コンサルと事業会社のキャリアの悩みの違い

会社がちがうとこんなにも悩みがちがうのかと思うことがあった。

僕は今、外資企業のコンサルティングチームに所属している。前職は設立10年くらいのベンチャー企業だった。

最近今の職場で新卒入社の人たちのキャリアについて悩みを聞いた事があって。

「自分が何をやりたいかがわからない」
「自分の専門性が身に付いているかが不安」
「やりたいことと仕事が異なる」

そんな悩みを言ってた気がする。
この類いの悩みが出る理由は、採用や組織の成り立ち、仕事のアサインメントなどが関係するんだろうなと思う。

今の職場は、ラインマネジメントなので、人事主導による異動などもなく、異動がきっかけでやりがいのある仕事に出会えました！のようなことはないため、待っていても新しい自分がみつかるわけでもない。

また、プロジェクトアサインなので時期によってやることは異なる。例えば、僕は人事コンサルなので、評価制度を作ることもあれば、人事関連のシステム導入をすることもあるし、人事系のBPOに関わることもあるなど、業界の中での仕事は多岐にわたる。

ただ、前職のベンチャー企業で退職した人たちの悩みとは異なるものであった。

少なくとも前職では

「もっと自分の仕事の領域を広げたい・変えたい」
「優秀な人と働きたい」
「やりたいことが他にできた」

そんな理由が多かったと思う。

別にどっちが良い悪いを言いたいわけではないのだけど、僕自身もそうだったけどみんな無い物ねだりなんだなって思った。

反対に、今の職場で残ると決めて活躍？してるかはしらんが仕事をしてる方たちに話を聞くと、
「悩んでるときに、ふらふらせず、目の前の仕事で価値を出すと決めて取り組んでみたら仕事が面白くなった」とも言ってた。

スパッとやめるもよし、目の前に打ち込む！と決めるもよし、だらだら行くのが一番よくないね。

まぁ、どこの会社も一緒だね。