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【背骨のコンディショニング】背中から脳への情報量を増やせ!【脊髄・脳幹・小脳】
今回は
背骨のコンディショニングってことで
脊髄や脳幹・小脳についてのお話や
ちょっとしたコンディショニング方法を
動画でお話ししてきました
そして動画内でも少し触れましたが
先にお伝えしておきます
気とかオーラとか精神世界とか
スピリチュアル的なものと言いますか
未知のエネルギー的なものと言いますか
とりあえずそういう系
(※上記のものたちを今回は
『アレ系』と表記します)
が好きな人や
興味がある、信じている、実践しているなどの
肯定派の方はここでバックしてください
読まない方がいいです
必ず嫌な気分になりますから
読むなと言われると読みたくなる
ヒトの心理ってのもありますが
読ませるテクニックでも釣りでもないです
本当に読まないで欲しいと思ってるので
素直にそれを伝えていると思ってください
僕はたまにちょくちょく毒を吐きますが
今回は過去イチレベルになると思うので
というわけでいきましょう
✅溺れる者は藁をも掴む
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すごく良いことわざだと思います
これのキーポイントは3つです
①溺れている(困っている)
②藁しか掴むものがない(選択肢がない)
この2つを満たしてしまうと
ヒトはこうなりやすいってことですね
そして更に大切なのが3つめ
③藁なんか掴んでも助からん(解決しない)
これですよね
そしてさっそく毒ですが
『アレ系』は
全部、藁です
おそらくですが
実際には人間が溺れてしまって仮にその時に
目の前に藁があっても
多分そんなもん掴まないと思います
本来なら選択肢として除外すると思います
少なくとも僕は溺れてしまって
目の前に藁があっても掴まない
人間そんなバカじゃないですよね
でもここに1つ味付けすると
一気に掴む人が増える方法があります
誰かが溺れてる人の前に藁を投げ込んで
『この藁は普通の藁じゃないから!』
『神のご加護を受けた藁だから!』
『大きなエネルギーを秘めた藁だから!』
そんな事を言ってきたら
その藁を掴む人絶対出てきますよね
それだけのことです
✅矛盾だらけの空論
『アレ系』を信仰・提唱する人たちには
いくつかの特徴があります
1番わかりやすいのは
近代の医学や科学を否定する傾向が強いです
日本的に言えば東洋・西洋の思想でいうと
東洋に寄る感じですね
・薬じゃ身体は治らない
・近代トレーニングをしても運動能力は上がらない
みたいなね
そしてこれはトレーニング界や他の業界でも
あることですが『アレ系』にもブームが
あったりします
直近のブームの変遷だと
・潜在意識
・量子力学
・言霊
僕の感覚的には上の流れで変遷してきてます
なのでおそらくもう少しすると
言葉のエネルギーがどうのこうのってのが
主流になってくるかなと思ってます
もうすでにちょくちょく出てきてますからね
で、不思議と言えばいいか
ボロと言えばいいか悩みますが
潜在意識っていうものの提唱者は
ジークムント・フロイトです
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この方はオーストリアの心理学者ですが
神経病理学者を経て精神科医となった
『医師』です
そして量子力学っていうのは
『物理学』からの派生ですよね
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両方とも医学と科学なんですけど…
僕はトレーナーなので人体についての知識は
普通の方よりもたくさんある方だと思います
でも、今日この時点で医師免許の国家資格の
試験を受けてパスできるか?と言われると
100%落ちると思います
僕が答えられのは医学と運動学で
共通していることくらいですから
なので今更言うことでもないですが
医師というのは医学という学問を修めた
カラダのエキスパートです
そのエキスパートが神経病理学、
そして精神医学っていう更に
専門性を増した分野に絞って
学び導いたものが『潜在意識』という
言葉や概念です
そして量子力学とかになるともう
僕にはちんぷんかんぷん
気や宇宙のエネルギーは
原子や素粒子よりも小さい
まだ未発見の物質なんだ!
とかいう人も本当に多いんですが
そう言うのであれば当然
原子や素粒子がどんなものか
物理学者並みに理解してますよね?
これはもうディスカバリーチャンネルで
見た内容の完全な受け売りですが
2012年に『最後の素粒子』と言われていた
『ヒッグス粒子』が発見されました
発見されたのは2012年なんですが
1970年台には素粒子は17種類あるはずだ!
と言われていたそうです
そして約40年の時を経てついに
17種類めのヒッグス粒子が発見された
ということですね
ここですごく面白いのは
発見はしていないのに、つまり誰も
確認はできていないのに
『ある』ってことは発見の40年ほど前には
すでに『証明』されていたっていうことです
なぜそんなことができるのかと言うと
数式が成立していたからだそうです
(この辺からが受け売り)
そして物理学の世界ではこの数式には
かなりうるさいようで独自のルールの
ようなものがあるそうです
とても簡単に言うと
シンプルかつ美しい数式に
ならないといけないんですって
ちなみにその数式も見ましたが
僕には到底シンプルには見えなかった…
まぁでも理数系に入る方の学問ですから
数学者並みに数字のエキスパートの人たち
からすればシンプルなのでしょう
なので素粒子よりも小さいから
まだ未発見と言うのなら
その素粒子よりも『小さい』という数式を
まず出さないといけません
そしてその数式を学会なりなんなりで
発表して物理学者に認めてもらってください
量子力学という科学のジャンルを
出してきたわけですからね
数式では出せないけどあるんだ!
と言ってもそれは話にならんわけです
それならばまだ物理学や量子力学の
範疇ではないもの
ってアピールしてくれる方が
まだマシなくらいです
ちなみにその時は
『エネルギー』って言葉も
使っちゃダメですね
これは物理学の言葉です
というわけで
矛盾だらけなんですよ
医学や科学を否定しながらも
それらの学問の言葉を使用する
でももちろんそれらのエキスパートでもない
要はよくわかってもないのに
潜在意識がどうとか素粒子がどうってのと
組み合わせると『それっぽい』からって
だけです
『未知のエネルギーを秘めた藁』って
言えばそれっぽいもんね
でも当然すぐに破綻していきますから
その都度新しいそれっぽいもんを
用意しなきゃいけないだけです
で、最近はそれが言霊系になりつつあります
これは厄介ですよねー
考えてきやがった…
言霊ってのは日本の言葉ですし
万葉集でも使われていた言葉です
西洋・医学・科学はボロが出るから
こっちを持ってきやがったかって感じです
時代的にも陰陽師とかとも
合わせやすいですしね
なのでみなさんには言霊ってどんなもんかを
伝えておきます
『ピーヒャラ・ピーヒャラ・パッパパラパー』
です
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多くの方が知ってるであろう
おどるポンポコリンです
ピーヒャラ…っていう言葉や音
そこにおどるポンポコリンっていうタイトル
完全に合ってますよね
ヌール・ヌール・ボンドラナン
とかダメですよね
ピーヒャラはまだ笛の音っぽいにしても
パッパパラパーってなんやねん!って
なるわけです
言葉そのものに意味なんかない
でも、これはおどるポンポコリンです!
って言われるとなぜかあぁ、わかるー!ってなる
これが言葉や音の力
言霊です
『Bling-Bang-Bang-Born』も同じですよね
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意味はよくわからんのだけど
音感が良くてそこに音楽が乗ってきたら
更に楽しそうな感じがアップする
たくさんの人の心に何かを感じさせたんです
そういう影響を与える力が言葉には
ありますよってことです
ちなみに弘法大師、空海さんですね
空海さんは仏教の経典は
書いたりその内容を理解することよりも
音として発することに重きをおきました
だから真言宗です
なのでお経ってどこか音楽っぽいですし
あれはあれで聞くと独特な感情が芽生えますよね
それを狙ってるってことです
なので言葉には
そのものにヒトに影響を与える力が
あることは事実ですし
みなさんも体感してきていることです
もしその影響が
死ね!・消えろ!っていう
誹謗中傷の言葉だったなら
本当にそれが原因で命を絶ってしまう方も
いるくらいの影響もあります
殴る・蹴る・叩くという身体に対して
直接的なダメージを与えなくても
間接的に相手に命に関わる影響を
与えることもできてしまうわけです
これも言霊でそれを『呪い』
と呼んだだけのことです
せっかくなので付け加えると
呪いっていうとこのイメージありますよね
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嫌いなやつを藁人形に見立てて
木に五寸釘で打ち付けるみたいなね
当然ですが、これが原因で相手が
死んでしまう確率は0%です
本当は何の影響もないです
あるはずないですよね
じゃあ考え方によっては
相手に直接誹謗中傷やきつい言葉を
投げかけるよりも何の影響も与えない分
こっちの方が『優しい行為』である
とも言えるわけです
しかも見てしまうだけでも
怖いし嫌な気分になるから
できるだけ人目につかない
みんなが寝静まった丑三つ時に
わざわざやってくれるんです
やった本人もそこそこストレス発散に
なるでしょう
だから実はあんまり誰も傷つけてない行為
人間関係で強いストレスを感じる場合が
あるのは今も昔も同じです
その時にできるだけ余計な
揉め事にならないように
大ごとにならないように
できるだけストレスを溜め込まずに
発散させてあげられるように
っていうことを専門的に
仕事として任されていたのが
本当の『陰陽師』です
むしろ藁人形を釘で打ちつけたら
相手は死ぬなんて
本気で思ってたらただのバカです
そんなのを本気でしてたって思ってるなら
逆に昔の人をバカにしてんのかって
思いませんか?
まぁまぁ気持ちはわかるから!とか
誹謗中傷はダメ!って言って収まるなら
それでいいですが、そんな簡単じゃない
ってのは現代も同じですよね
だからユニークって言葉は正しくないかも
しれませんが機転を効かせた対処法を
任されていたのが陰陽師です
だから陰陽師は頭がいいし、国家としても
大切な役割だったわけです
増税メガネが増税したらストレス溜まるでしょ?
そのストレスは内閣に
ぶつけることもありますが
知らないうちに他者にぶつけてるかもしれない
その逆もまた、ね
国家としてはそれで支持率が下がったり
国民に暴れられても困りますからね
そういうストレスマネージメントを
国家機関として陰陽師に任せていた
っていうだけのことです
式神とかホントに呼べるなら
100年かからずに世界を日本が制圧しとるわ
✅なぜそんなに毒を吐く?
はい、いつもより厳しめに
毒を吐いてると自覚しております
なんでか?
僕はトレーナーという運動指導をする
仕事をしています
そしてカラダの使い方や機能っていうものを
メインに指導しているトレーナーです
来るんです
そんなに頻繁ではないですけどね
例えば実例だと
片腕が常に痺れてすごく動かしにくい
お医者さんにも診てもらって
整骨院とかで施術もうけたけど
やっぱり完治とはいかない
日常生活で不便を感じる
そんな時に『アレ系』と出会うと
藁をも掴んじゃうんでね
ただ、家族とか身内の人は
大丈夫かなぁって思ったりするので
知人や知り合いの医師に
相談したりします
で、その相談相手の方が僕も知り合いで
それならば一回あの人のとこで
見てもらったらどう?ってな感じで
本人ではなく身内が連れてくる形で
僕の指導を受けにきます
まぁ、色んな意味でひどい状態です
正直、藁を放して救い上げられた人もいますが
そのまま藁を掴んで沈んでしまった人もいます
書いたようにそんなに頻繁に来るわけでは
ないですけど20年くらいトレーナーしてるとね
そこそこの数になります
嫌なんですよね
僕は万能トレーナーでも何でもないので
力の及ばなさ、無力さなんて
しょっちゅう感じてますが
1番嫌な感じ方をするのが
こういう事例なんです
だからどうしても毒を吐きます
そして今回の動画のように場合によっては
『アレ系』に感じてしまうかもしれない
内容はやっぱりいつもより気を使います
『まるで』憑き物がとれたかのような
『まるで』気がカラダを巡っているような
みたいな比喩としての表現は
何の問題もないですし、むしろ本当に
昔の人たちって言葉ひとつひとつに
気を使ってたんだなとか
秀逸な表現だなって感心しますし
ありがたく引用させてもらったりもします
でもむちゃくちゃなもんも存在します
なので長くなってもちょいと書いておこうと
思った次第であります
大阪市 谷町四丁目
パーソナルトレーニングジム