【身体の使い方】ハンマーの使い方の特徴とコツを覚えよう!
今回はカラダの使い方で
自分のカラダをハンマーや
ムチのように使いましょう
という事をテーマに動画でお話ししてきました
(今回はハンマー編)
ハンマーやムチの使い方は
日常動作やスポーツ動作でも
しばしば活用されます
ただ、ずっとハンマーのように!
ずっとムチのように!っていうことも
珍しかったりするので
なかなかすぐに今回の内容を
転用・活用するっていうのも
決して簡単なことでは
ないかなとも思います
なので、動画内でも少し触れましたが
まずはハンマーやムチの使い方っていうのを
知識として知っておく
そして、ハンマーとムチの違いや
今までの自分のカラダの使い方との
『感覚の違い』を理解することが
今回の1番の目的になります
これができるようになると
今後それらを転用・活用する時の
習熟度に大きな利が生まれます
というような事を動画内では話したので
こちらではそこを少し詳しく
お話ししていきますね
✅わかっていることはわかる
はい、変な日本語ですけどね
でもこれがかなり重要です
例えば腕をムチのようにしならせるのが
得意な野球のピッチャーと
普段そういうことはあまりしない
一般人とに分けて
他者が腕をムチのようにしならせる
動きを見てもらう、という実験があります
そしてムチ役の人は最初は
素直にムチのように腕をしならせた動きを
してもらうのですが、そのしなりを
徐々に失くして最終的には
ほぼ腕はしならずに振るように
してもらいます
この時に腕のしなりの変化にいち早く
気づくのは野球のピッチャーだっていう
実験ですね
他にもこういった実験は
そこそこあって同じような
結果になるのですが
実はもっとみなさんでも
実感レベルでわかる
実際に経験しているであろう事があります
『方言』です
僕は大阪で生まれ育ったので
いわゆる関西弁・大阪弁ってのは
身に染みているレベルで理解しています
すると関西圏以外の出身でまだそこまで
関西弁が馴染んでいない人
アニメやドラマの役で関西以外の人が
役柄として話す関西弁
つまり悪い言い方をすると似非関西弁
こういうのは簡単に見分けがつきます
逆に僕が東北弁を真似て話しても
東北の人には簡単に見破られると思いますし
見分け・聞き分けの場合も
こっちはガチの東北弁で
こっちが普段は話さない人っていう
判別はあまりできないです
こういう風に運動やカラダの
使い方だけに限らず
ヒトっていうのは自分が
わかっていることは他者のことでも
わかるようになります
こういう事を難しい言い方をしたものが
『ミラーニューロン』と言われるものですね
他者の行動を見た時に
自分も同じ行動をしている活動を示し
その結果相手の行動を瞬時に理解する
といった働きをする神経細胞
それがミラーニューロンです
✅わからないものはわからない
このミラーニューロンについて
もう少し特徴をお話しすると
例えば僕の目の前で誰かが
腕立て伏せをしはじめたら
それを見ている僕のカラダの中でも
腕立て伏せをする時に使う神経細胞が
活性化し始めます
もちろん僕は見ているだけなので
動作としては僕も腕立てをし始める
っていうのはないです
※もっと些細な動作
あくびをする・腕や脚を組むみたいなことは
無意識に動作まで反応することはあります
これってすごい事ですよね
他者がしているのを見るだけで
自分のカラダの中でも同じ
神経の反応が起きるわけですから
いわゆるイメージトレーニングや
見て盗むってのは
こういう反応が起きているから
できる事というわけです
ただ!
どんな場合であってもこの
ミラーニューロンが活性化されるわけでは
ないんですね
いくつか条件があります
その中でも最も重要なのが
『自分ができるのかどうか』
『自分がわかっているのかどうか』
これなんですね
つまり自分が全くできないこと
あるいは全くしたことがないこと
こういう状態では
ミラーニューロンは反応しません
これがわからないものはわからない
ってことになります
✅動きの習熟度を高める
お話ししてきたように
誰かの動作を見てみなさんの
ミラーニューロンが発火するなら
動作を見るっていう事でさえ
とても意義のあるものになってきます
ただ、そのためにはある程度は
自分自身がその動作、あるいはその動作で
活用されているカラダの機能を
理解してできる状態に
なっていなくてはいけません
ハンマーやムチのカラダの使い方
っていうのは日常動作やスポーツ動作でも
しばしば使われる使い方で
カラダを上手に動かせる人ほど
これらを巧みに活用しています
じゃあそういう動作を見た時に
ただ見たというだけじゃなく
ミラーニューロンが発火して
活性化してくれたら自分も
その動きをできるように
なりやすいですよね
ハンマーやムチの使い方を
自分で色々考えて
いきなり実践レベルで応用する
っていうのは簡単ではないと思います
でも、これがハンマーの使い方
で、こっちがムチの使い方
この区別がついているだけでも
みなさんのミラーニューロンは
反応しやすくなります
自分で考えて活用するのが難しいなら
すでに上手に活用している人を
参考にすればいい
そしてその時にハンマーっぽい、
ムチっぽいっていう区別ができていれば
ミラーニューロンが発火して
見ただけでもみなさんの中では
上手に活用している人と同じような
神経の反応が起きてくれる
つまりその動きを理解して
真似ることがしやすくなるってことですね
わかればわかる
わかるは分かる・解る・判別る
つまり2つ以上に『わける』ことが
できている状態
そしてわかれば真似ることができる
これがミラーニューロンの働き
更に真似るは『学ぶ』
と同じ語源・意味を持つ言葉
なんとなく今回伝えたかったこと
伝わりましたかね?
なのでハンマーとムチに分けてみて
くださいな
大阪市 谷町四丁目 パーソナルトレーニングジム