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友達経済、ローカルネットワーク、コミュニティデザインを地で行く佐伯。
#友達経済
#ローカルエリアネットワーク
#コミュニティデザイン
まちづくり界隈で最近よく聞く耳にするキーワードたち。こんな取り組みが地元佐伯でもできたらなぁと思っていましたが、よくよく考えてみると足元にあった。
とくに商売×人×まちという掛け算を上手にデザインできているのが佐伯まちゼミ。
地元の商売人同士がふるさとのまち・人・店を元気にしようと同じベクトルでチャレンジする仕掛け
全国で展開されているまちゼミ事業の佐伯版です。各方面からは、まちゼミの賛否を聞いていますが、佐伯地域に限って言えば、今のところ「成功」の面が強い取り組みとなっています。(まだまだ試行錯誤中で成功!と言い切れないけど、成功の実感を抱きつつあります)
商売人だけが繋がりあって和気あいあいと盛り上がっても始まらないですし、参加してくださるみなさんがわいわいとまちを歩き回るだけでも足りなくて、人が動き、まちがざわめき、「各商店に人が集まる」ことが大事だと思います。
欲を言えば、「各商店に人が集まる」→少額でも良いのでお金を使う まで行くとより良いのですが、まずは入口としてお店の雰囲気や人柄を感じていただくことがファースト。
売上至上主義ではないので、気兼ねなくまちゼミに参加することができるのか、毎回「開催を楽しみにしています」というお声を多くいただいています。
佐伯市メインに集客を考えて情報発信も行っていますが、近隣エリアの津久見や臼杵からもわざわざゼミの開催日に合わせてお休みを取り、佐伯に遊び時来てくださっている方もいました。
先日お会いしたのは、別の土地から佐伯に嫁いで、旦那様を亡くされたあと、佐伯に旧来の知人もおらず、家事育児一本で生活してきたため友達がいないという70代のお母さま。
佐伯まちゼミに参加すると、このまちで生活をしている方たち、そして同じようなことに興味のある仲間、友達ができるのでとてもうれしいとのこと。佐伯まちゼミを通じて新たな出会いが生まれ、佐伯まちゼミに一緒に参加したり、それ以外の日にもランチにでかけたり、サークルを立ち上げたりと活発にローカルエリアでの生活を綴られているようでした。
感謝と同時に大きなやりがいを感じています。
1つ1つのゼミを見てみると3~5人程度の小人数で、原則無料ですので、ソーシャルインパクトは非常に小さい。ですが、これが1、10、20、50と集まれば、人を、商店街を、まちを明るく照らす燈火となる。
7回目の佐伯まちゼミは、2月末まで続々と各地各店で開催中です。引き続き、みなさんのご参加・応援をいただけますと幸いです。
この1か月間で佐伯のまちへのワクワクが高まっているのを感じています。有り難い。。。!!!
佐伯まちゼミの開催講座はこちらで確認いただけます。