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筋肉を強くしたければプロテインではなく、『糖と塩』の摂取が必須‼︎

こんにちは。


『慢性症状特化型サロン』を経営している理学療法士です。


『筋トレとプロテイン』

いつからかこの2つはセットになっているように感じます。


「本当に筋トレとプロテインをセットにしていいのか?」


今回はこのテーマで生化学的な視点からお伝えしていきます。


タイトルで結論を申し上げておりますが


筋トレ時に摂取する栄養素として優先されるべきはタンパク質ではなくです。


筋肉はタンパク質から構成されていますが、その筋肉を動かしているのは

主には糖です。

糖が枯渇した状態や糖が上手く利用できない運動(激しい運動)の際には

糖の代用エネルギーとしてタンパク質や脂質が「筋肉の動き」のために

使用されます。

つまり、身体に糖が不足した状態で運動をしていると

筋肉を分解し、分解したアミノ酸を筋肉を動かすエネルギー源に

することになります。

「筋肉を分解した後に筋肉の元になるプロテインを摂取する」

これは3歩進んで2歩下がる、時には2歩進んで3歩下がることにもなるかもしれません。

また、たんぱく質というのは分解処理の過程で「アンモニア」が産生されます。

「アンモニア」は猛毒ですので肝臓や腎臓で解毒処理が行われます。

たんぱく質の分解を長期的に行うと肝臓・腎臓にも負担がかかります。


つまり、身体に糖のストックがない状態で筋トレなどの運動を行えば

肝臓や腎臓などの主要臓器を疲れさせていることにもなってしまうのです。


筋トレや運動の目的は人によってそれぞれだとは思いますが

「いつまでも元気でいるため」「活気のある毎日を過ごしたい」

などの理由が多いのではないでしょうか。


せっかく健康のために筋トレをしているのに

「筋トレによって筋肉を破壊し、主要臓器に負担をかける」

というのは非常にもったいないです。


運動の20分前くらいには、はちみつや熟したフルーツを摂取し

筋肉を動かすための準備をしましょう。

また、運動中は汗でミネラルが失われやすくなります。

ミネラル不足も筋肉への司令が行き渡りにくく原因になりますので

糖と共に天日塩の摂取もおすすめします。

糖が十分足りている状態でのプロテインの摂取はいいと思いますが

アミノ酸の種類によっては糖の代謝を低下させてしまうものも

ありますので、あまり頼りすぎないようにしましょう。


少しでもヒントになったら幸いです☆

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真・健康オタク
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