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人生悲喜こもごも。

Konitaroです。

どうもここ最近は週末になってもやる気が起きず、もうそろそろ6月だというのにこの週末はただただひたすら海外ドラマを観ていました。
心温まるもしくは心が熱くなる、そんなヒューマンドラマが観たいなぁと思いまして。

人生悲喜こもごも、2024年最新の世界人口は81億人、そう考えると81億通りの人生がありますね。そう考えると果てしない数の人生がこの地球上にあり、そんな中だと自分の人生の困難なんて軽いもんだという気になれます。

Let's be positive.
バリバリのポジティブ信仰の人は苦手ですが、今はポジティブにいくとき。
とことんネガティブになったらあとはポジティブに、何事もバランスが大事です。

ということで今回観たドラマはこの2本。どちらも数エピソードありますが、一気見可能ですよ。

"厳しい戒律を遵守するユダヤ教超正統派。そのコミュニティで育ち、抜け出した女性の自伝をドラマ化"

 - CINRA.NET -

このドラマ、最初は脱出劇のように始まるので、何か束縛された環境から抜け出す女性の話かと思いました。主人公のエスティは、周囲にバレないようにわずかな荷物を服の中に詰め込み、故郷から離脱した母を頼りにベルリンへと向かいます。
そこで偶然知り合った音楽学校に通う若者は多様性に富み、自分が今まで知らなかった世界に触れます。そこから、これまでの自分の過去を振り返りつつも新しい扉を開き、新たな道を歩みだします。

この作品で描かれる、現代生活から大きく遮蔽され、閉鎖的な社会は本当に息苦しく感じられ、特に女性の立場が弱いというその社会は、僕にとってもとても心苦しいものでした。その環境から抜け出し、多様性の富んだ広い世界を体験していくエスティが徐々に変わっていく様に感情移入し勇気づけられました。

自分が恵まれた環境にいること、そしてまだまだ可能性を秘めていること、未来には希望が溢れていること、それらを感じさせてくれました。
今の苦しい状況も明るくパワフルに乗り切るエネルギーを、僕はこの作品からもらうことができました。

そして次に観た作品はこちら。

スウェーデン製作という僕とっては珍しいドラマでした。小説が原作のドラマで、とある殺人事件がきっかけで、ある一家の生活が一変してしまうというもの。主役となるサンデル一家はごく普通の家族で、神父の父アダム、弁護士の母ウルリカ、娘ステラの三人家族で、郊外にある洗練された住宅地に住んでいます。周囲からは一見完璧な生活を送る家族と見えるでしょう、でも、実情は必ずしも完璧ではないのです。それが、娘であるステラが殺人の罪で拘留されることになったことで露呈していきます。

なかなかに練られた作品で、徐々に事件の真相が明らかになっていく過程は大変面白いものでした。僕は何気にステラが勾留されていた留置所の看守の方がとても気に入りました。

ふさぎこむステラを気にかけ、温かく見守るその様子にむちゃくちゃ好感が持てました。この人は普段からいい人なんじゃないか、と。でも、そんな彼でもステラを甘やかすことはなく、決まりとしてできないことはできないと断る、きっちりしたところも良かったですね。

この2日間はひたすらドラマを観ていました。
「アンオーソドックス」も「ありふれた家族」もヒューマンドラマとなっていて、そのような作品を観て、何かしらこのモヤモヤした気持ちが晴れるきっかけになったらいいな、と思ったところから始まりました。

どちらも同じヒューマンドラマに分類されているものの違う毛色の作品で、楽しめました。色々と刺激を受け、考えるきっかけになったこともあって、観たことは無駄じゃなかったと思えています。

どちらもヒューマンドラマではありますが、「ありふれた家族」はちょっと暴力表現がありますので、人によっては閲覧注意です。

今抱えている問題は、それもまた人生のスパイスと考えて明るく乗り越えられそうです。
ガンバリマス💪

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