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My name day

Konitaroです。

 アプリで文通する「slowly」、先日ギリシャの文通友達からslowlyで届いた手紙には、「My name day」と書かれていました。

 「My name day」、要するに「名前の日」です。これは初めて聞く日でしたので調べてみると、ギリシャには聖人の祝日を祝う伝統、いわゆる「名前の日」があるようです。ギリシャの方は自分の誕生日はもちろん、自分と同じ名前の聖人の祝日もお祝いする、とのこと。

 僕の文通友達の「名前の日」は8月15日でした。宗教によれば、聖母マリアが天国に行った日で、彼女はイエスの母である聖母マリアにちなんで名付けられたので、8月15日は彼女の「名前の日」になります。その日は、彼女は母と海に行きたくさん泳いで、それからコーヒーを飲んで一緒に素晴らしい時間を過ごしたそうです。そして、たくさんの彼女の友達が「名前の日おめでとう」って言ってくれ、本当に楽しかった、と締められていました。

 日本ない他国の文化、それをネットなどの情報ではなく、その国に住んでいる方から直接聞けるのも楽しいことですよね。こういう話を聞けるのは、海外の方と文通する醍醐味でもあります。

 手紙を読みながら、いつごろ知り合ったのだろうと履歴を辿ってみると去年の8月15日に最初の手紙が届いていました。そうか、「名前の日」に僕に手紙を送ってくれて始まったんだ、と思うと感慨深いものがあります。

 みなさんが自分の名前の由来は知っていますか?僕は小さい頃に親から聞いたような気がしますが、覚えていません。日本では、有名な人や偉人から名前をもらうケースもありますが、文字自体に意味を込めて名前として付ける場合が多いように思います。なので、僕は「名前の日」という日を祝うことはとても興味深くて、いいものだと思いました。

 何にしてお祝いというのはいいものです🙂


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