【70】花びらと洗濯ばさみ
今日ね
時間の流れが
目に見えて変わった
瞬間があってね
道の駅で
休憩してたとき
外のベンチでお弁当食べてる人たちが何組か
山に囲まれて
隣には畑に菜の花、そして桜の木
一瞬すごく強い風が吹いて
大量の花びらが舞い上がって
ぶわぁあっって
こっちの方に
ひらひらひらハラハラハラって
やたらゆっくり
マイペースに飛んできて
さっきまでの時間の流れと
全然違うものが
流れ込んで
目が釘付けになった
なんだろう、あいつら。
やたらマイペースにやってきて
視線をかっさらって。
ほれぼれした。
・
今日はちょっと
今まで絶賛イライラしていたことが
実は腹の底ではおもろいって
感じてたことに気がついて
おぉ、こんなことが!と
目から鱗だった。
娘は洗濯ばさみを分解するのが大好き。
分解したあとの選択ばさみを
もとのように復旧するのは
ちょっとしたコツと力が必要で
わたしはそのちょっとした力がないばっかりに
あと一息で直せないので
超絶イライラしていたのだった(笑)
そのイライラ洗濯ばさみを
ちょっと呼吸を整えて集中してやると
難しいけど、いいとこまでできる
けど難しい
この悔しさ
そこんとこのさじ加減が
すごく実はイライラしながら楽しめるのだと
いうのが
今日はすごい発見だった
そして、その難しいんが
イライラおもろいっていうモードで
娘に洗濯ばさみ分解することに
ついての思いの丈を話すと
彼女はゲラゲラ大笑いだった!
・
たわいもないけど、わたしの中の大事なこと。