デンマーク第3の都市オーデンセ観光🇩🇰
友達に会いにオーデンセに向かった。7年ぶりの再会。朝7時22分のバスに乗るため早起きをする。昨晩はとても寒かったようだ。
結局バスは35分に来た。別に時間通りに来てくれなくて構わないんだけれども、そのあとに控えていたバス1本と電車1本が予定通りに行かなかった。時間通りに来てくれなくてもかまわない。イライラもしない。
ただ、チケットを事前に買っておくと安いのが困る。そんなの買いたくなるじゃないか。案の定、買っていた安かったチケットは、時間切れで使えなかった。
遅延したって「それが人生さっ!!死ぬわけじゃないし!!」って思えるけれど、それでもやっぱり、2,600円は惜しいからくやしい。いい妥協点をみつけたい。
バス15分の遅刻が、2時間の遅れとなってオーデンセについた。
駅から徒歩7分のところにアンデルセン美術館がある。隈研吾さんがデザインした建物。洗練されていてシンプルなんだけれど、デンマーク特有のこぢんまりさもあって不思議な空間。
アンデルセンを覚えているだろうか。19世紀初頭に、デンマークのオーデンセで生まれた童話作家だ。もともと詩人だったが、あまり売れず、童話で有名になった。「人魚姫」「裸の王様」「みにくいアヒルの子」などが代表作だ。
この美術館は2017年が建物が新しくできた。それによって、システムも総とっかえだったようで、全員がヘッドフォンをつけて見て回る。音声エリアに近づくと自動で音声が流れる。美術館特有の「めっちゃ読まなきゃ」がなかったが、ちょっと耳が痛くなった。そして体験型の催しが多く、わたしが2015年にきたときには、こんなに楽しくなかったな??と失礼ながら思った。
そして、美術館のよこにある子ども向けの施設がすばらしかったので紹介させてほしい。キッザニアのような場所。大人も子どもも仮装ができて、石器時代の家や郵便局、お城での生活や美容院などの「ごっこ遊び」ができる地下。上に行くにつれてヨガができる部屋や、自由に図画工作ができるスペースがあった。
美術館で働く友人が「ここ、お父さんとかの方が楽しんじゃうんだよね」と言っていたのがとてもよくわかる。子どもがいないと遊ぶことができないので注意!
キャプションにも記載済みだが、このキッザニアのようなごっこ遊びができる場所の衣装や小道具は職員の手づくり。最上階の図工スペースは、絵の具やクレヨン、キャンバスやハサミノリなど自由に使えてとても混んでいる場所。子育てをするとき、こんな場所が近くにあったらどれだけよいだろうと想像する。
ご飯は、Stormというフードコートで食べた。ここにも子どもが遊べるスペースがあった。友人は「子どもがいると、どこにも行けないの!!」と言っていた。疲れを知らずに駆け回る彼らを見て、本当にそうだなと思った。でも、子どもがいるから行ける場所もあるんだなとも、思った。
写真がヘッタクソでごめんなさい!!とても雰囲気の良いフードコートでデンマーク価格としては、高くはない美味しい場所だった。ここは駅から徒歩3分くらいの場所。帰りは、予約した電車に飛び乗った。ここでも5分遅れていた。