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脳の病気の話(中年すっぴん女が出てくるので閲覧注意)

朝から申し訳ないタイトルですみません。
本当は書きたい話はたくさんあるのです。
見てください。
この下書きしてあるタイトルストック。
元銀座のママが語るブス論』
『私がビジネス書を読まない理由』

とか。
でも投稿するのに躊躇してしまうのです。
タイミングとか
無料でどこまで描けるかとか。
銀座の話もたくさん書きたいのです。
昔の反社の話なんて講演会で1番うけている。

「ビジネスとは!」とか
「フォロワーの増やし方!」
みたいな記事が
世の中溢れているのにも関わらず
逆行した内容になってしまうので
恐れおののいてしまっているのです。
きっともっと自由でいいですね。
考えすぎかもしれません。
自由に適当にが1番。

2年半前の38歳の時に
くも膜下出血で倒れたんです。
もちろん意識なし子です。
運ばれた最初の病院で検査したら
先天性の病気があった事が判明したのです。
そもそも10万人に1人ぐらいの割合らしいので
この記事が誰かのためになる確率も
ものすっごく低いですけども。
脳動静脈奇形って病気でした。
私クラスのプロ患者だと
『AVM』だなんて呼んじゃったりしてね。

最初に運ばれた病院では扱えきれず
すぐ救急車で次の病院に行きまして
今巷で話題の集中治療室に
3週間ほど収容されてました。
ICUってトイレもいけないしお風呂もないし
食事もなしなのです。
その状態で3週間。
本人は動けないしそれどころではないので
全く気になりませんが。
最近の疫病には本当に気をつけてください。

脳動静脈奇形にも色々あって
病巣が脳のどの部分にあって
どんな大きさでどんな破裂したかで
後遺症とか治療方針も人それぞれなのです。
私はAVMの患者のさらに2割ぐらいしかいない
小脳虫部に病気がありました。
私が今回記事に書きたかったのは
その治療のひとつに
ガンマナイフっていう最新治療があるんです。
このガンマナイフがかなり凄いって話。
まず、名前にパンチがある。

<ガンマナイフ>とは
定位置放射線治療を行う
放射線照射装置のひとつ
脳腫瘍・脳血管の奇形などの治療に使われる。

これが凄いんですよ。
日本にまだ40台しか機械がなくて
日本に入ってからも
20年ぐらいの歴史なのです。
だから私が20年前に破裂してたらと
思うとガクブルです。
で、なんで今回ガンマナイフの記事を
書こうと思ったかというと
昨晩、当時ガンマナイフ治療を行う直前の
自分でスノウで自撮りした写真が
出てきたのです。
余裕あったんですね、私。
↓コレ

画像1

この頭につけた器具はガンマナイフの
機械の中に入って頭を動かないように
固定させるんですけど
(私は7時間ほど筒の中に入っていましたYO)
コレ、ドリルで頭蓋骨に穴あけて
ボルトで止めてるんですよ。
機械最新な割には
めっちゃ原始的な固定の仕方じゃないですか!

今だに私レベルでは
なぜ放射線が脳腫瘍や血管奇形を消し去る事が
できるのか全く理解してないんですけど。
この治療をうけて2年半。
先日、確認の入院しまして
それがコチラ↓

画像2

一目瞭然!
写真右が放射線治療前
写真左が放射線治療後
惚れ惚れする綺麗な脳血管
病気って本当に醜いですね

こうして私はあられもない
自分の脳血管の姿を
ネットに公表したので
永遠に残るわけです!
グラビアより見せてます!

この病気を治すのに
3つの病院の脳外科の先生方が
一丸となってくれました。
チーム・バチスタならぬチーム•ガンマナイフ

深く感謝しています。
なので私は人一倍頑張って
生きなければならないのです。

合わせてコチラの記事もどうぞ
病気スピンオフです。


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ぬん
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