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あれ?こんな都会でも天の川見えちゃう?からのぎょしゃ座・クリスマスの夜空

昨日(23日)の仕事返り、寒さに身をしっかり固めながら、夜空を見上げると、え?天の川?…まさか。

私が天の川を肉眼で見たことあるのは、夏のG高原だけ(出張)。

窓を閉めながら見えた星、うん、よく見える、すごいな雲を突き抜けて見える、さすが空気が綺麗、とそのときは思ったのだが、あとで気づいた。あの雲と思ったものが天の川だったことに。それはさそり座でもあった。

風が強く、日本海側は大雪で、こちら太平洋側も風が強く(日中最高気温6度の予報だった朝の段階で)、着替えずに屋上で何枚か写真を撮ったが、笑っちゃうくらい冷えた冷えた。

プレヤデス星団などを撮っていたとあとで気づいたが、うーん、どうもいまいち。

今日、再び、ちょっと風呂入る前に撮ってみようかなと屋上へ。昨日より薄着だが、イケる。風が全然ない。それでいて月はなく、雲もなく、空は澄んでいる。

適当に撮った。

ふたご座だった。足の方が天の川にかかるのだが、わからんな。

別の方を撮る。

ぎょしゃ座が写ってた。カメラのモニターで確認しながら、ん?これは星雲では?というもやっとしたものも写っている。

ちょっと説明すると、比較的明るい星で五角形ができているのがぎょしゃ座で、画像で一番右の頂点にある星が1等星のカペラ。

そのカペラの右回りに隣にある頂点の星とその星から左回りに2つ目の頂点の星を結んだ対角線のほぼ中点の右にもわっとうっすら写っているのがM38という散開星団のようだ。

書きながら説明しづらいことに気づく。数学っぽく星を表そう。

ぎょしゃ座を五角形ABCDEで表す。カペラを点Aとして、左回りにB,C,D,Eとしよう。

散開星団M38は対角線CEの中点のやや右にある。

さらに辺CDの中点のちょい右側(この写真では右下)に散開星団M36が、同じく辺CDの中点のちょい左側(この写真では左上)に散開星団M37がある。

たぶん、あってる。

さらに五角形の内側、点Dと点Eの近くにある三ツ星の左右に散光星雲IC410、同じく散光星雲IC405があるようなのだが、さすがに写っていない。

ところで四角形ACDEの内部はほぼ天の川で、三角形ABCの内部はすべて天の川ではないのだが、この画像では天の川とそうでない違いはわからんね。

さらに書きながら、本(後述)とにらめっこしながら気づくのだが、五角形の左側(点Dの左側)やや明るい星は、おうし座の角だ。

それから、その角の上にある複数の星、ふたご座の左の人の左脚だ。

さらに画面一番左の明るい星。左の人の股間。ちーん。


参考にしたのは、対象年齢小学校中級~おとなまでの『星座を見つけよう』。正直、これほどコスパのいい絵本を私は知らない。手元にあるのは1977年9月30日第23刷。古本で買ったわけではないからね。母親が買ってくれた本。いまだ現役。星を見るとき、今でも使っている。特に撮った写真と見比べるとき。

星座の線の引き方が著者(『おさるのジョージ』の原作者なんだぜ)独特で、これがいい。とても覚えやすい。

本当に一生ものの買い物だから、絶対のおすすめ。私が持っているのは950円。もう40年以上使ってる~~。

もう一つ星雲関係はこれ。

マジかよこの価格。153円だと?中古でめっちゃ安く手に入るじゃん。羨ましいぜ。


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