虫嫌いを克服させる千本ノック 92本目 シロオビフユシャク(白帯冬尺蛾)のオス
大晦日のD公園シリーズ終わっていないのだが、クリスマス以来のB公園シリーズ。
冬尺蛾メインで出かけたが、全然見られなかったな、まあ、あんまりこだわりないけどと思いながら、自転車置き場に近づいていくと、持っているカメラからして虫撮りおばあさんが何か撮ってる。
クリスマスの日に会った人っぽい。そのときは「この辺の人ですか?見かけないですね」と言われた。
なに撮ってるのかなと覗き込みながらスルーしようとしたら、声かけられた。
「なに撮ってるの?」
「なんでもいいです。フユシャクとか」
そのときつけてたレンズは300mmレンズに2倍テレコンだったが。
「フユシャクならあっちにいくらかいたわよ」
とあちこちの木柵に連れて行ってくれた。
「どこだったかなあ」と私より熱心に探す。
最初にフユシャクの卵を教えてくれ、その後メス(それは私が「あ、これですね」と先に気づいたが)。
レンズを60mmマクロに換えていたころには彼女は別のところに移って、別のメスと、さらにオスも教えてくれた。
そのオスがこれ。
さらに近づく。
うむ、触角が、オスって感じ。
あ、ここでは一番見る(今シーズンはまだここでは見てないが)ウスバフユシャクじゃないなと。まあ、名前はあとで調べよう。
そう思っていたらおばあさんはまたずっと向こうの別のところから、「ここにもいますよぉ」と。そちらへ向かいながら「ありがとうございまーす」と大声で返す。
教えてもらったメスを撮っているうちに彼女は姿が見えなくなった。
それを撮ったのち、帰りつつ、最初彼女が撮っていたものを探す。
ミナミトゲヘリカメムシっぽかったのだが、近辺の木柵を何往復もするがついに見つからず。カメムシは動き回るからな…。
ああ、自力でも1匹でいいからフユシャク自分で見つけたいなあと帰りつつ探すと、最後の最後に見つけたあ!
身体測定もしておこう。
さらに、わざわざ300mmレンズに付け替えて、最近接撮影。
マクロレンズで撮ったのと遜色ないであろう。
さて、同定だが、毎度おなじみグーグルレンズ(というかツイッターに投稿してから”Googleで画像を検索”)で調べると、多くはシロオビフユシャクと出る。
実際、それでよいようだ。恐るべしGoogleの画像検索。
今日もありがとう。