年末年始 ドイツ旅行記
2018年末に行ったドイツ旅行についてまとめます。
行ったのは年末年始のお休み。クリスマスマーケットは終わったあと。
大晦日の朝11時頃に出発して、現地時刻20時頃到着。
飛行機は、スカイチケットで予約。
ドイツは日本より7時間遅い。だから乗り継ぎの空港にいるとき、日本はもう次の年になってた。
▼ミュンヘンに着いてすぐ年越し
大晦日の(ドイツ時刻)20時半頃にミュンヘンに到着。
ホテルはBooking.comで予約したアロフト・ミュンヘン。とにかく重い荷物を持つのが無理なので、駅近。お部屋超綺麗だった。
一息ついたら防寒&荷物を最小限にして、いざカウントダウンへ!
ミュンヘン新市庁舎前に徒歩で向かったんだけど、道中ロケット花火とネズミ花火と爆竹の嵐。まじエキサイティング。ベビーカーの人とか小学生とかいるのに投げまくる。やべえ。でもみんな笑ってる。「ドイツ国民=堅実=爆竹は投げまくらない」と勝手に思ってたぜ。
怖すぎて新市庁舎のところまでは行けなかった。
けど十分に盛り上がってた。
そして知った。普段「1日が30時間くらいあったらいいのに〜」と思うことがあるが、1日が31時間もあると普通に疲れるということを。(24時間+時差の7時間)帰ってすぐ寝た。
▼2日目はミュンヘン市内ぐるぐる
翌朝。元旦です! ベッドがいいベットすぎて驚異の体力回復度。めっちゃ元気。
ミュンヘン市内ぐるぐる回ってピナコテーク(絵画館)のモダン(現代)とアルテ(古典)へ。12ユーロで2館行けるなんて!内容も豪華。ドイツ語わからなくても作品や美術用語は〇〇だー!って全世界共通言語で、うれしかった。
他には、マリエン広場で新市庁舎の仕掛時計「Glockenspiel」を見たり、新年のミサを見学したり、気になった建物に入ったりした。寒いから、ホットチョコレートが本当においしかった。夜ごはんは山盛りカルボナーラ。1人前はんぶんこでいい感じ。次の日早いから早寝。
▼3日目はノイシュヴァンシュタイン城…と思いきや馬とフュッセンとオーバーアマガウ
翌朝。朝の6:46に家を出て、ノイシュバンシュタイン城に行きます。
この日から氷点下。ドイツ、南に行けば行くほど気温が下がる。なぜなら南にスイスやオーストリアの山があるから。
ここで!お得情報です。バイエルンチケットを買いましょう。電車やバスの1日フリーパスなのですが、ほぼ元がとれます。この日はふたりで32ユーロとか。バイエルンチケットについてはこのサイトがわかりやすいです。
この日は、本当によく移動した。まずノイシュヴァンシュタイン城へ。駅について、歩いて山を登る。雪がびゅうびゅう吹いてきて上手に息ができないし、寒いのに暑いし、途中の休憩小屋でアイス食べた。頭に雪積もらせながら。
外観だけみて、今度は馬車で下る。馬だよ。ちゃんと、ぱからっ ぱからってしてた。
ノイシュヴァンシュタイン城のふもとには、フュッセンという街があって。これが本当にパステルカラーの可愛い街なの。
建物についている看板のデザインも素敵だった。
フュッセンは、歩いてまわれる小さな街で、少し歩くとまた違った建物が。
じゃーん! だまし絵のお城。ホーエス城。窓の飾りとかがだまし絵なんだよ。
この時点で昼過ぎ。まだ行ける!ということで、ゲーテが「生きた絵本」だと言ったグリム童話のフレスコ画がある街、オーバーアマガウへ。ここからがハード。
もともとホテルと飛行機と大まかな旅程しか組んでなかったこの旅行。ググる&聞くを駆使しながら、オーバーアマガウへと向かった。が、遠いしバスが悪路で酔うし、乗り継ぎのバス停で、屋根もない吹雪のなかでバス待たされるし、もうおしまいかと思ったヨ。バスを待つ人たちで、なぜか「きよしこの夜」を合唱しました。言葉が違うからメロディだけで。いい思い出。
瀕死の状態でオーバーアマガウに辿り着く。比較的マイナーな観光地なのか?夕方なせいもあって誰もいない。本当にここで合ってるのか?
このインフォメーションセンターに行くと、どのおうちにフレスコ画があるかわかる地図がもらえます。もらってください。
辿り着いた赤ずきんちゃんハウス。他にもヘンゼルとグレーテルハウスとかあった。いずれも民家なんだけど、このフレスコ画、誰が何のために描いたの? 1年前、日本語でググっても出てこなかった。
暗くなってきたので、駅まで向かう。道中。
電車とバスでホテルに戻っておやすみなさい。
帰り道の忘れたくないエピソード。
▼4日目はロマンティック街道を北上
ホテルをチェックアウトして、電車に乗って、ロマンティック街道を北上。
進撃の巨人の街のモデルになったといわれるネルトリンゲン!
ここは立ち寄ってよかったー!
塀でぐるっと囲われた街なのです。
街のまんなかに塔があって、登っていくと…(登って降りるまでのあいだ、私たちしかいなかった)
街が一望できる!塔のまわりはぐるっとまわれて、街が一望できる。茶色いラインが塀。
再び電車とバスに乗って4時間くらい?
ローテンブルクにつきました!中世の宝石箱(?)といわれているらしいローテンブルク。入り組んだ路地や木組みの住宅。中世の雰囲気が残る街。
可愛いホテルに荷物を置いたら、散策と夜ごはんの時間。
ちょっと写真がぶれてしまっているんだけど、窓辺にシャボン玉を服おもちゃが置かれているお店もあった。はあメルヘン。
マルクト広場。朝になって明るくなるのも楽しみ。
▼5日目はローテンブルクを堪能後、フランクフルトへ
朝起きて、昨晩気になっていたBROHAUSというお店へ。
高い天井、大きな木の机にはそれぞれ可愛いトースターが置いてあって。ローテンブルクで朝ごはん食べるなら絶対におすすめ。
おなかがいっぱいになったらいざ、街なかへ。
ネルトリンゲン同様、塀で囲われた街。
塀は歩けるようになっています。塀にある名前は寄付した人の名前らしい。
塀から見る街なか。屋根に粉砂糖みたいな雪が積もってて最高に可愛い。
ほんとかな?ってくらい家が可愛くて、建物の写真を撮りまくった。載せきれない。
テディベア屋さんにも寄った。この街、好みすぎて出たくなかった。
けど最後の夜はフランクフルトに泊まることになっているので…
移動しました。ホテルは、フランクフルト・アム・マイン。
フランクフルトはわりと都会だった。
滑り込みでシュテーデル美術館へ。贅沢なコレクションだった、、
▼6日目はフランクフルトを散歩して帰路につく
朝、フランクフルトを散歩したのち、帰路につきました!
フィンランド航空で帰りました。ずっと寝てました。
▼服装とまとめ
6日間(丸一日いるのは4日間だけ)のヨーロッパ旅行っていうと短い?気がするけど、全力で遊ぶとこのくらいの期間が体力の限界な気がする。あと寒い。行くまえ服装(装備)が気になったので載せておく。
装備
荷物は2人でひとつのスーツケースにまとめて、ほぼ持ってもらってた(ありがてえ)
お金は、一人あたり航空券20万円とホテル3〜4万、あと電車とかごはん、美術館チケット代。
保険はクレジットカードについてるのがわりと手厚くて、それで事足りた。
旅先の参考になれば。
あとね。お砂糖みたいな雪って何度も書いたけど、ドイツの雪、肉眼で結晶の形が見えるんだよ。メルヘンすぎる〜〜〜!
だいたいバスや電車待ちの間は、服についた可愛い結晶コンテストをしていました。
とにかく、期待以上にメルヘンでよかった。少なくとも中学生の頃から「メルヘン王国の人」といわれ、現在絵本の編集をしている私にとっては、ズキュンとなる旅先でした。ビール飲めなくても楽しいよ、ドイツ。
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