食事とは日常のエンターテイメントである

食べることが好きだ。
人間の三大欲求のうちのひとつが「食欲」。食べることが好きだという人は多いだろう。
食べることがどのように好きなのか、こだわりや考え方は人それぞれ。
「食べることが好きだ」を具体的に掘り下げていく。

たくさん食べるのが好きだ

私は一人前では大抵胃袋が満足しない。
1.5～2人前ぐらいは食べないとお腹いっぱいにならず、つい最近の例で言うと、サラダ、前菜、メインディッシュ、パスタとフルコースを平らげた後にお腹が空いていたということもあった。
サイゼリヤに行けば、3～4品ぐらい頼みたい。
1品をたくさん、というよりは、いろんなものを味わいたい。
いろんなものを味わうという欲求を叶える意味では、寿司屋や居酒屋は最高である。
いろんなネタやおつまみを少しずつ楽しめる。
カジュアルなイタリアンレストランに行けば、ピザとパスタどちらも一食で食べる。
パスタやラーメンなどは大抵大盛を注文する。
たくさん食べるのが好きだが、フードファイターばりに食べられるかといえばそこまでではない。中途半端な食いしん坊だ。

たくさん食べる理由の一つに、少しでも長い時間食事を楽しみたいというのもある。
外食している時は、食事が届くまでの時間は「早く来ないかな」と胸を躍らせ、食事が届くとすぐに食べ始めて、食べ終わりが近づくとともに「もう少しで食べる時間が終わってしまう」と切ない気持ちになっていく。

毎日美味しいものを食べたい

美味しいものを食べるととても幸せな気持ちになる。
私は朝ご飯は食べないので、毎日の食事は二食。
つまり、何があろうとも一日に2回幸せな気持ちになるチャンスがある。
時間やお金に余裕がなかったり、ご飯のことを考えるのが面倒だったりすると、このチャンスをおざなりにしてしまうのだけど、毎日少しでも充実した気持ちで過ごすには、毎日美味しいものを食べることが大事だと思う。
そのためにも、自分で美味しく作れるレパートリーや美味しいご飯のお店はたくさん知りたい。

自分で作ったごはんが美味しい時が一番幸せ

外食で美味しいものを食べた時ももちろん幸せだけど、もっと幸せなのは自分で作ったものが美味しい時。
さらにその幸せに輪をかけるのは、自分が作ったものを他の人に美味しいと言ってもらえる時だ。

料理は面倒くさい。
自分で材料を揃えないといけないし、時間もかかるし、毎回美味しく作れるとも限らない。
レシピも考えないといけないし、場合によっては自炊の方が高くつくこともある。

でも、自分で作ったものが美味しいと、外食で美味しいものを食べた時より、とにかく幸せだ。なんで自分で作ったものが美味しいとこんなに幸せなんだろう。
外食の時よりも、舌が満足する。味がする。自分で味付けをしているから、この美味しさが何によって構成されるかわかるからだろうか。

美味しいものを食べている人を見るのが好きだ

https://www.youtube.com/watch?v=lsXg-zyspwI

YouTubeの中でもよく見るのは人が食べている動画だ。

上の動画は、ぴーきちさんというサラリーマンの方が、サイゼリヤでサラダ、チキン、パスタなどをただただ食べまくり、それをつまみにお酒を飲みまくるだけの動画なのだけど、これを観た日にはサイゼリヤに行くしかないと思うほど、食欲が掻き立てられる。

https://www.youtube.com/watch?v=hsGGKzTuuXU

Youtuberのエミリンが焼肉を食べに行った動画を観た後は、同じ店で焼肉を食べた。

https://www.youtube.com/watch?v=nCeDx3l9grM

Youtubeの食べる系の動画を観ながら、Youtuberが食べているものとを同じものを食べることもある。
一人でも美味しいという気持ちを他の人と共有できる気がするし、ずっと喋りながら食べているので、ただ一人で食べるより楽しい気持ちで食事を堪能できるからだ。

お酒を飲みながら食べるのが好きだ

食事をさらに幸せにするのがお酒だ。
お酒を飲むと、単純に気分が良い。
ほろ酔い程度になるまでお酒を嗜みながら、しょっぱいものをいろいろつまむ時間が至福である。

季節の食材、行事食で四季を味わいたい

あまり意識できていないのだけど、日本に住んでいて四季を感じない食事ばかりしているのはもったいない。
毎年季節の食材、行事食を食べるという目標を立てても継続できていないのだが、季節ごとに美味しいものや食べたくなるものが変わってくるし、普段から旬の食材や行事食を意識して生活したい。

元気がない時はまず胃袋を満たす

よく落ち込んでネガティブな気持ちになる。
落ち込みすぎると食欲もなくなるが、食欲があるならご飯を食べに行く。
どんなに元気のない時でも、ご飯を食べればある程度は回復するものである。
気持ちが安定しない自分だからこそ、自分をご機嫌にする食事が何かについて日ごろ情報を集めておくのは大事だ。

私が考える最高の食事の条件

• 自分で作ったものを食べる

• それを他の人にも食べてもらい、美味しいと言ってもらう

• 好きな人と食べる

• 季節に合ったものを食べる

• 外で食べる、などロケーションにこだわっている

• お酒がある

• 仕事なり運動なり、何か頑張った、達成した後

いちばん最悪な食事は、ただ胃袋を満たすために適当に作った食事。
もちろん、時としてそれは仕方がないけど、なるべく自分で作るとか、人と食べるとか、場所にこだわるとか、毎日の食事をいかに幸せにするかについて考える時間を大切にしたいと思う。

美味しいレシピ、ごはんが美味しいお店の情報を積極的に集める、
たまには好きな人とご飯に行く約束をしてみる、
自分が作ったごはんを食べてもらう機会を作る、
毎日の食事の時間を自分で彩り豊かにしていきたい。