とあるIT企業のハラスメント③~見えてきた闇~
寒さも厳しくなってきた年末。
とある"活動"のメンバーと全貌が少し見えてきた冬。
Xの本質が段々見えてきたお話。
街がクリスマスムードなある日、Xから呼び出しがかかった。
X「会社を作ったから方針を説明する」
ふーん、やっとかー。
まぁ手伝うにしてもどういうことやるのかとか、報酬の話とかも聞きたいしなぁ。
そんな気楽な感じで仕事終わりにイルミネーションが眩しい都会へ。
この日集められたのは私とB君。
さっさと予約したという居酒屋に入り、仕事に疲れた体にビールを流し込みながら、安いツマミを食う。
うまい。お酒がうまい。
自分事だが、うるさい居酒屋の安酒をかっくらうのも嫌いじゃない。
むしろ好きな人種である。だから基本的にお酒の場は楽しめる。
そんな周りも年末・クリスマスムードでワイワイとしており、お酒も入って楽しいムードにまでなっているが、そんな中Xはなかなかメインの話をしない。
なぜだろう。。。。ほんじゃしょうがない。ちょっと聞いてみるか。
私「起業した会社の話そろそろ聞かせてください」
B君「確かに、細かいことしりてーっす!!」
X「しょうがないなぁ」
X「起業したのでこれから本格的に色々やっていこうと思う」
X「会社名はコレだ」
私・B君「はいはい!それでそれで!!??」
X「この社名の意味わかる?」
X「やっぱり今の時代やるべきことは~」
X「教育なんて掛け算だぜ、人が集まれば勝てる~」
・・・・
私(あれ・・・?具体的な話が何も出ない・・・?)
そう。
誘われた時、その後からもずーっと漠然と感じていた違和感。
"具体的な話"が全然ないのである。
その後も
・どういう集客をしていくんですか
・どうやってコンテンツを拡充させていくんですか
・我々のお金とかはどうなりますか?
そんな質問を全てはぐらかしていくX。
表面上は笑顔で相槌を打ちながらも、
これはちょっと・・・・?
意図的?計画的?
なぜ全然求める答えを言わない??
・・・・ちょっと怪しいな。
そう思いつつもずーっと話をしていたが、
今となれば、Xが喋ってた話は業界の分析でも、今後の方針でもなんでもなく"自分はこんなにできるんだ"という話と"今の会社はこういうところがダメだ"という愚痴。
あぁ、そういえばこの人が喋るときは「自分がどれだけ他人より上なんだ」という話しかないなと気がついてしまった瞬間。
自称自信家・自称スーパーマン。
違う。
自分のことをそう思いたい人なんだ。
段々嫌なところが見えてくる。
人を卑下してマウントを取る。
本人の居ないところで愚痴を言う。
目の前にいる相手は褒める。
その上で、自分が褒めてもらえないと機嫌が悪くなる。
一回、相手の意見に添えず、否定的なことを言ってみた。
反応は
「なぜそう思う?」「それは違う、なぜなら~~」
「それならこういう考えはどうだ?」
・
・
・
・
その話題は長く続き、結局終わったのは、
"Xの満足する回答=最初から自分の中にあった意見"
をこっちが口に出した時だった。
・・・あぁ、そうか。そうなんだ。
さて、いつ頃身を引こうかなと考えだした、
そんなクリスマスシーズン。
そしてそんな気分の悪い年末に、
3人目のメンバー、Aさんの存在を知ることになる。
この時点でのXのイメージまとめ
・自分では計画性があると思っていることがボロボロの中身無し
・本当に自分事しか話をしない
・「俺もよく母親に言われるんだ」というマザコンっぽい言動多数
・明らかな自信過剰
・発言と行動の剥離、実力が伴わないビッグマウス
・マウント野郎、全てが上から目線
・ただ使う言葉は"仲間"・"平等"
・中身がほぼ子供