映画『2001年宇宙の旅』見た~
これから見る人へ
『2001年宇宙の旅』は1968年、昭和43年の映画。
この年は『猿の惑星』も上映されている。
ちなみにアポロ計画による人類の初の月面着陸は1969年だ。
この時代背景を念頭に置いたうえで見たほうがより興味深いだろう。
とにかく、まずはその他の事前情報一切カットして、最初から最後まで集中して見よう。なるべく大画面で。
私は間違えて入っちゃったアマプラで無料で見たよ。一気見するのに、上映時間は下で確認してね。
見終わったら、ぜひまたここに戻ってきてね!
私の感想など(ネタバレあり)
私が初めて見たのはいつか調べたら、どうも1988年(昭和63年)7月24日の日曜洋画劇場のようだ。
作品が上映されてから20年後。そして、今から25年前。
初めて見たときの、そして、それ以来の感想は、「わけわかんない」。
冒頭のリヒャルト・シュトラウスの『ツァラトゥストラはかく語りき』の超有名な出だし「黎明」には、やはり鳥肌が立つ。
この場面のために作曲されたのではないかと勘違いしてしまうほど。
しかし、そのあと猿が出てきて、骨を放り投げて、そこから場面が未来になって、ようやく話がスタートする。そんなふうに覚えていた。
今回四半世紀ぶりに見たら、冒頭の猿人のシーンがずいぶん長いことに驚く。
私が最初に見たのはスタンレー・キューブリック監督自身がテレビ用に編集を指示したもののようだ。だいぶ後で気づいたが、テレビならば時間が短いので、ノーカットというわけにはいかない。
おそらくテレビ放送では、猿人のシーンは短かったんだろうなあ。
月のシーンもほとんど覚えていなかった。
再視聴の前にウィキペディアで2001年宇宙の旅の項目を読んで、それで月のシーンなんてあったんだと思ったくらいだ。
ただ、そのことから、あ、ヨハン・シュトラウス2世の『美しく青きドナウ』も使っていたな、まだHALが出てくる前だよなと思い出した。
ただし、『美しく青きドナウ』が流れる場面、記憶にあったはずの映像とは異なっていた…。
眠くなってきた。
意識朦朧、まるでHAL9000のように…。
まだ書きたいことあるのだが…。
すでに見た人へ
眠さがちょっといったん去ったので、これだけ追加。
「わけわかんない」のだが、いろいろネタバレサイトを見ると、そうか、そういうことだったのか、とわかってくる。
大学生のときは同級生が、なぜHALが反旗を翻したのか教えてくれて納得したのだが、もうその内容を忘れいてた。
再視聴して、ネタバレサイトを読んで、納得した。
あれを映像だけで理解するのは難しいな。彼も小説版を読んでわかったと確か言っていた。
それとHALはIBMを一字ずつ前にずらしたものだと教えてくれたのも彼だったか、いや、別の同級生だったか。
ネタバレ含むサイト、これだけリンクをはって終わりにする。
いや、ネタバレサイトではなかった。まあいいか。
「怖いですね~」