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衣装を着るのを嫌がるバンドマン、嫌がらないバンドマン。

僕はもう17年くらいは妻とkonnoduoというデュオ形態で活動していて、基本的には人前で演奏する時は衣装を着ます。大体スーツですけど。

でも昔、ロックバンドをやってた時は衣装に纏わる問題が2つありました。

①衣装を嫌がるメンバーがいる。

②過度に派手な衣装を着させたがるメンバーがいる。

です。

①の場合、普段着のままステージに上がりたい。衣装を着るのは格好悪い。ダサい。という考え方で、演奏技術に自信のある人に多いです。確かにヴァンヘイレンとか、メタリカとかはTシャツにジーパンです。でもお客様の目を楽しませる事も必要だし、僕らにヴァンヘイレンやメタリカみたいなカリスマ性はありません。

②の場合、僕の活動していた80年代や90年代初頭はインディーズシーンが凄く盛り上がっていた時代で、XやZiggy、レディースルーム、カラー、デッドエンド等あらゆるバンドが活躍していました。なのでその時の影響もあるとは思いますが、過度に派手な髪型や衣装を要求される場合もあります。僕は別に嫌ではなかったけど、現実問題として時間とお金がかかります。なので負担ではありました。

僕は個人的には①の様な考え方はあまり良くはないかな?と思います。他のメンバーが良かれと思って行動しようとする中で、一人だけそれを拒否するとバンド全体のまとまりもなくなり、不仲の原因となります。それにお客様から見た時に「この人はやる気ないのかな?」と思われるので、やはりある程度は譲歩すべきと思います。衣装を嫌がって普段着で演奏してるのって実は凄く格好つけた行為ですからね。

②の場合も良かれと思っての事だとは思うのですが、限度があります。楽曲や演奏内容よりも衣装が話題になるのはあまり良くない気がします。やはり音楽と衣装は互いに補完し合う様な状況が好ましいので。なので楽曲をよくする為、或いは聴いてもらう為、自分達を魅力的に魅せる為に効果的な衣装であれば多少の手間がかかっても着るべきかなと思います。

まとめ。
①は基本ダメ。②もなるべく付き合う。
メンバー各々得意分野を活かし、苦手分野は助け合いながら成功を目指していけると良いですね。

そんな僕の英語のボサノバアルバム。


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城南画報
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