自分らしさを探している人と自分自身に対するアドバイスっぽいもの
自分がやりたいことって何だろう?
3月から続いた仕事がひと段落ついて気持ちに余裕ができたので、何か新しいことをやりたいな、と(来週には、次の仕事に着手するけど)。
脳内の大半を占めていたものがゴッソリ消えたので、何かで脳内を埋めたい。そんな感覚。
そう思ってるうちに「自分のやりたいことってなんだろう?」という気持ちにな理、「自分は何もやりたいことがないんだ・・・なんて特徴のない人間なんだ」という軽い無力感に陥ります。
思い返すと、こういうことは仕事の合間や休みの期間、ちょいちょい起こります。
十分、自分らしいですから
まずは、私が特徴的な人間だということを、自分自身でフォローしておこう(笑
ソフトウェア開発者で、問題を分析をしてモデリングするのが好き。効率よく、うまくできるようになりたいから、色んなものを学ぼうとしている。
TOCやTOCfEが好き。感覚で生きてきた人間が、論理的に原因や解決策を考えられるようになったので。
エニアグラムはファシリになるくらい好き。自分のこと、他人のことも理解できるって楽しいし幸せ。
卓球は、するのもみるのも好きで、月2回以上は練習している。何より卓球を通して人とコミュニケーションするのが好き。
プロレス観戦しに行っている。年に数回は観戦に行ってるぐらいに好き。
ここまで書いてみた通り、一芸に秀でてるわけでもないけど、客観的には特徴がないわけではない。
やってない人から見れば、それぞれがなんなのか理解していないにしても、その人の特徴が出ていることには変わりはない、ということです。
こんな感じで、自分の好きなこと・得意なことを挙げてみて、好きな理由や背景を出してみることで、自分自身は特徴的だと認識できると思います。よく分からなければ、誰か他の人に話して客観的に評価してもらうと良いでしょう。
新しいことを始められない理由(推測)
一方で「これまでと同じように、新しいことを始めたらいいだけじゃない?」と思う人がいるでしょう。
それができないから悩んでるわけです(笑
実は、先に書いた自分の特徴は、自分から獲得したものではないということです。
例えば・・・
ソフトウェア開発は、まぁ仕事だし。うまくできないことで非難されたくない、がスタート地点だったりする。
卓球は、それほど積極的に活動しているわけではない。参加しているクラブの練習日や知り合いの誘いなど、なんらかのイベントが発生しなければ活動しない。そもそも子供の頃始めたのも、自分自身は何も興味がなく同級生から誘われて嫌々始めたのがキッカケだし。
プロレスだって、知り合いの卓人に話す人がいなかったら、観戦するまでのめり込むことはなかった。
つまり、誰かがきっかけで、自分の活動に繋がり、結果的に自分の特徴が作られたのであって、自分からアクティブに活動した特徴ではないということです。
エニアグラムでいう、ハーモニクスの反射的反応の影響が強く出ているのかもなぁ、と思うわけです。
逆ハーモニクス戦略という解決策
もし、ハーモニクスの反応が強く出ていると分かっているのなら、逆にハーモニクスを利用するのがアリなんじゃないか?と仮説を立ててみました。
これを、逆ハーモニクス戦略と呼ぶことにします(ソフトウェア業界でのコンウェイの法則に対する逆コンウェイみたいな感じですw)
自分の得意な反応を利用する。
自分にとって一番手っ取り早いのは、やはり人から誘ってもらうことでしょうか。なので誰か何か誘ってーー!!!(笑。
もしくは、今感じている無力感に浸るのも良いかと。それができること自体が自分のタイプの得意なところだと思います。たまには、自分の苦手な反応を使ってみる。
反射的反応が得意な反応的グループの影響が強いのであれば、あえて肯定的反応(楽観的グループ)や解決的反応(合理的グループ)を使ってみるチャンスだと思います。特に、統合方向のタイプを使ってみるのが良いと思います。自分のやりたいことを見つけるのが目的ではなく、自分の不得意なところを使い、やってみた結果を振り返ることで、自己成長につながると思います。
注意すること
逆ハーモニクス戦略では、少なくとも自分のタイプでは、自分のやりたいことを無理に得ようとしてません。
それでも、何かをやりたいと思っている場合、自分らしさ(自己価値)と結びつけたくなりますが、追い求めすぎないようにした方がいいです。追い求めすぎると、他人に承認を強く求めたり間違った方向に行きがちなので。あくまで自己責任の範囲で。
最後に
実際、無力感に浸っていたので、こんなブログを書いてみました。
次は苦手な反応を使ってみて、どうなるか試してみようかな。
こんなブログ書いて、自分の苦手な反応を使ってみたいとかワクワクしてる時点で、もはや自分の問題は解決してるんですよね(笑
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