0032【新しいことを始める】
おはよう御座います🌄😊💖
今日は令和3年3月4日木曜日、
紀元2681年(西暦2021年)弥生、
旧暦1月21日。
今日の一言は、
「新しいことを始める」です。
先日ベーシック会員のオンラインで、
1人の方が、
「皆さんに質問です。
最近始めた新しいことは何ですか?」
という問いを投げかけました。
実に良い質問ですね。
皆様の回答を聞いていても、
それぞれワクワクするようなことばかり。
始める前と今との変化など、
実体験を聞くことで、
これまで関心のなかった分野などへも、
興味が深まります。
子供のうちは、
新学年とかクラス替えとか、
何かと変化も多いものですが、
大人になると意識的でいないと、
毎日が単調に同じことの繰り返しで、
十年一日になりかねません。
「人間は同じであるということは、
成長していないということで、
退化していることと同じだ。」
と言われたのは、
私が小学校3年生の時で、
担任の先生からです。
1学期の終業式、
学習指導要領の改定により、
成績評価基準が異なることになり、
先生の見解を示した上で、
生徒に通知表を渡す時、
「不満のある奴は言いに来い。」
と言われたので、
実際はもっと違う言い方だったとは、
思いますが、
私が先生に説明を請いに行くと、
「自分の基準を下げると成長がないから」と、
その先生の評価に納得しつつ、
2学期の終業式にまたも、
今度は1学期に言われた成績をクリアしたのに、
と異議申し立てに行くと、
上記のように、
「1学期と同じでは成長がない。
人間は同じであるということは、
成長していないということで、
退化していることと同じだ。」と、
言われてしまったのでした。
まあ2度も先生の採点に、
異論を唱える私も私ですが、
お陰で厳しい先生に直接お言葉を頂き、
私の財産となりました。
先日書いた、
「今、女(なんじ)は画(がぎ)れり。」
の孔子様の言葉と同じ様に、
小学3年の担任の先生は、
私に諭し教えてくれたのでした。
幼い私のこれでいいだろうと、
粋がって得意になっている鼻が、
見事にへし折られ、
2度も悔しい思いをすることで、
教育者としての先生の深さに、
新たに感動したのでした。
人間は成長し続けるものであって、
それは子供も大人も同じなのです。
毎日の日常がこれでいいと、
思い始めた途端に、
私達は劣化、退化の一途を辿っていきます。
そうならないようにするには、
まだ自分にとって未開発の部分、
知らない世界、
新しいことを始めるのが1番です。
自分の慣れ親しんだ世界では、
それなりに得意としていることも、
全く異なる分野となると、
そうともいきません。
自分の思うようにいかない経験を、
大人になってから自分の意思で始めると、
そこには貴重な発見がたくさんあります。
戸惑いながらも、
何かを習得していくプロセスは、
達成感の喜びを誘発し、
細胞が活性化されます。
歳を重ねた人で生き生きしている人を見ると、
たいてい何かとんでもない新しいことを、
始めていたりします。
長寿の医師として御高名な、
聖路加病院の名誉院長だった、
日野原重明先生も、
102歳で絵本作家デビューするなど、
常に新しいことにチャレンジされて、
いらっしゃいました。
その日野原重明先生が大切にされている言葉が、
マルティン・ブーバーという哲学者の、
「新しいことを始めることを忘れない限り、
人はいつまでも若い」
だそうです。
まだ始めていない人は、
何か新しいことを始めてみませんか。
ほんの小さなことからでいいのです。
必ず何かを始めれば何か変化があるはずです。
その変化を楽しみましょう。
今日の一言は、
「新しいことを始める」でした。
皆様今日も一日ご機嫌よう🌄💖😊
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