資格いおっさん18 無人航空従事者試験(ドローン検定)
note稼働以前に受けた試験について、記録します。
無人航空従事者試験(ドローン検定)
試験日 2023年1月 試験地 千葉(千葉中央)
①勉強時間
1級 1ヶ月半、毎日1時間程度
2級 1ヶ月半、毎日1時間程度
3級 1ヶ月半、毎日1時間程度
②勉強量
ドローンの教科書 標準テキスト
ドローンの教科書 上級テキスト
1級向けPDF(2級合格後にもらえる)
すべてを3周以上
③下知識
ドローン大学校卒業、機械工学卒、電気・無線・機械に係る上級資格による知識と実務経験あり
④試験の印象
テキストのとおりに正直に出題される。読み込んでいれば全く問題ない。
⑤手応え
全部の試験で9割は確実の手応えだった。自己採点では満点に迫る。
⑥ 資格の意義など
2023年1月からは、国家資格としての無人航空機操縦士制度がスタートしたので、民間の諸資格の意義は薄れつつある。
本資格もその影響を受けて、現在では実質的な知識を証明する以外の効力はないが、以下について優位と言える。
(1)受験資格に制限がないため、小中学校生でも気軽に受験することができる。
(2)国家資格ほどしっかりしていないが、まだ過去問の情報が少ない中で、とりあえず知識全般の習得に役立つ。
(3)1級の合格者は公式サイトに名前を載せることができる。
(4)ドローン検定協会自体が登録教習機関になったため、諸々のサービスの入口になる
ドローンに興味はあるけど国家資格は重たい。教習所に行く前にちょっとドローンの中身について慣れておきたい。
お勉強が苦手で徐々にステップアップするように知識を付けたい。僕まだ子供だし。という人は受けて損はない。
特に国家資格を16歳で最短合格したい場合は、中2の終わりぐらいから本資格取得をスタートすると良いだろう。
勉強すると、ドローンに係る法規、電気や機械の基礎知識、流体力学に係る物理学の基礎、天候、航空機の知識などが身に着く。
どれも覚えておいて損はない。特にドローンは案外飛ばしてはいけない場所も多く、危険も多いので、
そうしたNGとなる事柄を早めに習得するためにも、若年でドローンを扱う皆さんには受験をお勧めしたい。
⑦ 試験対策
紹介したテキストの網羅以外は、これと言って対策を練る必要はない。実際に操縦をする人のための資格ではなく、知識のみを問うので、その手の練習も不要。
但し、機体のチェックや安全管理などは多少経験があれば実感がわきやすい。
⑧ その他
2級受験のためには3級合格、1級受験のためには2級合格という感じで、結構お金と労力がかかる。
商売っ気の強い協会ではあるが、その分書籍などの情報は確かである(と、信じたい)。
何度も言うが、若年でドローンを扱う人には受験をお勧めしている。
近年、室内で飛ばすドローン競技(ドローンサッカーやドローンレース)が、広がりを見せており、小中学生でもドローンに触れる機会が今後は増えてくるものと思う。
ドローンサッカー協会HP
https://www.jdsa.asia/
【国内・世界まとめ】ドローンレースの大会情報を解説!出場方法から基礎知識までわかる
https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/tentsouko/a384
これらを選手として担う若年層はティーンの者も多いが、いきなり国家資格はハードルが高い、もしくは、受験資格を満たせず取得できない場合もある。
ドローン検定などの自由な民間資格を利用すれば、同スポーツの普及や安全教育の後押しになるとおっさんは考える。