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色メガネ

みんな色メガネをかけている。いろんな種類や安いのから高いものまで人それぞれかけてるものが違う。その時代時代で人気モデルが出てくる。
たまにだけどメガネをかけてない人がいる。ずっと目がいいのである。羨ましい。
ぼくたちは、いつごろから目が悪くなってしまうんだろう?

オールドルーキー始まりました!日本代表にまでなったサッカー選手が時を経て戦力外通告され第2の人生を生きていくお話。
サッカーばかりやって来たので他にスキルが無く選択肢がない。なのでサッカー関係で生きようとする。だから苦労する。だからドラマになる。スマートな生き方はドラマにならない。
主人公の設定は37歳なのでまだまだ若い。何かを身につけ新たな人生、となった方がスマートだ。しかし、過去に栄光がある人ほどそれを捨てられないのだろう。一発屋と言われる芸人みたいで、落ちたなーとか言われる。上がったことがない人がほとんどなのに、みんなよく言える。
職業に優劣は無い。優劣を作っているだけだ。誰もがなれないもので金が稼げて誰もが羨む暮らしをしてて、みたいな職業は憧れられる。逆のものは、そんな仕事かとか言われ一蹴される。バカバカしいが多くはそうだ。

新町亮太郎はJ1で活躍するほどのサッカー選手だった。が、仕事を失う。仕事を探す。見つからない。工事現場や警備会社という困った時にとりあえずやる仕事に就く。そう扱われガチな仕事も本質はそんなことではない。誰でもできる仕事は誰もやりたがらないからいつでも人手不足。価値が低いから金が稼げないからやり手がない。そんなとこ目指さない。でも、誰でもできる仕事なんて無い。そう見てるだけなんだ、色メガネで。目の悪い人が多過ぎる。不健康な人が多過ぎる。
そんな多くの人に届くドラマではないでしょうか。

バナナマンのせっかくグルメからのオープニング、よかったです。芳根京子さん、生田絵梨花さんの番宣大食い大会もよかったです。横浜流星さんの嫌な奴といい奴の両面、よかったです。榮倉奈々さんの健気な奥さん、よかったです。反町隆史さんの嫌な社長、よかったです。稲垣来泉さん、サッカー選手のお父さんが大好きな長女、よかったです。

何も出来ない綾野剛さん、よかったです。

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