窓際の日光浴習慣
晴れた休日は、小窓の側に延々と座っている。
とくに今の時期、贅沢なことに、朝から夕方まで太陽の光が差し込んで来る。
朝は顔で光を、昼あたりは右半身、背中、左半身と浴びながら、本を読んだりコーヒーを飲んだりしている。
少し前に作ったベンチが、強度不足で脚が千切れた。
天板が綺麗なまま余ってしまったので、それを窓枠に取り付けて、カウンターのようにしてみた。
文庫本とマグカップ、鉢植え一つを置くのには充分の設備となった。
一日中日光を浴びている窓際の植物らは、やはり活気付いており、葉の色が引き締まっていて、皆シャキッとしている。
室内の植物たちも、光がもっと欲しいのか、窓際へ枝の向きを変えつつある。
光のおこぼれは、家具達も欲しているようだ。
木製ローテーブルは、塗られたオイルで艶やかになったその身体に日光を受けて、輝いている。
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