フルーツの盛り合わせづくりを通して学ぶ_Tシャツサイジング

南国風フルーツの盛り合わせづくりを通して学ぶTシャツサイジング

アジャイル開発について専門用語を一切使わず、体感して学ぶワークショップに参加してきました!

体験学習スタイルでITを学ぶワークショップ

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INNOOV ITワークショップでは、「ITに詳しくないけど学びたい」「アジャイルについて基本のキから知りたい」
必要性を感じているけどどう取り入れればいいか分からない人向けの体験型ワークショップです。

システム開発のごとく、実際に開催してみて発見した改善事項をどんどん取り入れることによって継続的に成長、発展させていく。
参加者も一体となって作り上げていきます。

私もシステム開発の現場の経験が浅く、アジャイルも聞いたことがあるもののよく知らない。難しいことは苦手だし、本で読んだだけではイマイチピンとこない。体験を通して学ぶ学習スタイルなら楽しく学べて、納得できて、定着できそう!と思い参加しました。

Tシャツサイジングって何?

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今回のトピックはスクラムで行われる「Tシャツサイジング」と呼ばれる見積もり方法。

金額の見積ではなく、タスクの優先度やボリュームを可視化をするというものです。このワークショップでは「 なぜタスクの優先度やボリュームを可視化する必要性があるのか 」を体感しながら理解していくことができます!

頭を柔らかくするアイスブレイク

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いきなりワークショップ本番に入る前に頭の準備体操。
冷蔵庫の中身からどんな人なのかを想像してみるワークです。
性別は?家族構成は?性格は?
冷蔵庫の中のものだけを見ていろいろと想像を膨らませていき、思いついたものはどんどん付箋に書いていきます。

缶が一つずつ減っているから一人暮らしではないか。
きっちり整理されているから几帳面ではないか。

頭で考え、声を出し、付箋に書いていくことで思考が柔らかくなるとともに、アイスブレイクを行うことで、初対面のチームメンバーがどんな人たちなのか何となくわかったので本番のワークショップがとてもやりやすかったです。

また、ほとんどのチームは最初から全員でしゃべりながらアイディア出しを行っていましたが、このワークのポイントは「まず自分で考えを洗い出す」こと。その方がアイディアの量が出やすいとのことです。

実はこのワークに取り組む前から知識としては知っていたものの、そういえばそうだったと思いだしたのはワークが終わってから。
知識を定着させるためには本で学ぶだけではなく、ワークショップで体験して学ぶことが大切であることを実感しました

ワークを通してアジャイルを体感

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さぁ、早速ワークショップの本番です。
まずはチーム全員でカードの洗い出し。
チームのプロダクトオーナーを決め、スライドに描かれている15個のフルーツをカードに書き出していきます。

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次に、今回の要望である「南国風のフルーツの盛り合わせ」というテーマから、どのフルーツから用意していくべきか、お客さん(ユーザー)が必要としているものを考えて優先度をつけていきます。

パイナップルやマンゴーは明らかに南国風、柿や桃は明らかに南国風ではない、オレンジやレモンはどうだろう?
みんなで話し合いながら、優先度を決めて優先度が高いものは左へ、低いものは右へ一列に並べていきます。

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優先度の次は各フルーツの調理の難易度決め。
パイナップルやスイカは固いから大変、りんごやマンゴーなど皮は柔らかいけど剥かなければいけないものもやや大変、サクランボやイチゴのようなただ乗せるだけのものは簡単など、分類して難しいものは上へ、易しいものは下へ振り分けていきます。

「飾り切りできるものは難易度が上がるのではないか」という意見が上がったり、自分からは出なさそうなアイディアが他の方から飛び出てくるのがチームで行うワークの楽しさ、刺激だと思います

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話し合いの結果、15種類のフルーツの優先度と難易度を可視化することができました。

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そう、これこそがTシャツサイジングの目的。
タスクのボリュームと優先度の可視化です。

なぜTシャツサイジングを行う必要があるのか

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Tシャツサイジングによって、ボリュームや優先度を可視化する理由、それは2つあります。

Volume
期限内で決まった量のタスクをやるためには、各タスクの作業ボリュームを把握する必要があります。

Priority
優先度順で作業を行うことにより、集中力をムダに消費することがありません。

よって、集中力とパフォーマンスを向上することができる
Tシャツサイジングとは、マネジメント手法ではなく、チームの生産性向上の仕掛けというわけです。

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私たちは普段、無意識にいろんなことを考えてしまっていますが、生産性を高めるためには「思考」と「作業」を分ける必要があります。

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今回のフルーツの盛り合わせを作るワークのように、優先度をつけることによってタスクの選択に迷わなくなり、タスクに没入(フロー状態)できるようになるというわけです。

IT Fun UP!はITを楽しく学ぶコミュニティ

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IT Fun Upでは、このような体験を通してITエンジニアが楽しんで成長するオフラインイベントを今後も開催するようです。

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ワークショップの他にも、もくもく会やゲーム交流会など多種多様なイベントを開催予定!今からこのコミュニティのイベントが楽しみでたまりません。ITに必要な概念や知識を楽しく学びたい人は是非参加してみてください!



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たんたん@フリーランスPMO
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