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空知の給食を「考える」会、なんです。

北海道は雪景色

私の住む滝川市は「空知地方」に属します。

札幌と、北海道第二の都市・旭川との中間地点にあります。

さて、私が代表を務める「空知の給食を考える会」には、全国各地の食に関心のある団体さんから連携などのオファーをいただくことがあります。

実は、私どもの団体は「学校給食を有機にする会」や「自然栽培給食の実現を求める会」ではありません。

もちろん、それらの安全性の高い給食の実施を求めることも大きな目標のひとつではあります。

ただ、全国各地の皆様と情報交換して感じたことは「既に北海道の給食内容は、とても良い」ということです。

それも、どこかひとつの自治体が特別に力を入れているとかではなく「全体的におしなべて良いと言える」のです。

私自身は、この「平均して良い」という点は、とても重要なことであると考えます。

どこか力を入れている自治体に住んでいるから良いのではなく、北海道中どこに住んでいても平均して良い水準の昼食が食べられること。

「お金持ちの家庭だから良いものが食べられる」

そういった状態ではなく、経済的な格差なく一定の安全性が保たれることを望みます。

北海道の給食が平均して「既にまあまあ良い」理由は、いくつか考えられると思いますが、最も大きな理由はやはり

「食料自給率の高さ」でしょう。

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(参照:日本の食料自給率「農林水産省」)

都道府県別のデータは、こちら

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(参照:平成30年度(概算値)、平成29年度(確定値)の都道府県別食料自給率「農林水産省」)

なんと200%超え!?!

私の身の周りは、生産者で溢れています。

「生産地が近い」というよりは

「生産地の中で生活させてもらっている」という感覚でしょうか。

ありがたいことに、我が子の給食に並ぶものは、地産地消!

ほぼ全て地元でつくられたものが使用されていることも珍しくありません。

また、農林水産省のデータに素人のつくられたものは含まれていませんが、北海道の田舎という地では、非常に多くの方が「家庭菜園」に親しんでいます。

時に、家庭菜園のレベルを超えているのでは?と思えるほどの大規模な面積で自給自足の生活に近いスタイルで生きてる方も!!!

そんな北海道ならではの強みを活かし、さらに安全性を求めたい!

常に「生産者」「調理員」「栄養教諭」「運送業者」などなど、給食が机に上がるまでに関わってくださっている方々に感謝の気持ちを伝えたい!

このような気持ちで、運営しています^^

まずは「生産者の安全」を!

農薬を最前線で浴びるのは、農家さんなのです。

もし、私が北海道在住でなければ、このような運動はせずに、先に食料自給率を高める活動をおこなうと思います。

コロちゃん騒動への価値観は人それぞれとは思いますが、やはり物流面での制限も見られますし。

これからは、より一層「自分で食べるものは、自分でまかなえる」ことの重要性が高まるでしょう。

さて、1/28(木)は映画「タネは誰のもの」上映会♪

本当は、まだまだお申込みをいただいておりますが、泣く泣くお断り。。。

小規模に開催します。



よろしければ1ドリンク~のサポート、よろしくお願いいたします☆