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0062偲ぶ会
スーパームーンが明けて、朝がやってきました。
彼女を偲ぶ会の日です。
早朝の便で、彼女の父と合流しました。
葬儀社との打ち合わせがはじまりました。
僕は放心状態で、何も手につかない状態でしたので、彼女の父と妹さんがほとんどの準備をしました。
偲ぶ会は、友人が多く参列し、彼女の思い出話を聞くことができました。
付き合っていた時から分かっていることでしたが、改めて彼女を慕う人は多いと感じました。
彼女の母はというと、離婚している父とは顔も合わせたくないくらいの仲のため、父とはすれ違いで来ましたが、すぐに帰ってしまいました。
その夜、会場で父と妹さん、母の親戚と、偲ぶ会をしました。
父も涙ながらに思い出話をしました。
僕も同じく、彼女との思い出話をしました。
あのときは、涙が止まらなかったです。
お酒を飲んで、お寿司を食べた後は、布団を川の字に広げて、彼女とは本当に最後の添い寝です。
こんな偲ぶ会の一日でした。