小説投稿サイト『たいあっぷ』の作品を20冊読んで色々感じた事
新しい形の小説投稿サイト
投稿者数及び読者数の多い『なろう』や『カクヨム』とは違った形のサイトということで、自分も投稿及び読者として利用させていただいてます。
他投稿サイトと何が違うのか?
もの書きとイラスト描きが『サイト名通りたいあっぷ』し、それぞれ作業分担して、電子書籍として読める形になり投稿されている。
①どの作品も100%の形で表紙絵、扉絵、挿絵が書かれているサイトは今のとこ見たことが無いのでソコかなと
②サイト管理者の審査があり、ある一定のクオリティが保たれている
企画管理能力やある程度のユーザー確保等能力がある物など、でふるいにかけられている模様。詳細は管理側しかわかりません。
③コンテストを通し、電子書籍化(2巻以降の続刊)を目指す
好きな作品を好きなように書くというよりは、電子書籍化を目指して頑張って行くというベクトルに特化したサイトと感じました
個性的な作品が多い
自分の作品を含めて、いい意味でホントに個性的な作品が多いです。
ハイファンタジー・SF・推理ミステリー・歴史剣劇などなど……。
(例)
ハイファンタジー部門『魔導武闘家ラゴウ』
新感覚!魔導武闘家ファンタジー冒険記
毒舌ツッコミ幼馴染とのギャグコント
もし、上記の作品を応援していただける【レビューを書いていただける+続きを買いたい(無料)ポチる】のでしたら、お手数ですが下記の手順でたいあっぷ会員登録していただけると幸いです。
【たいあっぷ会員登録の流れ】
『たいあっぷ』と検索し、サイトへ
↓
会員登録
※パスワードは①英文字②数字③記号の3種混合必須!
↓
小説名『魔導武闘家ラゴウ』
↓
続きを買いたい(無料)ポチる
↓
筆者の二巻が出せる!
↓
筆者歓喜!
と言うのが一連の流れ、お手数かけます<(_ _)>
※他の作品については、自分『こんろんかずお』や他の方が書いたレビューを参考にしていただければ幸いです。
絵師さんにプロがいる
純粋にプロの方も多々いるので、他の仕事で依頼するということでもこのサイトを覗くのもありと感じております。
理由としてはイラストのバリエーションを見れるため、商業ベースをイメージしやすくなる。
余談ですが、自分の相方の絵師さんもイラストで稼いでる方です。
キャラが生き生きしているので見て頂いたら納得出来るイラスト!
小説を書いている方で、絵師さんと繋がりを持ちたい方はこのサイトを利用するのも手ではなかろうかと自分は思ってたりもします。
絵師にメリットはあるのか?
イラストで収入を得ている方や、そちらの事情に詳しい方は当然イラストを無料で書くということはあまり無いわけです。
当然お金を貰って書くわけですからね。
ですが、このサイトでは規約を見ると無料である一定のイラスト枚数を書くようになってたりします。
「え?じゃ、絵師のメリットないのでは?」と思われた方は多々いると思います。
そこで絵師さんのメリットを考察してみました。
①絵師さんは考えて相方を選べる(審査が出来る)
基本、『人気の絵師さんは当然モテモテなので色んな書き手から、是非相方にというラブコールが来ます』
サイト内でのやり取りで、審査が出来るため自分好みの作品の相手を選ぶことが出来ます
②表紙がタイアップサイト内で展示される、またサイトが表紙と作品の紹介をツイッターで流してくれる
早い話、当然表紙には絵師さんと書き手のネームが書かれているため、イラストと絵師さんの名前の宣伝になります。
③②に加え、書き手も必死になって宣伝する
イラストの効果は絶大なので、書き手も当然宣伝します
ここは書き手の宣伝の上手さや色んな人脈とかで変わってくるかもしれません。
④将来性の話になりますが、売れれば即興効果が期待出来る、そして色んなクライアントが実力を見に来る
これは他のサイトと違い、ほぼ完成した段階でのイラスト付きの電子書籍状態なので、そこから純粋な読者だけではなく、色んなクライアントがイラストを見に来るわけです。
実際ツイッターを見ていると色んな業界の編集さん達が見られているのがわかります。
まとめるとネガポジの考え方なのかなーと自分は思ってたりします。
メリットだけしか書いてないですが当然短所もあるとは思うので後は、本人の考え方と判断次第だとは思います。
以上のことから、特にフリーランスの方はチャンスではなかろうかと自分は思ってたりします。
書き手のメリットは?
①電子書籍を目指すにあたっての〆切を守れるかの実力を計れる
サイトの注意書きにも書いてますが書き手は45000字から55000以下の内容を書いていないとコンテストには応募できません。
普通、長編の作品ってどの投稿サイトのコンテストでも8万から10万文字前後になっているので、考えてみるとまあ楽な分類ではあるなと思います。
②絵師さんと組むことが出来れば『作品をたいあっぷし、一巻が電子書籍化出来る』
上記の『絵師のメリット記事』でも書かせていただきましたが、無料でイラストを描いてもらえるのは正直有難いですし、作品のイメージがしやすくなり見てもらえる確率が大幅にアップします。
筆者の体験を元に発言させていただくと、絵師さんとのやり取りは初めてだったこともあり正直楽しかったです。
ここで注意しないといけないのは、相手にも仕事があり、それを踏まえたコンテストへの工期を意識しないといけないということでしょうね。
③プロになることを意識した作品を作れるし、求められる
コンテスト優勝や2巻以降の電子書籍化の結果うんぬんも大事ですが、例え失敗したとしても、次のステップに生かせる貴重な体験を出来ると自分は思っています。
結果がでなかった場合、何かに問題があるわけですからね。
ここら辺は個人で受け取り方が違うとは思います。
もしかしたら、後々この作品がもとで何かが花開くかもしれないですし、そうありたいかなと自分は思って色々実行しています。
純粋な読者にメリットはあるのか?
一巻に関しては無料で閲覧出来るので、2巻以降を200円で購入する時の物差しが計れ、読者が自分の好みで読めるのは大きいのかなとは自分は感じております。
上質な紙ベースを好むか、電子データベースを好むかで使用ユーザーが分かれるとこなんでしょうね。
サイト『たいあっぷ』については当然後記になります。
今なら、お気に入りの絵師さんの表紙があれば、続きを買うボタンを押せば『その表紙の絵をダウンロード出来たりします』。
今のとこ、これがメリットではと自分は思っております!
たいあっぷサイトに自分が求めること、外部ユーザーが求めていること
①現状、コンテスト作品が全部で200前後と他サイトと比べてまだ少ないため、『短編作でのタイアップ』とかやってもらいたい
これはツイッターでどなたかが呟ていましたが、短編がないのはなあと。
ちなみにその方は最近某大型サイトで最近(2021.7月)『書籍化した方』の意見だったので説得力はありました。
無いよりは確かにあったほうが色々活性化出来るし、絵師、書き手共々色んな人も更に集まってくるとは思うんですよね。
実際上記にも上げましたが、作品から逆算しても人は実際まだ少ないわけですし、流通の流れって人と人のやり取りが作るものなので。
というのは、最近話題になっている『ロシデレ』って元々、某サイトでの短編だった事実があるわけですから……。
ロシデレに興味がある方は、下記記事参照↓
②今はサイトが立ち上がったばかりなのでしょうがないのですが、軌道に乗ればもう少し、広報的な何かを増やして欲しい
①と支援が増えればサイト活用者がぐっと増えるのかなと思います。
広報による支援が少なければ、他のサイトのがバックアップが大きいよねと結構言われてますし、正直返す言葉も無いわけで……。
自分がこのサイトの作品を20冊読んだ理由
①この投稿を書く際の説得力に繋げるため、全約200作うち20作の一割を読む事にしました
②『たいあっぷ』サイトをユーザーとして盛り上げるため、また、書き手やイラスト描きさんとの話題に出来るから(実際ツィッターのスペースでは話題に出来た)
③自分の作品へのインプット作業と刺激を求めて、自分の得意ジャンルだけでなく違う分野も今回は読ませて頂きました
④たいあっぷサイトに対して、意見を申し上げるための義務と権利を考えて
実行が伴わない人間ってどこの業界でもそうですが、説得力が皆無になるため、権利を主張する前に実行して説得力を得るため義務を果たしました。
今回の記事は以上になります!
お付き合いありがとうございました!