【就活】文系の僕が、未経験でIT企業に就職した理由
コロナの影響で、社会の流れが大幅に変わっている現在、就活や転職で悩んでいる方、いらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に、少しでも自分にあった会社を選んでいただけるように、僕の就活の経験を踏まえて、自己分析や会社選びの糧となる記事を書きたいと思います。
会社を選ぶ理由は人それぞれだと思いますが、こんな選び方もあるんだ〜という視線で見ていただけたらと思います。
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この記事の就活の部分を詳しく書いていきます。
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泥沼の就活人生
・ネットバンクへの内定
僕は、2度の就活を経てIT企業に就職しました。
1度目は、ネットバンクにかなり早い段階で内定をいただいていました。
ネットバンクを選んだ理由は、以下です。
・経済学部だから
・FinTech(金融×IT)が魅力的だったから。
・六本木で働けるから。
第一の理由が、漠然と「経済学部だから銀行でしょ。」と思っていたからです。馬鹿ですよね〜w 親から、教授から「銀行が安定して良い会社だよ」という意見を鵜呑みにしていました。
第二の理由、FinTechに興味がありました。お堅いイメージの金融業界がITの力で変革を起こそうとしている時期でした。アプリ振り込みやビットコインの全盛期です。そんな時代の流れに自分も加担したいと思い、ただの銀行ではなく、ネットバンクを中心に就活を行っていました。
第三の理由は、六本木で働けるから。福岡県の田舎で生まれた僕からすると六本木なんて夢のまた夢の都市でした。そんなところで働けるなんて、かなりモチベーションに繋がるわけです。
第一回目の就活はそんなこんなでネットバンク内定で終えました。
・まさかの留年
早めに就活を終えた僕は、社会人になることを切望し、期待に胸を膨らませながら、大学もろくに行かずバイトに明け暮れていました。卒業なんて余裕だと思っていました。自分は社会人になれるんだと。ところが、単位が1つだけ足りず留年することが決まります。友人の中では一番意識は高かったです。飲み会ではいつも将来やりたいことについて熱く語ってましたし、ビジネス系の講義にもかなり足を運んでいました。そんな僕が留年するわけないと思い込んでいました。「詰めの甘さ」が露呈してしまったのです。僕は、「飽き性」な性格なので嫌いだった「物理学」の単位を落として落として落としまくった結果、最後も落としてしまったのです。本当であれば、社会人になるには、大学を卒業しなければならない。そのためには頑張って「物理学」を取らなければならない。と考えなければならないのですが、「詰めの甘さ」によって「物理学」を無意識のうちに避けていました。本当、夢見ボーイでしたね〜。
・営業のバイト
その後、社会人になるのが1年後となった僕は、お金がなくなり「SIXPAD」の個人営業のバイトを始めます。ゴルフ場にいって、ブースを作り、道ゆく人に声をかけ、商品を体験してもらい、購入していただく。という流れの営業です。営業の詳しい方法やスキルは後日改めて記事を書きますね!
僕は、この営業で良い成績を出しました。自分に自信がつくほどの、です。そこで思いました。「僕は、営業できるんだ」と。強みは「コミュニケーション」なんだと思いました。きっと僕は「営業」を職にすれば食っていけると。でも、僕は2度目の就活で「営業」という選択肢を選びませんでした。
・Slerへの就職
営業のバイトを1年未満体験し、遂に2度目の就活が始まりました。1度目の就活時よりかなり自己分析は行っていて、「IT」業界を選択することに時間はかかりませんでした。では、なぜ「営業」ではなく「SE」なのか。理由は3つありました。
・職場での自分の希少価値を上げるため
・プログラミングをやってみたかったため
・「苦手」を克服するため
文系の僕がSEを選んだ理由
①職場での自分の希少価値を上げるため
②プログラミングをやってみたかったため
③ロジカルシンキングを鍛えるため
①自分の希少価値を上げるため
僕の強みは「コミュニケーション」です。これを職にするには「営業」の選択肢を取れば良いわけです。ただ、もう一つ選択肢があります。「コミュニケーションが盛んではない業界や職場に勤め、自分の希少価値を上げる」ことです。基本的に、SEさんはコミュニケーションをとることが苦手であると、就活前の事前情報がありました。SE界に僕が入ることで、「話す」仕事だったり、「プレゼン」する仕事が回ってくるのではないか。「コミュニケーションが得意な人」が重宝されるのではないかと考えました。実際、僕は常駐先でお客様に気に入られ(上司からのリーク)、プレゼンや提案会議などでかなりスムーズに話が進むことが多いです。今度、「御社のアプリのデザインを変えたい」とお伝えしたところ、「コチラこそ頼みたい!」と言ってくださって、3年目の僕が自分で仕事を持つことができました。僕は、一般的には、普通のコミュニケーション力かもしれません。ただ、環境によって自分のスキルレベルは変わってくることを知っていただきたいです。レベル30の「ピカチュウ」は、チャンピョンロードでは弱いかもしれませんが、マサラタウンの草むらでは最強のポケモンです。
自分の強みを知り、それを最大限生かせることを就活、転職の軸としても面白いのではないでしょうか。
②プログラミングをやってみたかったため
元々ネットバンクを志望していたので、プログラミングに興味はありました。ただ、「未経験でいけるのか」「仕事できるのか」で悩んでいました。挫折して仕事を辞めたくありませんでしたから。しかし、僕の性格上「これをしたい」という気持ちが僕の行動力に一番影響を及ぼすことを知っていたので、勇気を持ってIT業界に飛び込みました。
できなそうでも、やりたいと思ったら、やってみる。
人間が考えているマイナスなイメージは、実際やってみるとそんなにマイナスではないと思いませんか?
③苦手を克服するため
苦手を克服するために会社を選ぶ。結構難しいですよね。しかし、人生を長い目で見ると理にかなっている部分もあります。苦手分野で仕事に苦労している方も多いのではないでしょうか。「プレゼン」が苦手なのに人前で話せと言われて、結局失敗してしまう。「教育」が苦手なのに、後輩の面倒をみないといけない。など。これからの世界は、マルチに活動しないといけない世界かもしれません。そんな時に苦手だからこの仕事はしない!と言える世界ではないかもしれません。僕の場合、得意分野は、「コミュニケーション」。では、苦手なものは?
「ロジカルシンキング」です。コミュニケーションは取れても段取りを考えずに話すことがよくありました。要は、ノリだけの話し方でした。プログラミングは、そのメカニズムや設計がとても大事になってきます。また、コードを説明するときもわかりやすく説明しなければなりません。そこに強く惹かれました。SEになれば「ロジカルシンキング」を鍛えることができると思いました。会話の構成力を鍛えることができると考えたのです。
勇気を持って苦手な分野を克服するために仕事を行い、克服することができればいいなと思いませんか?
・まとめ
①市場価値を高める。
②やりたいことをやる。
③苦手なものを克服する。
2度目の就活で意識したことはこの3つです。
「こんな就活、転職の考え方もあるんだな」と思ってくだされば幸いです。今度も僕は「市場価値」を高め、やりたいことを仕事にし、苦手分野は潰すことを意識しながら仕事をしていくつもりです。
皆さんはどんな軸で仕事選びをしていますか?もう一度振り返ってみて、自信のある考え方で就活や転職に励んでいただけたらと思います。
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