20年振りのシステム更新!物流センターの舞台裏を直撃(社員インタビューVol.32)
こんにちは、金剛鋲螺株式会社の広報チームです。ご覧いただき、ありがとうございます。
今回の社員インタビューは、営業業務課の井上課長。担当業務は材料発注、生産計画立案、物流業務管理と多岐にわたります。なかでも、2024年6月に実施した物流センターのシステム更新では、プロジェクトを最前線で牽引しました。
そんな井上課長に、入社の経緯やプロジェクトで苦労したこと、今後の目標を伺いました。
-入社の経緯を教えてください。
1998年に高校を卒業後、専門学校へ進学し、情報処理を1年間勉強しました。翌年、機械販売会社に就職したものの、人間関係に悩んで半年ほどで退職。その後、自分に合う仕事を探していたところ、学校の先生が金剛鋲螺を紹介してくれました。
初めて会社見学に行ったとき、雰囲気がとても良かったため「ここなら安心して働けそうだ」と思い、入社を決めました。同じ専門学校の卒業生が何人も働いていたことも、安心できる理由の1つでした。
-物流センターのシステム更新について教えてください。
更新前のシステムは、2001年に導入したもので、OS(基本ソフト)が古く、最新のソフトウェアには対応できていませんでした。特に安全面の懸念が大きく、早くシステムを更新する必要がありました。
一方で、すべて替えるには何千万円という費用がかかります。また、システム更新後のトラブルだけは絶対に避けなければなりません。事前に社内でもよく話し合い、計画を立てる必要がありました。
時間をかけて検討を重ねた結果、先日無事にシステムの更新が完了しました。今回のシステム更新は、私一人の知識・能力だけでは何も実現できなかったはずです。多くの関係者に協力していただけたことを、とても感謝しています。
-今回のシステム更新で何が変わったのか、その影響についても教えてください。
操作方法は大きく変わりませんが、画面のデザインは以前より見やすくなりました。
例えば、商品を出荷するときのミスを減らすために、注意喚起を促す警告メッセージを出すようにしました。注文いただいた商品を在庫棚から荷下ろしするとき、注文品と同じサイズのパッキングケースが混ざっている場合、「同一号数の混載有り」と大きく表示して注意を促します。作業者が間違いにいち早く気づくきっかけになればと思っています。
また、商品をチェックするシステムも改良しました。バーコードリーダーを読み取りチェックするのですが、管理者が最低何個チェックするべきかを設定できるようにしました。これまでは、数個のチェックだけで作業を完了させることができたため、出荷ミスが時々ありました。
理想を言えば、すべてをチェックするべきなのでしょうが、積み方によってはバーコードが読み込めない場合もあり、実態に即していません。過去の出荷ミスの統計を取り、チェック数が10ケース以下の場合にミスが出やすいことがわかりました。現在は、それを踏まえてチェック数の基準を決めています。
-物流管理において大切にしている考え方はありますか?
現場で働くメンバーや物流業務を委託している協力会社とのコミュニケーションは大切にしています。今回のシステム更新も、現場の状況を理解していなければ、システム開発者との話し合いができません。倉庫で働く人が変わったときは、その都度顔を出して現場の状況を伝えるようにしています。
また、月に1回、コンピューター機器を中心に清掃活動を行っています。現場のメンバーや機械メーカーのメンテナンス担当者様に気持ちよく仕事をしてもらえるよう、この活動を続けています。今回のシステム更新のときも、コンピューターラックを見た機械メーカーの方から「現場にあるラックとは思えないほどきれいだ」とお褒めの言葉をいただきました。
-今後の目標を教えてください。
現在は物流センターと第一倉庫の2拠点で在庫を管理しています。しかし、最近はかなり手狭になってきたので、将来的には新たな倉庫が必要になるかもしれません。
すぐに実現できることではありませんが、これまでの経験を活かし、その日が来たときのために、倉庫業務を担える後任を育てていきたいと思います。
-ありがとうございました!
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