13、結果を決めて、中身を埋める!
こんにちは!
私が先輩経営者から学んだことを少しずつ書き留めていくシリーズ、第13弾をお送りします。
経営や起業に興味のある方向けに書いていますが、会社員としても成果を上げたい方に役立つ考え方になれば幸いです。
=============
「これ、できる?!」
仮に先輩上司から無理難題を頼まれた時に、あなたならどう答えるだろうか?
「えっと、、、●●であればできますが・・・」
「▲▲▲なら、難しいです」
社会人1年目の時の私なら、こんな答えが口から出てきそうだった。
しかし、経営者の道を歩もうと決めて、最初に学んだ価値観は、
「結果を決めて、中身を埋める」ということだ。
つまり、「できるできないじゃなく、やるんだ」ということ。
まず「やります!」と宣言し、そのあとにどうやってやるかを考えるのだ。
この「先に宣言する」というのが私は大の苦手だった。
できないかもしれないことを、できるという確証も見込みもないのに「できる」と断言するのはすごく怖い。
そして、実際に「できなかったらどうしよう」という不安を拭いきることはできない。
しかし、経営者に保証された道などあるはずがないし、
「できるか分からない」と迷うことができるのは、そこに可能性があるからだと、先輩経営者に教わった。
仮に、「ビルの100階から飛び降りて無事着地したら、1億円あげるよ」と言われたら、「いやいや、死ぬよ。無理でしょ。」と即答できるだろう。
でも、「ビルの2階から飛び降りて無事着地したら、1億円あげるよ」と言われたら、少し迷うのではないだろうか?
ビルの100階は無理でも、2階ならもしかして?と可能性を感じるものだ。
このように、100%無理と思っていることに対して、人は迷うことはできない。迷うということは、本当は可能性を感じている証拠なのだ。
とは言え、「自信がなくて一歩がどうしても踏み出せない・・・。」そんな風に思ったことが、私にももちろんある。
そんな時に先輩経営者が教えてくれたことは、
「無理と言うな!」ということだった。
「無理」という言葉は、思考を停止させる言葉であり、
逆に頭を働かせてくれる言葉は、「どうやったらできるかな?」である。
無意識に使っていた「無理でしょ」という言葉を封印し、
「どうやったらできるかな」に変えてみたところ、私の思考回路はだいぶポジティブに変わったと思う。
言葉には、力がある。
もし、何か新しい挑戦をする時にやった方が良いと頭ではわかっているのに、「できるか自信が持てない」と足が止まりがちな方がいれば、まずは言葉を変えてみることから始めてみてはいかがだろうか?
私も常に「どうやったらできるか」のみに頭を使い、決めたことを達成しつづけていきたい。