スタート動作
こんにちは。私は現在水泳のコーチになるための勉強をしている理学療法士です。今日はスタート動作についてここ3カ月程、選手の観察と勉強している事を踏まえまとめていきたいと思います。
現在の私は水泳の基礎指導員の資格勉強と日々水泳(競泳)ついて調べていますが、しっかりとした情報を得る為に、多方面の情報を入れています。例えば、ネット上の記事や動画、そして、書籍や文献等です。これらと実際の現場での話を踏まえてまとめていきます。まず、スタートを語るには、現在使われているスタート台を知らないといけません。
上記の引用はこちら(引用:SEIKOさん Webページ)
このスタート台の正式名称は。スターティングブロックというそうです。昔のとはだいぶん変わりました。昔とは20年前ですね…。このスタート台には、リレー引継ぎ判定センサ内臓タイプと内蔵なしがあります。黄色の天板の所の角度は10°で後ろのバックプレートは30°あります。5段階の可変式になっています。背泳ぎ用としては、正式名称バックストロークレッジと言い、バックプレートの後ろに取り付け、レッジと言われる足置部は9段階に高さ調節できます。(これらの詳細もSEIKOさん Webページ)
さ、スタートですが、私がよく世界の選手のスタートは、
アメリカのケーレブ・ドレッセル選手です。
自由形とバラフライの選手で、100Mバラフライの世界保持者になっています。
監督から教えて頂き、初めてyou tubeで見た時には、その迫力にビックリしました。
まるで、獣が獲物を狩るようなスタートです。
スタートに必要な筋肉は大殿筋になります。これに関しては別の記事を参考にしてください。大殿筋
筋肉だけでなく、その筋肉がしっかり使える為の体の姿勢や動かし方にも意識する事は大事になります。
手作り図がこちら↓
私がいろいろ、現場の選手と文献を読みあさり感じた方法です。
⓵スタート台に上がり、バックプレートや足、手の位置や足の裏の感触やスタート台の前の角に指をひっかける等の確認
⓶自然なリラックス姿勢をとる(集中)
③Take Your Markの合図で戦闘態勢に入る。重心を若干後方に下げつつ骨盤を前傾し前を見て静止
このあたりを日々選手へ伝えているが、細かい所に関しては選手自身の感覚があるため、あまり強要はしていない。
あくまでも体の使い方の情報とスタートに必要なトレーニングを私なりに日々伝えている状況です
最近の反省では、考えるトレーニングではなく、疲れるトレーニングにいつの間にかなっていたので反省ですね。
これからも選手の気持ちに寄り添いながら且つ選手が勝てるように、そして、スタートやターンでは絶対よそには負けない選手を育てていければと思っています。