![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/169454333/rectangle_large_type_2_a322099273031265145aac80aaae6bb8.png?width=1200)
中学受験に対して現時点(息子小3)で思うこと①
こんにちは!JTCでIT系の研究職やってるドタバタワーママ、こねころり(ΦωΦ)です。
我が家のあるエリアは、そこそこ中学受験が活発な地域。そろそろ中学受験どうする?を考える頃(…には少し遅い)。そこで、とりあえず、息子小3の現時点での私の中学受験に対するスタンスを言語化しておこうと思います。
※ 同じように中学受験をやるかやらないか悩んでいる方のご参考になれば幸いです。が、現時点では中学受験にはややネガティブなので、「中学受験頑張るぞ〜!」という方は読まない方がいいかもしれません。
我が家の状況
まず我が家の状況ですが、うちは夫が中学受験経験者で中学受験には肯定的…というか「中学は私立に行くもの」とさえ思っていそうです。ただ本人は5年生から受験勉強を始め、難なく志望校に入れたようなので、現時点ではおそらく何も考えていない。一方の私は私立中学や塾どころか高校がない田舎に産まれたので中学受験とは無縁の人生です。小6で都市部に引っ越しましたが、小学校5年生の時のクラスが学級崩壊していたので(笑)、むしろ落ちこぼれにならなくてよかったね、という感じ。なので中学受験は未知の世界。しかし、まわりの友人知人のママ達とも「中学受験、どうしよう」という話になるので、自ずといろんな情報を収集することに。
まずは結論から
結論からいうと、少なくとも上の息子は、中学受験に向いていない性格にみえるので、私としては中学受験は積極的に受けさせなくていいかなと思っています。
遊戯王カードをやらせたら、デュエル(勝負)に勝つことよりも、新しいオリジナルカードを作ることに熱中する息子が、決められたルールで勝つか負けるかが問われる受験に向いているとはとても思えない。(命名・遊戯王カード判定法。ぜひ試してみてね☆)息子は良くも悪くも、まわりに影響されにくい子なので市立中学が多少荒れていても、本人が身を持ち崩すことは少ないかな、と期待してます(親バカ)。なので本人が強く「受験したい!」と言い出すまでは静観しようと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1736484997-1Z4sAdVJFc2zBjwG3NblPWXO.jpg?width=1200)
なに書いてあるかよくわかんないんだけど
創造力が豊かでうらやましい
色々考えたり、調べたりした結果、よほど行きたい中学校がある、なにはともあれ勉強(というより受験という勝負事)が大大大好き、市立の学校に馴染めない性格だったり個別の事情がある、などの理由がない限りは、私は中学受験(私立中学に行くこと)は必須ではないと感じました。
その理由は大きく分けると2つあって
①. 今の我が子の時間の使い方として中学受験があまり良いと思えない
②. 最終的に自立するという目標に対して中学受験という戦略が良いと思えない
の2つです。
理由①:今の我が子の時間の使い方として中学受験があまり良いと思えない
基本的に私は「受験」というものに、そこまで時間を使うべきとは思っていません。今の世の中には、先人たちが残してくれた叡智が、星の数ほど存在していて、その膨大な量と魅力には目が眩むほど!
なのに学習指導要領に含まれるのはそんな叡智のほーんの一部です。もちろん基礎学力は大切ですが、ある程度、理解できたなら、さっさと次に進めばいいと思います。できるなら、自分の興味のある分野へ。それを「受験」のために敢えて立ち止まって、狭い範囲で優劣を競うのは時間がもったいないな、と思ってしまいます。
特に、中学受験で使う鶴亀算というものを知った時は、「いや、(中学で習う)連立方程式でいいじゃん…」と呆れた記憶があります。ちなみに大学では「掃き出し法」というもっとパワフルな技法を習いました。早く教えてよ。
他にも高校物理では何故か微積を使わないとか、数学で確率は教えるのに期待値は教えないとか(これは宝くじ業界とガチャポン業界が圧をかけているのだと思う!)、学校の「受験範囲」は謎の縛りが多くて不思議がいっぱいです。
(注)最近では高校数学で統計のt検定くらいは教えるという噂を聞きました。素晴らしい変化ですね。…早く教えてよ。
--
小学校の高学年って、とても貴重な時間です。親と一緒に色々な経験をしてくれて、大人の言うこともわりと素直に聞いてくれる最後のチャンスであり、かつ、理解力も記憶力もついてきていて、大人になっても記憶が残っている可能性の高い時期です。そんな貴重な時期に、私たち大人が、子供たちに残すべき知識は果たして「鶴亀算」なのだろうか…。
さらに今では中学受験が過熱した結果、捻りに捻った問題が出るようになって、対策も年々大変になっているのだとか。
なので、学習塾に行かないと中学受験に対応できない、と。
…えーと…
こういうのって、マッチポンプって言うんじゃなかったっけ?
(補足)
マッチポンプ: 自分で起こしておいたもめ事の収拾を持ちかけて利を得ようとすること。その人。(Oxford Languagesより)
第三者から見れば中学受験を取り巻く状況は、教育業界の巨大なマッチポンプにみえます。
いや、まあ、(私の好きな)ゲームだって、自分たちが作ったゲームの、「攻略本」なるものを自分たちで出してる完全なるマッチポンプです(笑)。
![](https://assets.st-note.com/img/1736485079-sUWkMZJArhxf04BNDt7maPwo.jpg?width=1200)
マッチポンプにガッツリひっかかってます(笑)
なのでゲームと同じような感覚で中学受験を楽しめるなら、それはそれで素晴らしい趣味だと思います。
逆に言うと、その程度のものでしかないのではないでしょうか。ずっと続けてた習い事をやめて、晩御飯も家族で一緒に食べられなくて、好きなことも楽しいことも全部全部、我慢して…そこまでしてやることなの?
いや、「今の」子供のためではなくて、「将来」の子供の為に中学受験は必要という意見もありましょう。
でも、私には子供の「将来」の為にも、別にそんなに良い選択とは思えないなーと思います。この話を次の記事で書こうと思います。
理由②は次の記事で書きまーす!
塾での夕食用のお弁当を毎日作るのが無理とかそういう理由ではないですよ。無理だけど。