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「キングスマン」こんな面白い映画あったのか!一番衝撃受けて気に入ったセリフは?

今公開中の「キングスマン:ファースト・エージェント」、キングスマンシリーズとしては3作目だが、これから見ても全く問題ない。実際、私はこの3作目から見た。

いやあ、こんな面白い映画があったのか!と、超久々の感動!!

いや、この感動は、今までで一番かもしれない。

だいたい映画というものは、今までの経験上、内容をあまりよく知らずに行ったものの方が感動が大きい。かつてはクミゴン(奥様・当時は彼女)と見に行った「トゥルーライズ」がそうだった。

そして、やはり大画面ならでは、というものもある。

今回、かなり前の席で、私の前には観客はだれ一人おらず、自分の視野いっぱいにスクリーンが広がったということも大きかったと思う。

派手なアクションは、没入したもの勝ちだぜ。文字通り何度も手に汗握った。

アクションだけでなく、実際の歴史を絡めて、実在の人物を巧みにフィクションの中に溶け込ませる脚本など、あちこちで唸った。

エンドロール、始まってすぐ帰っちゃったカップル、残念。ここにもひとひねり伏線回収のオチがあったのにね。

第3作である映画が面白すぎたので、これはやはり第1作も見ようと、映画館すぐ近くのゲオに行ったら、なんと110円(税込み)っぽいぞ。やっす!(実はアマゾンプライムでは400円・映画見る前から調査済み)

https://amzn.to/3rCZFWG

ゲオでDVD借りたのはたして何年前だってくらいだったので、その日は興奮したままおうちに帰り、カードを探したうえで5日後に借りに行きましたさ(仕事や肉体疲労との関係で自分の中ではその日が最速)。

かつてはTSUTAYAだったその場所、ゲオになってからレジ(有人)の場所は変わるわ、セルフレジもあるわで、新鮮体験。せっかくなのでセルフレジチャレンジ。

めっちゃ戸惑った、手間取った。

でも、こういうアララ体験が好きだから、それでいいの。

商品の磁気の外し方が全然わからなくて、すごく時間食ったけど、よくよく外し方の説明のところを見ると、その万引き防止装置がついていないものもあって、「キングスマン」はまさにそれだった!外し方がわからないわけだ。外しようがないんだもの。最初からついていないから。ナハナハ。

なんとか借りて、家に帰って、さっそく再生。

あれ、字幕が出ない。最初のシーンは、それでいいのかもと思ったら、どこまでたっても出てこない。英語モードになってたw

改めて字幕出して、再生。

終わる時間から判断して、仕事に間に合うギリギリ終了だが、かまわず、見る。

いやあ、面白いのなんの。

あまりの面白さに、仕事から帰ってきて、今度は日本語吹き替えで見た。字幕だとどうしても情報が落ちちゃうのと、1回目だとそうでなくてもすべての情報を拾えるわけでもないので。

その日はすっかり疲れていたし、次の日もそこそこ早起きするつもりだったから、ご飯食べながらのんびり見て、1時間くらいでやめようと思っていた。

それがですよ、いつの間にか、箸が止まってしまって、いったい食べ終わるまでどれだけ時間かかったか。食べ終わってからも、どこか途中で止めて、食器を後で洗いやすいように水につけておこうとしたのだけども、ノンストップで最後までイッちゃいましたわ。

そのあと食器洗って、さっと風呂に入ったつもりが、気づいたらいろいろ考え事しながら超長風呂で、風呂出たのは最終的にDVD見終わってからきっかり1時間後になっていた。

翌朝も泣く泣くの6時間睡眠予定が(もとは7時間以上寝るつもりだった)、興奮してしまい、何度も目ざめ(老化現象だけぢゃない!断じて)、最後2時間くらいはウトウトしたことはあっただろうけども、なんとか横にだけなり、目と体を休め、結局目覚ましかけた時刻の20分くらい前に起きた。

ひげ剃りながら鏡見たら、やっぱり目の下にクマできてる…。


いろいろ考えさせられたよ、ほんとに。

イギリスの階級社会など、ああ、こういう問題も抱えてるんだなあなんてのも垣間見えたりして。

でも、メインはそこではないけどね。

やはりド派手なアクション。すごいよなあ、あの乱痴気騒ぎだけで感動できる。よく撮ったなあって。映画ならでは。ドラマではまずあそこまでやらないよね。そして、どことなくユーモラスなんだよな、これが。

悲壮感のない、不思議なアクション多数。

そんなんあるんかいっていう秘密兵器の数々。

子供~大学生くらいまでのころ見た往年の007シリーズにも確かにそんなのあった(私の中ではジェームズボンドはショーン・コネリーとロジャー・ムーアで止まっているのだ)。

そして、英国紳士の格調高さ、やっぱりかっこいいよね。

マナーが、人を作る。

「ハリー・ポッター」シリーズでも魔法学校、制服とか、なんかいいじゃない。あれに通じる雰囲気。

そして、紳士の皆さん、けっこう下衆なんだよね、これがまた。ちょっとしたセリフとか。紳士の皮かぶってお下劣とか。ジョークも結構ブラックだったり。

最近の日本映画、本当に面白いし、いや、実は最高じゃね?と思うけど、ハリウッド映画とも違うこの英国映画ならではの味、いいよぉ。

敵役も、映画のセリフの中にもパロディ的にあるけど、ほんと魅力的。

ここではあえてストーリーについては語っていないし、こんな文章でいったいどこまで魅力が伝わるの?って感じだけど、全編通じて一番衝撃受け、一番気に入ったセリフは、以下。

ネタバレ含みます。

救えたら 後ろの穴でヤッていいわ

これ、王女のセリフですよ。最終決戦前の。しかもこの王女、けっして悪役の手には落ちなかった(だから牢屋に入れられている)、高潔なる気高い王女です。

感動したわ。

日本語吹き替えでは、

世界を救ったら、いいことしましょ。

つまらん。

元の英語ではなんて言っているのか、気になるでしょう。

何度かリスニングにチャレンジしましたよ。

最初のイフと真ん中のワールド?最後のアなんとかしかわからん(笑)。アナザー、もう一つの穴ということかなあと想像する。

DVDって便利ですね。英語の字幕も出るのだった。ここまでやったの初めて、DVD使いながら。

で、こんなセリフだった。

If you safe the world…we can do it in the asshole.

asshole 念のためググったら、やはり…。

もう、王女、お下劣!最高。ギャップ萌えさせていただきました。タイプではないけど。

でも、後ろの穴はいいです。不衛生です。

オーソドックスな穴で、僕にもやらせてください、王女様!


第2作の「キングスマン:ゴールデン・サークル」、こちらはいまいちらしいけど、いろんな意味で気になるので、こっちも見ちゃうよ。 


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こんとん
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