2月のガウシーン考察
2月の結果がでた。
ガウ率は7.8%だった。1月は15.5%だったので、少し良い結果となった。
今回は、2月26日の散歩を考察する。
ガウシーン考察と言いながら、考察するのは、サラがガウしなかったシーン。
スルー出来たのだが、どんな様子だったかを書き出してみる。
その日は休みの日の散歩で使うロングコース。
よく会うミニチュアピンシャーが前方よりやってきた。
サラは私と歩いており、その後ろには真凜とみゆが奥さんと歩いている。
そのミニチュアピンシャーは、いつも興奮しており、近くに来ると威嚇で吠える。
今回も同様に、こちらの姿を確認すると、威嚇で吠えはじめた。
私もサラも早い段階で相手に気づいていた。
サラには知らんぷりする様に指示したが、この日の散歩は少しテンション高めだった事もあり吠えてしまうかも知れないと思っていた。
ここで飼い主が緊張して、リードを短く持ったりすると、サラに伝わり一気に興奮が上がってしまう。
努めて平然とした雰囲気で歩き進め、すれ違おうと思った。
近くですれ違うとサラに危険が及ぶといけないので、道路幅目一杯離れた距離で歩いた。
サラを信じてリードは緩めた状態を保った。
*注意
訓練を受け、サラの性格を理解した上でリードを緩めています。どの犬でもリードを緩めれば興奮を抑えられるという意味ではありません。
相手の犬はいつもの通り威嚇で吠えている。
リードは張り、自分を守れるのは自分のみ、とばかりに吠えている。
サラもその子に関心があるのか、耳は前を向き、顔を上げて相手を見据えている。
「違うやろ。知らんぷりして下がってなさい」
すると、視線をその子から離し、前を見て、耳を後ろに倒して、足早に歩きはじめた。
本当は、私の後ろに下がらせた状態ですれ違いたいが、この時はかなり足早となっており、私より前に出ていた。一刻も早く、このシチュエーションから離れたいとの思いがサラの後ろ姿から滲み出ていた。
そして後ろに倒した耳の片側は、私に向けられているように見えた。
「そうや、知らんぷりや」
サラの片耳が反応する。
足早に歩くサラの姿は、「ちゃんとパパのお話し聞いてるでしょ。だから叱らないで」と言っているようだった。
吠えている犬とすれ違う瞬間、サラの意識は、私にあった。
100点満点のすれ違いとは言えないが、サラの関心が私にあった事は、とても良かった。
すれ違ってからも、そのまましばらく歩いた。
同じ雰囲気で歩き続けるサラ。
「上手や」とサラを誉めた。
サラはプレイバウの姿勢で、私の声を受け止めた。
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紗来が吠えずに散歩できるまで毎日日記
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