2023年8月30日(水)追悼となる読書
曇り。暗い雲が多数出ており、いつ降るかと思っていたら15時ごろから降り出した。朝食は、おにぎり、玉子焼き、竹輪の磯辺揚げなど。
スーパーマーケットとそこから40分ぐらい走ったたまごの物産館へ。大好きなウグイス豆あんパンとかしわめし弁当などが有る。
お昼はかしわめし弁当。食後に白あんどら焼き。
坪内祐三さんの『文庫本千秋楽』を読む。各2ページぐらいで一冊の本を語っておられる。短い文章の中に、リアルなエピソードなども織り交ぜながら本の魅力を語られる、その語り口に感服するのみだ。
昨日、続けて読んだ2冊の書評が特に心に残った。1冊は、早逝した漫画家山田花子さんの日記。
もう一冊は、評論家で蔵書家としても著名な草森紳一さんの本にまつわる書。
山田さんは自死。草森さんは、高く積まれた本に囲まれるように亡くなっておられ暫く気付かれなかったという、両名の亡くなり方にショックを覚え、坪内さんご自身も3年前に亡くなられている件を重ね合わせ、人生の閉じ方について考えざるを得なかった。本を最後まで読み切って、あ~面白かった、感動したと言いながらページを閉じるような生き方って中々出来るものではないんだろうな。
夕食は、カンパチの漬け丼、キュウリとハムとモヤシの中華風サラダ。
脇道から本道に入る時、親切に入れてもらうと、自分が入れる側に立つと自然と入れてしまう。
♪ Chuck Berry - Memphis Tennessee