本を通して伝える自分のこと
一口に「趣味が読書」といっても、一つにはくくれません。
本を読み始めるきっかけ、なぜ本を読むのか、いつどんな時に本を読むのか、どんな本が好きかは人によってさまざま。
10年近く好きで読んでいる「本」というフィルターを通して、自己紹介をします。
読書のきっかけは「趣味:読書ってかっこいい」
私が本を読み始めるきっかけは、20歳の時によく見ていたPixivというイラスト投稿サイトの好きな絵描きさんの趣味が読書だったから。
その方は漫画や絵本も好きだけど小説を中心に読まれていて、「読書が趣味ってかっこいいなぁ」と憧れて読み始めました。
特にどんな本があるか知らないし、読みたい本もなかったので、ブクログや読書メーターで高評価を得ている小説を片っ端から図書館で借りて読んだ。
正直、当時に読んでいた小説で印象に残っているものがあまりないんだけど、一番インパクトがあって面白かったのは貴志祐介さんの「クリムゾンの迷宮」
10年ぐらい前に読んだきりなので内容はあまり覚えてないけど、もうハラハラドキドキが止まらなくて恐ろしい話なのに読み進める手が止まらなかったことは覚えてる。
中年版バトルロワイヤルのような話で、最終的には「一番怖いのは人間だね」って結論に落ち着いた気がする。同じ著者の「黒い家」もラストはハラハラドキドキ。
日常でこんなにハラハラすることないし(したくもない)、小説の中ではいろんな登場人物のいろんな世界や価値観に触れることができて、いろんな感情を味わえる。
WHY なぜ本を読むのか
それからしばらく本を読まなくなるんだけど、何かのきっかけでまた本を読み始めるようになった。
小説は読まなくなり、「まんがでわかる7つの習慣」やメンタリストDaigoの「超集中力」など、自己啓発書・ビジネス書を読むことが多くなった。
私が本を読むのは、「今の自分に足りない部分を補うため」「今の自分の能力をより高めるため」「知らない世界について知るため」主にこんな目的。
よく言われているけど、セミナーなどに行ったら数万円以上取られてもおかしくないような、著者の人生や経験が詰まった内容の本をたった数百円から数千円程度の金額で買えば何回でも読み返して自分のものにすることができる。読書ほど有益な趣味ってなかなかないと思う。
WHEN・WHERE いつどこで読むのか
私の主な読書タイムは通勤時間。
早起きできた日は自分の自宅から2駅分歩いてから電車に乗る。
歩いているときは暇なので、オーディオブックでお気に入りの本を聞く。
オーディオブックがあるとかなり時間を有効に使える。
食べている時、家事をしている時、歩いている時、満員電車でぎゅうぎゅうの時、全部読書の時間にできる。
紙の本は電車の中で読む。ただスマホをいじったり居眠りするよりも有益な時間になるし、電車が止まったりすると時間をもてあそんでいるときはイライラしてしまうけど、本があれば「やったー、本がもっと読めるぞ!」と、むしろご機嫌になれて精神衛生上も読書は最適な趣味となる。
WHAT 何の本を読むのか
最近は何か本が欲しいなと思ったときにふらふら本屋さんに行き、平積みの本を見たり、時間があるときは背表紙のタイトルをなぞりながら、今の自分にピント来る本を選ぶのが好きだ。
「人生で一番必要な能力はコミュニケーション力」というのが持論で、コミュニケーションについて学べる本に興味があるのだけど、最近小説を読むことによって共感力が上がる、コミュニケーション力を学ぶのに小説は最適ということを知ってから小説をまた読むようになった。
最近読んだ小説で面白かったのは、「コンビニ人間」「督促OLシリーズ」「農ガール農ライフ」「あなたが母親の手料理を食べられる回数は、残り328回です。」かな。
「コンビニ人間」については最近感想記事を書いてるけど、他の小説についても近いうちアウトプットしたいな。
死ぬまで本を読み続けたい
世の中には2億冊ほどの本があるようだけど、私が今までに読んだのは700冊程度だ。漫画や絵本なども含めて世の中には面白い本がまだまだあると思うと少しでも多くの時間を読書に充てたいし、死ぬまで読み続けたい。
読んだ分だけいろんなことを知れて、もっともっと人生が豊かになるから。
本が溢れていつでも読める時代に生まれてきてよかった。
私はこれからも本と共に生きていく。
読んだ本は読書メーターにまとめてます。