【チャクラ?】 ライデン腺(ライディッヒ細胞)他 ――― エドガー・ケイシーと瞑想、バガヴァッド・ギーターなど
note投降ネタが無くなってきていて、更新も減っているので、ちょっとスピリチュアルのネタ。
この記事の読者にエドガー・ケイシーに興味がある人がいたら、何かの役に立つといいです。
古本屋で瞑想関連で何か無いかなと見ていたら、『瞑想の実践』(エルシー・セクリスト、林陽、中央アート出版)というのがあってついつい購入しました。
↓ ※ 引用・参考文献
これはしばしばこのnoteでも触れているエドガー・ケイシーの関連本です。
私もエドガー・ケイシーやシルバーバーチ、ホワイトイーグルなど西洋スピ系の本を過去に読んだことがあります。
この『瞑想の実践』も過去に読んだことがあります。
ただエドガー・ケイシーに関しては、気になる見解や今でも影響を受けている見解も少しあるのですが、しかし、アトランティスなど超古代文明、聖書やイエス・キリスト、輪廻転生、カルマ、予言などについて、あまりにも荒唐無稽に思えて、結局はバカらしく感じるようになりました。
その時に持っていた関連本も全てブックオフに持っていって処分したと思います。
【内分泌腺論】エドガー・ケイシーのチャクラ論
有名なシルバーバーチについては、そんなに瞑想やチャクラについての言及が無かったように記憶しています。
シルバーバーチの情報は、瞑想については、それほど高く評価していなかったように感じられます。
またチャクラについても、その存在は否定しなかったけれども、霊的な成長という観点では、それについての知識は重要ではないとしていたように記憶しています。
ちなみにシルバーバーチは、アトランティスなど超古代文明については、あえて否定はしなかったけれども、やはりこれについての知識も霊的成長にとって意味がないとしていたように記憶しています。
しかしエドガー・ケイシーの「リーディング」においては、瞑想が霊的な成長にとって高く評価されていて、チャクラや生命エネルギーについての言及があります。
エドガー・ケイシーのチャクラ論は、「内分泌腺がチャクラに対応する」ということのようです。
この内分泌腺をチャクラとする見解については、エドガー・ケイシー以前から、西洋魔術などの西洋スピリチュアル思想ではあったようです。
※引用・参考文献『瞑想の実践』によると、エドガー・ケイシーのリーディング情報の言うチャクラに対応する内分泌腺は、性腺、ライデン腺、副腎、胸腺、甲状腺、松果体、脳下垂体です。
この内で特に重視されていたのが、ライデン腺、松果体、脳下垂体のようです。
ライデン腺(ライディッヒ細胞)?
内分泌腺をチャクラとする見解で、もっともよくあるものは第6チャクラ、第3の目を松果体とするものでしょう。
エドガー・ケイシーのリーディング情報でも、述べたように松果体がチャクラとされています。
「リーディング」では、この松果体との関係で「ライデン腺(ライディッヒ細胞)」に触れられてもいます。
この「ライデン腺(ライディッヒ細胞)」はケイシーのリーディング情報では、非常に重視されているようです。
このライデン腺(ライディッヒ細胞、ライディッヒ中枢)とは、解剖学で言う「ライディッヒ細胞」と同じということなのでしょうか。
性腺?ライデン腺?第1チャクラ?第2?
エドガー・ケイシーに関心のある人たちの中には、このライデン腺について混乱も見られるようです。
つまり、「そもそもライデン腺は性腺ではないのか?」「ライデン腺は第1チャクラなのか第2チャクラなのか?」「女性に対応するものは何か?」、、、といったことなどです。
これについてのエドガー・ケイシーに興味ある人向けの私の思うことを述べてみます。
まず、このライデン腺は、第1チャクラではなくて第2チャクラとした方がいいと思います。
あと、あまりガチガチに「チャクラ=内分泌」と固定的に考えずに、少し融通させた方が、つまり、少しくらいテキトーに考えた方がいいと思います。
第1チャクラと第2チャクラについて、現時点で、私が思うところでは、第1チャクラは、性・生殖に関する肉体的な反射・反応にとくに関わり、第2チャクラの方は、性・生殖に関する情動面にとくに関わるものなのではないだろうか?ということです。
この点においては、ケイシーのリーディング情報の言う性腺とは肉体的な反射・反応に関わる「モーター」を意味し、ライデン腺とは、その性腺のモーターとしての駆動力を受けて、さらに生命エネルギーの活動が拡大するということを意味するとした方がいいのではないでしょうか。
さらにライデン腺と松果体との関係がリーディング情報では述べられています。
これについては、クンダリニーといったものを扱うマニアックなヨガやチベット密教の特に「究竟次第」において言われている「生命エネルギーの中央気道への流入」を意味するとした方がよいのではないでしょうか。
関連note:ヨガのスシュムナー(中央気道)とは。クンダリーニ、バルド、空性大楽
以上、エドガー・ケイシーのチャクラ論、ライデン腺(ライディッヒ細胞)についてでした。
以下はちょっと雑談。
「バガヴァッド・ギーターは普遍的真理に最も近い」(by エドガー・ケイシー)!?
シルバーバーチの情報では、「イエス・キリスト」は実在したけれども、救世主などではなくて、優れた霊的指導者の内の一人に過ぎないとされているようです。
もちろんイエスによる贖罪などは、キリスト教会がでっち上げた嘘ということになります。
イエスによる奇跡も、作り話とされたようです。
このような見解はニューソートでもしばしば見られます。
一方でエドガー・ケイシーのリーディング情報では、イエスは「救世主」として評価されているようで、イエスによる贖罪説を認めているようです。(このイエスによる贖罪説については、伝統的なキリスト教の説明・信仰とは違うものではあります。私は詳しくは知りません)
また聖書にある磔刑の後の「復活」も含めてイエスの数々の奇跡も「歴史的事実である」としているようです。
ちなみにですが、ケイシーのリーディング情報では、「ノアの洪水」は歴史的事実であるとのことです、、、、、、┐(´д`)┌
それにも関わらずに、ケイシーが「今の世の中にある思想で、普遍的真理に最も近い教えは何か?」と質問された時に、リーディングは聖書ではなくて「バガヴァッド・ギーター」だと答えたようです。面白い笑
当時、何人かの翻訳者によってバガヴァッド・ギーターが翻訳出版されていたようなのですが、ケイシーのリーディング情報では、「この人によるバガヴァッド・ギーターの翻訳がもっとも良い」とまで指定したようです。面白い。(誰による翻訳かは私は知りません)
霊媒対決? ―― アイリーン・ギャレット、シルバーバーチ
エドガー・ケイシーと同時代に、アイリーン・ギャレット(Eileen Garrett)という霊能者(霊媒)がいました。
エドガー・ケイシーとアイリーン・ギャレットは、お互いにトランス状態になって、お互いのことを透視しあったことがあります。
そしてお互いにその霊的な能力を高く評価しあったようです。
これについて面白い逸話があります。
アイリーン・ギャレットはウヴァニ(Uvani)なる霊的存在とコンタクトをとっていると主張していました。
そのウヴァニ霊がエドガー・ケイシーの透視リーディングのスタイルについて「心身に負担があるので良くない。霊的存在の助力を請うべきである」みたいな助言をしたようです。
ケイシーの信奉者は、「ギャレットのウヴァニから、こんな助言があるんだけど、どう思いますか?」みたいな質問をトランス状態のケイシーにしました。
するとケイシーのリーディングはウヴァニの助言を拒絶したようです。
さらにリーディングは「Does Uvani claim to know better than the Master who made him?(ウヴァニは彼を存在あらしめた方よりも、多くを知ると言うのか?)」と言いました。
ケイシーのリーディング情報によると、ケイシーのリーディング情報は、最も高位の諸力の働きによるものらしいです。
このケイシーに関して、有名なモーリス・バーバネルによる降霊会で、シルバーバーチの信奉者によって「アメリカのエドガー・ケイシーという霊能力者についてはどう思いますか?」みたいな質問がなされたようです。
シルバーバーチのメッセージは「エドガー・ケイシーの信奉者がなんと言おうと、彼も霊媒の一人であって、霊的存在の言葉を伝える道具に過ぎない」みたいなものだったようです。
面白い笑