アセットという考え方
辞めたあたりから、すごく反省していることがありまして、あーーー申し訳ないなーと思ったことがあるので、少し文字に起こしてみようかなと思います。
何を反省しているかと言うと、
ナレッジを体系化して残していなかったことです。
たまたま、前職で一緒に仕事をしていた方々から問い合わせをもらうことが続きまして、改めて思う様になったのですが(このこと自体はすごく嬉しいですし、一緒にわいわいできるのも楽しいです、本当に。いつもありがとうございます)、
組織に所属している社員として経験したことを組織内に継承できていなかった、ということが、申し訳ないなーー、、とおもっていました。
転職をして五ヶ月たったのですが、
外資企業という、人に依存しない組織体制を強いているからか(これはあくまで僕のイメージですが、一般的にも、人の流動性が高い組織は、ナレッジを人に依存させるより組織の仕組みやノウハウに残す習慣があると言われているかと)、今の会社では、いろんな事をドキュメントに残し(お客様への提案書、デリバリーの内容)、社内でも部署の垣根を超えてシェアしあい(勉強会や事例共有会)、さらに残したドキュメント(ppt、Word、動画ファイルなど)をアセット=資産と呼ぶ文化があります。
そのアセットをもとに、他プロジェクトでも提案したりデリバリーするなど、活用しようとするスタンスがあります。(自社の取り組みの外販もその一つの例に当てはまるかと)コンサルティング業界という、ドキュメントも一つの商材としている領域だからなのかもしれませんが…
僕は、前職と今の会社以外の他の会社を知らないので、外資、コンサル、どちらの特徴なのか、はたまた両方なのかはしりませんが、確実に社員一人ひとりの経験や学びを継承可能な状態へと変え、組織に蓄積していっています。マネージャーの評価指標に、ナレッジシェアが入っているくらいです。
その点僕は前職でナレッジシェアが出来たかというと、全然できていなかったな、、と反省しました。
・ドキュメントに残すこと
・そのドキュメントを自分の手から離れても内容が理解できるものにすること
の重要性を全然理解できていなかったみたいです。さんざんいろんな人から聞く機会はあったのに。(理解はしていたつもりでしたが、意識して作り上げようとするスタンスは弱かったみたいです、、)
こういった背景もあり、採用領域で今までやって来た事をドキュメントに変えよう、残そう、と思いました。採用領域アセットを作ろうと。
前回も書いたように、採用領域はゼロから学ぶのは大変だし、
そもそも社内にナレッジが無い場面が多数ありえます。
採用という、組織特性なのか業務特性なのかはわかりませんが、他の部署と比較しても体制の移り変わりは特に激しいと思っています。
また忙しさもあいまって、資料なんかに落としてられねー、時間ねー、となるのも、正直しかたないかなと。。(それでも本当はどうにか、アセットを作る、ということをやるべきなのですが。。)
だからこそ、採用担当業務を習得するためのベースになるような、かつ多くの人・企業にとって意味のあるような、マーケット全体にとって役立つアセットを作りたいと思いました。(以降はマーケットアセットと呼びます)
特定の組織のためではなく、マーケットのために取り組む方が、僕の考えとも合いますし、一定意義もあるかなーと思うので、このスタンスは維持してみようと思います
とはいえ、マーケットアセット化しても、本当に自社ならではの形にトランスファーできる会社は少ないだろうし、ましてや業界内に大きな変化が起きるとは思ってもいないんですけど、本当に成果を出したいとか、組織をよくしたいとか、スキルあげたいとか、そう思っている人や組織の役に立つようなマーケットアセットを作りたいなーと思っている次第です。
これからも僕がわかる範囲で作れるものはどんどん作っていきたいとおもいまーす。まずはなんだろ、インターンの作り方かな?(最近聞かれたから笑)
アセットを作る。
本当に当たり前のことをただダラダラ書いただけなんですけど、もしあまり取り組まれていない組織があれば、何かのきっかけになれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?