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中学受験に対して現時点(息子小3)で思うこと③
こんにちは!JTCでIT系の研究職やってるドタバタワーママ、こねころり(ΦωΦ)です。
息子がそろそろ、中学受験する?しない?というお年頃なので、中学受験に対する現時点での自分の考えを整理していくシリーズの第三弾です。第一弾、第二弾はこちら。
そろそろ飽きてきたので(?)今回が最後です!
今回はセルフ質疑応答と残課題について、つらつらと書いて行こうと思います。
Q.「ゆる受験」はしないの?
A. できるだけやらない方向
私が中学受験に乗り気ではない理由のひとつが、お弁当作り…で、ではなくて、子供が子供らしく、好きをトコトン追求できる自由な時間を奪ってしまいそうだから。なので、ゆるゆると勉強して無理のないレベルの私立中学に行くのはアリかもしれません。
しかし、唯一、私が私立中学に期待しているのは「授業がつまらなくない(かもしれない)」ということ。(自分は公立の中学校に行きましたが、授業がつまらなくて、ずっとノートにお絵かきしてました(汗))。しかし、「ゆる受験」して入った中学の授業なら結局、公立の授業と似たような感じになるのでは?。(高校は私立だったけど、ゆる受験したので、授業中はつまらなくて、友達から借りた漫画読んでました(汗))。
※そもそも学校というものの授業スタイルが(当時は)詰め込み型なので、どこに行っても面白くはなかったかもしれないですね。
自分が期待するメリットが得られなそうな一方で、私立中学に入ると以下のようなデメリットも考えられます。
通学に(少なくとも公立よりは)時間がかかる
友達が近所にいない(クラスメイトの家同士が遠い)
中高一貫校だと中学生の時に、自分の将来に強制的に向き合う機会を逃してしまう
特に最後のデメリットは私にとっては大きいと思っていて、前回のブログでも書きましたが、中高一貫校に入ってしまうと、中学生の時に自分の将来を強制的に考えないといけないイニシエーションを華麗にスルーしてしまえるんですよね。もちろんしっかりした子は、立ち止まって将来を考え直したりするのでしょうが、大多数の子は、そのまま無思考に高校に進学し、大学進学を目指すのではないでしょうか?(中高一貫校側も大学進学実績を稼ぎたいでしょうから、大学進学が当たり前であるかのように誘導するでしょう。)公立の中学校(もしくは数少ない中高一貫校でない私立中学)の場合、全ての生徒が、14歳のタイミングで、高校に進学するのか、専門の学校に進学するのか、それとも就職をするのか、自分の将来を考えないといけません。ほとんどの生徒が大学進学を前提とした高校に進学する時代だと思いますが、私の仲の良かった友人の中には、早くエンジニアとして仕事をするために工業高校に進学する子や、ピアニストになるために音楽に力を入れている高校に進学する子もいました。そんな中で、私は普通の高校に進学したわけですが、友人たちの影響で、私の中では、大学に行くのは当たり前のことではなく、私が選んだ事なんだ、という意識を強く持つことができたと思います。
…そして今、うっかりそのまま頭脳労働100%みたいな仕事に就いてしまって、自分の頭のポンコツさを前にやや後悔…してても、自分で決めた事だから仕方ないね、と思えています(苦笑)。子供の将来より自分の将来が心配。
※ なので、繰り返しになりますが、子供自身の判断で、中学受験に取り組むのであれば、素晴らしいことだと思います。14歳ではなく11歳の時点で自分の将来について考えたということですから。でも、もしそうなら「ゆる受験」なんてしてる場合じゃないでしょ!
※ 家業があって、子供の将来がもう決まってるよ、という場合は、親の判断で目的にあう中高一貫校に入れてしまうのもいいかもしれませんね。我が家は典型的なサラリーマン家庭なので、自分の事は自分で決めて欲しいのです。
私立中学の学費やそこに至るまでの時間的、経済的な負担を考えると、我が家にとっては、「ゆる受験」のメリットがデメリットを上回るとは思えません。どうせやるなら覚悟を決めてガチでやって欲しい。
ちなみに「ゆる受験」を続けることの難しさについては、こちらのVoicyを聴くのがオススメです。
自分だって、いちおう民間の営利企業に勤めているわけなので、塾産業の考え方は、ある程度は予想がついていると思ってましたが…正直、予想以上にエグかったです。
残課題:高学年の過ごし方をどうする?
もし、中学受験をしないとなると問題になるのが、小学校高学年からの放課後の過ごし方。学童に行くような年齢でもなくなり、居場所代わりに塾に行く、という子は共働きのおうちを中心に多いと思います。
中学受験に奮闘中の方のブログを読むと、中学受験をやめたら子供がYoutube三昧になるから嫌だ、という理由で辞められないという方もいて…気持ちわかりすぎる。
やっぱり親としては、子供には何かに没頭したり、目標に向かって努力して欲しい、という気持ちがあるんですよね。私が子供だったら、絶対に「人のことグチグチ言う前に、まずは自分(親)が頑張れよ」と思うだろうことは想像に難くないので、表には出さないようにしてますが(-_-)。
あとは、ある程度は文書読解能力や数理能力を鍛えて欲しいという気持ちもあります。この2つのニーズを(完全にオーバースペックですが)叶えてくれるのが、中学受験なのですよね。
今は、みんなが中学受験する状況を逆手に取って、受験をしない代わりに、(受験を目標としない)個別指導の塾に通わせてアラカルトなカリキュラムで基礎学力を鍛えたり、調べ学習をさせてメディアリテラシーを鍛えたりする…という事を妄想してます。あんまり上手く行く気がしないですけど。
…
と、その前に家族で意識の摺合せですね(汗)
…できれば1年後に…。
※ 調べ学習、楽しそうですよね。テーマを一緒に考えて、レポートを書かせては「AIの出力、鵜呑みにしてない?ハルシネーション大丈夫〜?」とか「Wikipediaを引用するのはちょっとどうかな〜?」とかネチネチ言いたい!(ヤメレ)