虫嫌いを克服させる千本ノック 81本目 イチモジフユナミシャク(一文字冬波尺蛾)のメス
見たことあるフユシャクのメスではこれが一番好きかなあ。
(※)冬尺蛾って何?って人は、まずは一つ前の記事を覗いてくれよな。
イチモジフユナミシャクのメスは、なんといってもエメラルドグリーンの美しい翅だぜ。
見つけた瞬間、テンションはね上がる。
ちっこいんだけどね。
大晦日のD公園。5以上10未満のメスが見られた。すべて写真に収めているから精査すればきちんと数わかるけど、もう面倒。
最初の1枚がこれ。ファイルの時刻は15時19分50秒(正確な時刻じゃない、あくまでカメラ内の時刻))。
近づいてフラッシュ撮影。
正直、美しさはいまいち。あ、女性にそんなことを言ってはいけないか…。
サイズはこれくらい。
1円玉の直径が2mmなので、1円玉を横に置いた状態を想像してもらうと、サイズ感がピンとくるんじゃないかな。
次に見つけたのを撮ったのが15時24分15秒。
下の写真はさらにそのあとに撮ったもの。とりあえず1枚パッと撮っておいて、さらに近づいてじっくり撮るからね。
こちらの方が小さい翅を広げていて、全体のサイズもちょっとだけ大きかった。
主観じゃないぜっていう証拠。
その次が16時20分ジャスト。
アップ&フラッシュ&一番絞りのF22。
そして次がすぐ見つかる16時21分34秒(下の画像は22分6秒)。
同じ木を模した柱にもう1頭。
どちらがいいオスをゲットできるかな?
最後のイチモジフユナミシャクのメス。16時24分6秒。
横からお腹を見るとこんな感じなのかと何枚か撮った。
フラッシュあり。
この角度で撮っただけだったら、時間がたったら私には種名わからなくなるな。
これはチャバネフユエダシャクのメスだよと人から教わったら、ちょっと緑っぽい翅みたいなのが見えるようだけどという違和感覚えつつも信じちゃうかも。
メスは6頭だったな(結局数えてる)。
観察開始時はオスばかり見たけど、いったんメスを見るようになってからはオスは激減。
1組だけメスとオスがすぐ近くにいて、結ばれるのかなあ、結ばれた後なのかなあと想像をたくましくもしたが、それだけだった。
メスは交尾済みならば話は別だけど、オスが飛んできてくれないことには、イチャイチャできないからなあ。女はつらいよ?
最後の写真を撮った1分24秒後、見ることを渇望していたチャバネフユエダシャクのメスが見られた。それはひとつ前の記事の通り。
ちなみにですが、名前で明らかなように、
チャバネフユエダシャクはエダシャク亜科。
イチモジフユナミシャクはナミシャク亜科。
同じシャクガ科でも一般にエダシャク亜科はサイズが大きめのが多いようですねえ。