＃13　ろうそく　～600文字作文～

皆さんこんにちは。

とある国立大学に通う医学部生 kou です。

人は平均1秒あたり10文字ほど読め、600文字だと1分でサクッと読めるそうです。
今日も皆さんの1分を頂きます(*- -)(*_ _)ペコリ

#13 　ろうそく

突然ですが皆さん、「ろうそく」と言えば何を思い浮かべますか。

何となくでいいです。

どうしても「死」が頭にチラつきませんか。
それは今までの経験上、体験上のイメージですね。

よく人の一生はろうそくに例えたりします。

「火が点いた時が誕生で、消えた時に亡くなる」と。
ろうそくの長さは人それぞれで、その長さが寿命である。

面白い。
もう少し広げてみましょう。

どのようにして火が点いたのでしょうか。
マッチですか。
チャッカマンですか。

いいえ、他のろうそく。
つまりあなたの両親です。

ろうそくの火は中々に脆いものです。
風が吹けば、消えてしまうかもしれません。
酸素がなくなると、消えてしまうかもしれません。
それだけかけがえのないものです。

でも、皆さんは火の素晴らしさも知っているはずです。

火はどんなに暗い所でも明るさを提供できます。

人は生きているだけで周りに明るさを提供できるのです。
消えてしまえば、もう輝くことも輝かせることもできません。

あなたが生きてくれていることが親孝行
僕なんて生きていてもなんの価値もない

すれ違いです。
ふと上を見てください。

月は自分では輝けません。
太陽の明かりによって自分を輝かせることが出来ます。

月は自分のことをどう思っているのでしょうか。
存在してもしなくてもいいと思っているのでしょうか。

月は動けます。
時々動きすぎて陰になり見えなくなることもあるけど、
必ず輝いて姿を現します。

大丈夫。あなたは輝ける。(600文字)