私の『食べたい』はどこへ行った?
好きなものを、自分の満足できる量で食べる。
久々に思い出した感覚。
この間、主人と久々に二人でゆっくりご飯を食べに行って気がついた。
私の食事を制限してくる『彼ら』がいないと
私の『食べたい』気持ちがひょっこり顔を出してくれる。
埋もれてたところからよっこいしょと出てきてくれた。
子供が産まれてから、食事の仕方が雑になっている。
まず子供たちに食べさせないといけない。だから自分の食事は立って食べるか後回し。食事内容も彼らの残されたものをおかずに食べる。
私が食べたいもの食べるというより、目の前のタスクをこなすために食べる。
外食のときはとても難しい。
彼らは残す傾向があるからそれを見越して自分の注文する量を決めないといけない。大概少なめで注文すれば自分の料理+子供の残しでちょうど満腹になる計算。
うまくいくときもあるしそうじゃないときもある。
大盛りを頼むときに限って彼らは少食モード。
少なめに頼むと足りなかったと言われ私の分まで奪われる。
マクドナルで注文するときは私のバーガーは頼まない。
なぜなら4歳の娘は普段バーガーを2かじりくらいしかしないのだ。
残されたバーガーは誰が食べる?
私でしょう。
本当はえびフィレオが食べたかったのになぁ。
夕飯後のアイスは欠かせない。
一日の終わりにはアイスで締めたい。
全ての家事が終わりさぁ食べよう!とすると
視線を感じる。
自由奔放わがまま娘がこちらを見ている。
美味しそうだなぁ。=ちょうだい。
毎回のことなのでもう何も言わず差し出す。
結構食べられる。
口の周りについたアイスをぺろぺろ舐めながら娘は満足そうに去っていく。
食べたいものは子供達のいない間に食べてしまうのがいい。
そう思って昼間にアイスをわざわざ買いに行った。
邪魔されたくない。一人で思いっきり食べてやる。
大好きなモナ王にくらいつく。
そして気づく。
モナ王ってこんなに多かったけ?
そう、こんな食事の仕方をしているので
オリジナルサイズが食べられない胃のサイズになってしまったのだ。
いつも子供たちとわけっこしたり、かじられたり。
モナ王を1ブロックと1かけ食べて冷凍庫にしまってしまった。
ラーメン屋に主人と二人で行ったときもそうだった。
大盛りかと思った量は正規の量。
シェアせず一人で食べるのかと思うと食べる前からギブアップ気味。
完食はしたけどもう美味しいを通り越して苦しい。
以前ならペロリと食べていた。
自分の『食べたい』気持ちを後回しにしてきたから
本当に食べたいときに思いっきり食べることができなくなっていた。
自分の満足できる量が思っていたより少なくなっている。
いいのか悪いのか。
代謝も悪くなるわけだ。
しっかり食べないと。
自分の『食べたい』気持ちを磨いていかないと
私は誰のために何のために食べているのか。
自分のために食べよう。
実はうっすら気づいている。気持ちを抑えているのは食事だけではないことを。
母親になってからいろんなことが自分のためのようでそうではないことが多い。
いつか本当に何もできなかったと言う人生になってしまうのではないか。
自分が何を欲しているのかもっと私の『食べたい』気持ちに耳を傾けてあげよう。