虫嫌いを克服させる千本ノック 105本目 カンシロギク(ノースポール)を歩き回るオオハナアブ(大花虻)
正直、でっかいハエだと思った。
キク科の園芸種。
冬でも気温が上昇すると花にやってくるのはハチやアブ。
この時期、変なところに咲いているのは、たいてい園芸種。
変なところというのは、文字通り不自然、自然には絶対にそんなところには生えないという意味。花壇とかプランターとか植木鉢とか、そんなところ。
こういうところは虫を見つけやすくもある。
虫が少ないと、ハエでもいいやという寛容の精神になる。
ハエでもいいやというのは、私の場合は、ハエはほとんど同定ができないから、ネタとしては悲しいんだ。
だから、ハエでもいいやという言い方になる。けっして、ハエが嫌いなわけじゃない。
最後に撮った1枚が一番気に入っている。
翅の模様がくっきり、美しい。
アブは模様に多様性があって、蜂のように美しいことも多く、好き。
んが、やはり同定にしばしば難がある。
これもグーグルレンズだとオオハナアブが一番出てくるが、特徴の黄色い帯が薄く、自信がない。
丸っこい体といい、ね、可愛いでしょう?
目もキュート。
複眼が上でくっついていないから、メスだね。
アタシ、綺麗?
やっぱり、女のお尻はいいよね?
食事もしてた。味見程度って感じだったけど。
花と花の間はほとんど飛ばず、隣接している花には歩いて移動していた。
花の名前も気になってグーグルレンズさんに聞いてみたら、カンシロギクという今まで聞いたこともない名前だったが、ノースポールギクとも出ていて、ギクッとな。単にノースポールでもないのか?
園芸種の名前がカタカナの場合は、たいていその植物の属名というイメージがあるが、カンシロギクの学名を調べるとノースポールなんて出てこない。
そもそもノースポールって英語っぽくてラテン語っぽくないからそこで気づくべきだったが。
今回撮影は90mmマクロ+1.4倍テレコン。60mmマクロに比べて、ちょっと離れて、しかも楽々大きく撮れるので、やっぱり便利だわ。
これを撮るのにわざわざ後ずさるのが、撮りながら苦笑いしちゃうけど。
そうそう、ハナアブのなかまは、いわゆるアブよりもハエに近いんだってよ。