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プロジェクト計画のおける価値観の違いと囚われに気づく、ということ

はじめに

自分の言っていることとそれに対する反応が何か噛み合わないなぁと感じた時、自分の価値観に囚われている事に気づいたので残してみた。

こんなやりとりがあった

会社で所属している課の進捗報告会における、ある製品化を実現するチームの進捗が気になっていた。

どんな状況なのか

  • 外から見ると、何をゴールとしているのか、そのために何をするのが良いのか、マイルストーン設定がイマイチ(に感じる)。

  • チームメンバーがそれぞれ考えがあるのに、言ってしまうとプロジェクトが迷走するのを恐れて遠慮している(ように感じる)。

  • 方針がちゃんと決まっていないにも関わらず、裏では各自が進めている(ように感じてしまう)。

自分が確認したかったこと

  1. そもそも本当に方向性が決まっているのか?
    ただでさえ予算が絞られている中、製品化するためにやらなくてもいいことをしていないか、ダラダラ数ヶ月作業しているのではないか、という懸念を持っていた。

  2. チームメンバー全員が進め方に本当に納得しているか?
    「すぐ製品化したい」vs「まずは仮説検証」vs「まずは技術調査」
    「設計書を作ってから実装するべき」vs「コードレビューで十分」
    「最新アーキテクチャを使いたい」vs「今はすぐできる方法で作る」
    みたいな意見をそれぞれが思っているのに、なんか自分の意見を押し殺して妥協して進めているように見えた。

もしも質問に対する回答から「製品化のための開発作業」がうまくいかず「プロジェクト存続のためのタスク消化」になっていると感じ取れたら開発中止する提案をしようと思っていた。

確認してみた結果、どうだったか

そのチームの代表者からは期待してた回答は出てこなかった。
質問の仕方が悪かったのかもしれない。
上長も参加してる場で余計な事を言わないだろうけど。

自分が言葉で説明しても相手が理解しないことは分かってるけど、『本来は軽く報告しあって終わるような共有の場で、暗にその方法じゃダメだって言ってるんだから、いい加減お前空気嫁よ』って気持ちもあり、正直質問中は軽くイライラしてた(のちに、落ち込んだ)。

ですが、自分の囚われているものに気づくことができたので、この件に関して気にする必要がなくなった。

まぁ、最終的には計画の承認者が気付けばいいので自分の感じた懸念については上長に伝えればいいし。
何なら、うまくいかなくても自分に責任ないし。

気づいた囚われ

なぜズレているのか、自分が何に囚われているのか気づくことができた。

価値観の違い

自分にとってプロジェクトの目的や方針とは、

チームで作業を進める上で大切な決まり事

だと思っている。
言葉で書けば、誰でも多かれ少なかれ思っていることですね(笑

大切な決まり事を決めるため、お互いのそれぞれの考えや想いは話し合ってギャップを埋めていかなければならない

と思う。いや、これも当然っちゃ当然か(苦笑

考えや想いとはイデオロギーであり、人間の行動を左右する根本的な物の考え方の体系である。

そろそろ、読んでる人の頭にも「?」が出たことでしょう(笑

大切な決まり事を決めるということは、全てを曝け出し、とことんお互いの考えや想いをぶつけ合い、時には殴り合うことも必要だと考える。
その末に、固い絆が生まれ、机の下では手を繋ぎ合うような見えない関係性が生まれるはずである。

自分が、どれだけエモいか、大概なプロレス脳であることを承知しています(笑
やっぱり、自分がチームで今後仕事を続けるなら、お互いの想いは曝け出してお互いが納得できる方法で仕事したいと思う(できることなら一人で仕事したいのが本音w)。

多分、プロジェクト計画やチームに対する自分の価値観は、こういった『話さなくても分かり合える関係性』と気づくことができた。
こんな価値観、誰も理解するはずもないよ。。。
もし気づいてなかったら、そのチームにはずっとモヤモヤしていたと思う。前職だったらアクセスをより踏んで、余計に関係性を悪化させていたかもしれない。
自分が成長したなぁと思えた瞬間でした。

最後に

プロジェクト計画やチームという点で、価値観の違いが出ることが分かった。
自分の価値観に気付いたので、今後は囚われに気づいて止まることができそう。

ただ、止まることは出来ても、どのように修正していくか、自分がそのチームにいたとして、うまく修正することができるか?って考えると今は難しいな。
これは他者理解が必要なんだろうと思う。これについてはまた気づいた機会にでも。

ある点に着目した価値観の違いをまとめていけたらいいな。

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かべ新聞
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