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雑草という草はない(6)ネジバナ

ラン科の雑草は少ない。というよりこのネジバナしか思い浮かばない。

ラン科は最も進化している植物らしい。贈り物に胡蝶蘭などよく見るが、さもありなんだ。

シロツメクサで吸蜜しているヒメアカタテハを追っているときに、あ、ネジバナにモンシロチョウが来ている!とこっちに浮気した。

以下の続きなのだ。

ファーストショット。

とにかく証拠写真なので、あららという構図。

2枚目。

手前のロープが入るのは一般には失敗写真になると思うが、ロープの向こう側なんだよというのは、記録としては悪くない。

そして、3枚目、4枚目。

あ、ネジバナの記事だったっけ。

このあとこのモンシロチョウはセイヨウタンポポに浮気。ネジバナに来るところを撮りたかったので、ちょっとやらせになるが、申し訳ないけど、セイヨウタンポポのところに思いっきり近づいて、邪魔をした。

予想通り、再びネジバナへ。

しかし、ネジバナにモンシロチョウはこの1枚が最後になった。

ここから先はネジバナ(別名モジズリ)オンリー。

こういう草地に咲いていること多いよね。うちの庭でも世代交代して3年くらい咲いていることあった。

向こうに見えるのはスギナ。ということは時期をうまく捉えれば土筆(つくし)も見られるんだな、ここB’公園は。

お花アップ。たしかに、ラン科だねえ。

妖艶だね。エロいね。

花の付き方は、右回り、左回り、両方ある。

左側が下から上の順で見て左回り、右側が右回り。朝顔のつるの巻き方は必ず左回りに下から上っていくんだけど、ネジバナの花の付き方はどちらもあるのが面白い。

同じ日の午後、ランチに行く前にちょっと寄り道してヤブガラシの花をチェックした後、通りすがりに道の真ん中に置いてあるプランターで作った花壇でたくさんのネジバナ発見。

一度目に入ると、次々に目にとまるようになるんだよねえ。

さらに昨日、明治神宮から新宿まで歩いたがその北口にあるスタバのすぐ裏の花壇。

生えている場所が雑草らしさMAXでしょ。こういうの、好きなんだあ。

こちらは共存…というか割り込み?肥料たっぷりでしょ。

北口と言ったけど、ごめん間違えた。スターバックス新宿新南口店だった。そのすぐ北側ね。ここのエリアって、少し植物も植えてある休憩コーナーになっていて、おしゃれで綺麗な一人でいるいかにもいい女やカップルやら友人やら外国人やらいろんな人がいて、ちょっと楽しい場所です。そこで植物に向けて(実はほぼ虫入りで)写真を撮っている人がいたら、私かも。

ところでネジバナ、今が旬かなと思って調べてみたら、名著であり愛読書の一つ『校庭の雑草』によると、

花期は5~7月と9~10月があるが、株によって花期を異にする。

とある。

ちなみにこの本何度も改訂がかかっているので、最新版は上のでいいと思うんだけど、違うことが書いてある可能性もあるので、念のため自分でチェックしてみてね。

私が持っているのはこれですねえ。

今なら1円で買えるよ!マジかよ!!


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こんとん
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