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【夫の育休(1)】一緒に家事育児をする夫婦関係の作り方〜育休中のスケジュール〜

こんにちは。

恋愛婚活アドバイザーのまよです。

「100年続く夫婦関係」の作り方は婚活中からスタートしていると考えています。

(※100年続く夫婦関係は、永く穏やかに続く夫婦関係の例え)

昔は夫は外で働き妻は家で家事や育児をするものという時代もありましたが、共働きが当たり前になったこの時代、昔のやり方では通じません。

婚活中の方にも今から知っていただきたいお話ですので、ぜひ最後まで読んでくださいね。


育休はブラック企業並み


今は女性も働く、男性も家事育児をするという時代。

私の夫は過去2回育休を取りました。

夫がいうにはそもそも「育休」という響きに疑問を感じるとのこと。

仕事は休み、だけれども育児という面で見ると仕事をしているときとは別の大変さがあります。

なまじ「育休」に「休み」という漢字が入っているものだから、

「育休中に家族で旅行ができるんじゃない?」
「いつもは仕事で大変だけど、育休だから少しは家でゆっくりできるね」

なんて言われてしまう。

ゆっくりできるどころか、育休は「ブラック企業レベルの忙しさ」なんですよ。


それもそのはず。

育休中の夫のスケジュールです。

6:30  起床、朝の準備、ゴミ出し
7:00  上の子たちの食事
8:00  上の子たちの送り
9:30  帰宅、朝食の片付け
11:00 昼食の準備
12:00 昼食
13:00 昼食の片付け
14:00 子ども1お迎え
15:00 買い物や子ども1の遊び相手
17:00 夕食の支度
18:00 子ども2お迎え
19:00 夕食
20:00 上の子たちの入浴、歯磨き
21:00 上の子たちの寝かせつけ
22:00 夕食後の片付け、台所掃除、
      部屋掃除、
      ゴミまとめ、洗濯、
      上の子たちの明日の準備、
      その他名もなき家事、
      自分の歯磨きや入浴、
      提出物チェックなど
 3:00 就寝


実際は名もなき家事やイレギュラーで対応しないといけないことも多く、このスケジュールにプラスして毎日何かある状態。

例えばワクチンだの、急な発熱による早退や通院、上の子たちの行事の準備や提出物だの……そうそう書類上のあれやこれやなんかは結構時間がかかって地味に大変です。

だから細かく書くともっとすることがあるのですが、ざっくり書くとこのような内容です。

私は基本的に赤ちゃんのお世話をしていました。

でも夫がこのような過酷なスケジュールの中、私だけが赤ちゃんだけのお世話をしているわけにはいかないので、産後家に戻ってからは体に負担にならない程度の家事を夫のサポート程度にしていました。

「休んでていいよ」

と夫からは言われていましたが、見ていられないほどの労働だったので私もつい体が動いてしまう。

育児って夫婦の協力が必要です。

特に実家の助けがない場合は余計に、です。

私たちの場合は実家からの援助を得られないため、夫婦二人で協力してしています。

たった一日、たった一日でいいから信用できる実家に子どもを預けられたら……とこの数年間何度も思いましたが、できないものはできない。

自分たちでやっていくしかないんですよね。

こういう状況の夫婦は特に都市部では少なくないと思います。


育児も家事も夫婦同等


夫は育休中だけではなく、普段から家事も育児も普通にします。

もちろん専業主夫というわけではなく仕事を持っています。

私もですが。

だから育休に入って家事育児をしなくてはいけなくなった時も大きな努力は必要ありませんでした。

夫の家事や育児は、

「妻のお手伝い」
「日曜日限定の気まぐれカレー」
「妻が後始末をしないといけないほど酷い家事」

なんかではありません。

私も夫も同等に家事育児をしています。

だから夫からすると、

「ご主人は育休を取られているんですか?!すごいですね!」
「旦那さんが家事を手伝ってくれるなんて奥様も喜ばれているでしょう。」
「イクメンなんですね〜。」

なんて言われると

「それは違う」

と思うそうです。

なぜならば当たり前のことを当たり前にしているだけなのに、やたらと「偉い」と言われたり「サポート扱い」されたり、家事育児をする男性みんながみんなそうではないと思うらしいのです。

そして夫が家事育児を普通にこなすことを「偉い」と言ったり「お手伝い」扱いしたりしてくるのはほとんど女性だそうです。

それに対して夫は

「女性がこういう発言をすると、自分で自分たちの首をしめることになる」

とも言っています。

夫も妻と一緒に家事や育児をするのが当たり前なのに、それを特別扱いすると男性の家事育児に対しての意識が低くなるそうです。

確かに世の中には、「まだ妻のお手伝い程度の家事しかできない夫」「料理はできても片付けまで頭が回らない夫」「子どものオムツをかえられるようになったばかりの夫」、いろんな段階にいる男性がいますよね。

それを「偉い」「奥さんは幸せ者だ」「イクメン」と特別な言葉でくくってしまうと、特別なことをしている意識が芽生えてそれが「当たり前」にはなりにくいかもしれません。

私の知人にも、

「育休が取れるなんて特別な人ですよ。普通は取れない。
特別な旦那さんに感謝した方がいい。」

とはなから決めつける人がいます。

それはそれで彼女の価値観なので私は彼女に対して否定も肯定もしないのですが、そういう価値観の彼女のご主人はやはり家事や育児は一切しません。

そして彼女はそれに対してストレスを抱えているような発言をします。


家事育児をする男性としない男性の違い


家事や育児を当たり前にする男性とそうではない男性、何が違うのか。

それは当たり前ですが「意識」です。

ではその「意識」、つまり価値観はどこでつくられるのでしょうか。

一番はご自分が育った環境かもしれませんし、テレビや会社などの周囲の状況、住んでいる地域にもよるかもしれません。

でも意識は変えることができるんです。

それこそが夫婦の共同作業の一つでもあると思っています。

つまりこの「意識」は夫側だけの問題ではなく、妻側の問題でもあるのです。

私の場合は、結婚当初からこの価値観を二人で一緒に育てるところからスタートしました。

そしてそれを視野に入れて婚活をしました。

父は私のことを可愛がってくれましたが仕事人間で、母はワンオペで私を育てました。

遠方にある母の実家や義実家からの助けがない状態、そして生まれ育った土地ではないところでのワンオペ育児は子ども目線で見ていてもとても壮絶なものでした。

私は母のようになるのが嫌で、結婚したら夫婦同等に家事育児をできるようにしたいと考えていました。

家庭によって状況や価値観や求めるものが違ってくるので、全ての男性が女性と同等に家事育児ができる状態に持っていくことは難しいかもしれません。

でも多くの場合はそうではないのです。

だって人間ですもん。

自分が食べるものくらい作れますよ。

大切な家族がいるのならば、その家族にも作ってあげることができますよ。

自分が着る服くらい洗って干してしまうことくらいできますよ。

赤ちゃんのおむつ交換だってできます。

こういうのって女性だけが出来る特別なスキルではないんです。

だってよく考えてみてください。

・最低限の料理を作る(例えばご飯を炊いてお味噌汁や野菜炒めを作るなど)
・洗濯機を回す
・洗濯物を干す
・洗濯したものを畳む
・赤ちゃんのオムツを交換する


この中に特別なスキルはありますか?

きっと仕事の方が特別なスキルが必要ではないですか?

特別な勉強をして資格を取ったり、専門技術が必要だったり、パソコンが扱えたり……。

そっちの方がよっぽど大変!

だから家事育児は「やる気があるかないか」と、それ以前に「家事育児をする価値観や必要性を感じているかどうか」なんですよね。


ちょっと長くなりそうなのでこの辺で。

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