることが推奨されます。

Q3. ストレッチや運動は何歳から始めるのが最適でしょうか?


A3. 幼少期から適切な運動やストレッチを取り入れることは、身体の成長や発達に有効です。ただし、強度や内容は年齢に合わせて調整することが大切です。

9. まとめ - 小学生の成長を心から応援するためのポイント

  1. 食事: それぞれの食品が持つ栄養素の背景には、私たちの身体を形成する物語があります。野菜や肉、魚に触れるたび、それがどれほどの愛と努力をもって育てられてきたかを思い出して、感謝の気持ちを忘れずに。

  2. 運動: 子供の身体は、まるで不思議な魔法のように成長していきます。遊びとしての運動は、その魔法を加速させるキーとなります。日常の中での小さな動きが、大きな未来を切り開いていくのです。

  3. 睡眠: 夜、私たちが眠る間、子供たちは未来への階段を一つずつ昇っています。深い睡眠は、彼らの夢を現実に近づける力となります。

  4. ストレッチ: 朝と夜のほんの少しのストレッチが、身体の成長をより柔軟にサポートします。それはまるで、毎日の生活に小さな贈り物をするようなもの。

  5. 環境: 子供たちのまわりの環境は、彼らの心と身体に話しかけています。良い姿勢をサポートする家具や、心地よい光の照明は、彼らとの温かい対話となります。

もちろん身長が伸びる要因というのは、遺伝的な要素は多いと思いますが、生活スタイルによっても変動すると思っています。
 これは、研究などで科学的根拠を出しにくい分野ではあると思います。
同じ条件で、やっていない人とやっている人を比較できないからです。

 色々試して、仮に背が高くなったとしても、「元々なる要素を持っていたのでは?」と言われたら、終わってしまいますもんね。

そのため、身長が伸びると言われているものは、仮説でしかないですが、
仮説としての説得力は十分と言えます。

そのため、我々大人が子供たちのためにやってあげられることはまだまだありそうですね。

運動のところなどもう少し詳しく書きたかったのですが、だいぶ多くなってしまったため、もし反響があれば詳しく書きます!


noteの♡マークはnoteにアカウントが無い方でも押せるので、読んで好きだったものや、また読みたいものには、♡を押していただけると嬉しいです。いいねを励みにして更新しています。

フォローやコメントもしていただけると泣いて喜びます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?